ぶぁい（かわいい声）

声優の沢城みゆきさんがおめでたで休業するそうな。おめでたいなあ。

現在『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎や『ルパン三世』の峰不二子、『ピカちんキット』の遠松エイジと錚々たるメインキャラクターを演じているので代役が立てられるそうです。あ、でもルパンは9月で終わるだろうからとっくに収録してるかも。

産休で声優が交代というと思い出しちゃいます。

私が子どもの頃『おぼっちゃまくん』というアニメをやっていたんですよ。で、アニメも放映していたんですが途中で主人公・御坊茶魔役の声が変わった時期があったのです。で、その変わった声がすごく可愛かったのが強く印象に残っています。普通の茶魔の声っておばさんくさかったけど、もうてんで可愛らしい声に。その声で「ともだちんこ」とか言うから今にして思えばエロスだったな。

中学生くらいにまでなるとさすがに声優の変更も気にならなくなります。『ONE PIECE』のチョッパーもロビンも変わっていた時期がありましたよね。あれも産休だったのかな？　まあ病気よりは産休の方であって欲しいですよね。男性声優は産休なんてまずないから声が変わっちゃうと「病気か、大丈夫か？」と心配しちゃいます。

フェアプレーの効用

今週、人気野球漫画『ドカベン』の連載が終了しました。アニメ版のオープニングにこんな歌詞があります。

『人生いつもフェアプレイ　スポーツ精神　花と咲け』

先程ワールドカップ、日本代表が決勝トーナメントに進出決定しました。ポーランド戦では0-1で残念アンガラ負けてしまったのですが、同時刻にプレイしていたセネガルがコロンビアに負けたことで1位はコロンビア。2位まで決勝進出できるので同じ勝ち点ポイントを持っていた日本とセネガルは得失点差と総得点数によって争うはず……だったのです。

しかし得失点差・総得点数どちらも一緒ということでフェアプレーポイントで決められることになりました。フェアプレーポイントとは警告・退場によって減点されるものでその結果日本が2位になり決勝トーナメントに進むことが決定したのです。やったぜ～～～～。

最後のボール回しての時間稼ぎを批判する人もいるでしょうが、あの状況ならブラジルだろうがイタリアだろうがやったと思いますよ。ヘタに攻撃してカウンターくらって追加点取られるなんてそれこそ目も当てられない。他のチームを利用して先に進む。西野監督は戦術もさることながら戦略もお得意のようです。勝負師よのお。

試合後、日本チームの監督も選手もやや微妙な表情でインタビューを受けていたのですが、それでもルールに沿った決勝進出です。一部のマスコミや週刊誌はバッシングしてくるでしょうが、それくらいのプレッシャーでへこたれる暇なんてないですからね。あとコロンビアでレッドカードをもらってしまった選手を心配しましたが、無事に1位通過できて何よりです。コロンビアとかサッカーに関してはガチで危険だからね。

実力も勝利への執念もそうですが、何よりフェアプレーに徹したことで決勝進出できたというのがとても日本のチームらしいな、と私は思います。礼儀正しさで道を拓いた、と。真面目にやっていてよかったって奴です。スポーツ精神、花と咲け。

挟まれる水枕

暑い夜です。

でもエアコンはあんまり使いたくありません。気管がもともと強くないからすぐに咳が出てしまうからです。おっさんになってから咳の出が強くなった気もします。そんな私にピッタリなのが水枕です。水枕でいいのかな。凍らないプルプルしたものが入った枕です。それを冷凍庫でじっくりと冷やしたものをタオルで巻いて使います。

もちろん水枕なのだから枕代わりにするのですが、私はもっぱら腋に挟んでいます。腋が冷たいと全身が冷えます。あと戯れにまたぐらに挟んだりもしています。腋も太腿も大動脈が通っている部分です。大動脈を冷やすと全身が冷えるのかな？

ただ不思議なことに腋に挟まれている時にくらべて股ぐらに挟まれている水枕からはなんだか哀愁が漂っているように見えます。そりゃそうだ。おっさんの股ぐらに挟まれて一晩すごすなんて地獄以外の何者でもないですよ。しかもこのおっさん、下はパンツ一枚ですぜ。おっさんの生肌とタオル越しに触れ合うとかね、水枕に人権があったら裁判沙汰ですよ。

朝方、冷気がすっかりと無くなってぐったりとしてる水枕もまた、妙な寂しさを感じさせます。

夢の住人

明晰夢を見た。ここまではっきりと自分が夢の世界にいることを認識したことはないので起き抜けの今、興奮気味にここに記す。

私は六畳くらいの部屋にいた。部屋の壁と床はコンクリートで窓が二つあり曇りガラスがはめ込まれている。天井の照明器具を使わなくてもガラスから入る光で充分部屋の様子はうかがえた。

部屋の中央には長いベンチ風の椅子が。背もたれはない。椅子の色は赤かった。片方の壁はすべて本棚で占められている。高さは５ｍくらいだろうか。とにかく本棚にはぎっしりと本が並べられている。スポーツの本、雑誌（ジャンプらしきものがあった）、教養の本、クロスワードクイズの本なども置かれていた。

私はなぜか急に本棚の上を見たくなった。本棚に手をかけると、ひょいひょいと上へとのぼっていく。

ここでふと、気づいた。

おや、私はこんなに身軽ではないぞ。それに岩肌を登るヤモリみたいに本棚を登っているのに腰も背中も驚くほど軽い。まったく重心がかかっていないようだ。

そうか。私は夢を見ているのだ。ここで初めて自分が夢の住人であることに気づく。

幸いなことにまだ夢から覚めてはいない。誰か自分以外に人がいれば面白いことになっただろうが。いっそのこと部屋から出てみるか……。本棚にしがみついたまま、私は扉を見た。扉の外には何があるのか興味が湧いたのだ。しかし本棚の上も気になる。まずは本棚を登りきってから扉の外に出てみればいい。

本棚を登り切った。本棚の天井は奥があった。奥を覗き込むと隣の部屋だった。どうやら私が最初に居た部屋は本棚の上部には壁がなく、隣の部屋の本棚と背中合わせにくっついているのだ。

なるほど、と考えていたらスマホの目覚ましアラームに起こされた。７時１０分だった。

日替わり歯磨き

贅沢というか、意味があまりないというか3本の歯磨き粉を日替わりで使っています。

・つぶ塩
・生葉
・ピュオーラ

この順序で一日ずつ歯を磨いているのです。なんでこんなことをしているかですって？

何年か前に虫歯で歯茎が腫れて痛かった時に、生葉の塗り薬を使ったらあっという間に痛みが収まったのです。この話は旧ブログの歯・歯・歯に出ていますね。それから歯磨き粉は生葉を使っていたのですが、ある日どこかに生葉がいってしまったのです。しょうがないので生葉を買おうとしたら薬局にはなく、昔から使っていたつぶ塩を購入。ちなみに生葉はテーブルの下に転がっていました。そしてちょっと前に親からピュオーラを貰ったのでためしに3本の歯磨き粉を日替わりで使ってみることにしたのです。

日替わり生活をはじめてもう三ヶ月くらいになりますかね。なかなか歯磨き粉はなくなりません。そりゃそうだ使用量が通常の3分の１なんだから。

違う歯磨き粉を使い続けているせいか親から「最近、歯が綺麗になった」と褒めてもらえるようになりました。それぞれの歯磨き粉の薬効成分がぶつかりあって特殊な反応を示しているのかな？

今日はつぶ塩の日。朝飯食べたら磨きます。