昨夜の『有吉の壁』で芸人たちがAIにコンビを決めてもらい、書いてもらった台本を演じるという企画をやっていました。
台本のネタの出来についてですが、つまらないけど会話や設定がシュールで逆にそれが面白さに繋がるという代物でした。私は今月からAIで遊ぶようになったので多少はAIの特性というものがわかるのです。なぜAIが作るネタは面白くないのか! と。
簡単に言ってしまえばAIは毒舌とか不謹慎なネタを書くことはできないからです。本当はできるのでしょうがAIを運営する側が規制をしているようです。AIは人工知能とはいえまだまだ発展途上、事の善悪を良くわかっていません。使い方次第で人を簡単に傷つけるような文章も書けてしまいます。それをさせないために過激な文章は書けないようにされているのです。
だから番組を観た人はわかるでしょう。AIは皮肉程度のことは言えても相手を罵ったり貶めるようなセリフは書けないのです。さらに世界中から情報や知識を集めているので、日本人の感性とは違う薄いアメリカンジョークのような台本が出来てしまうのです。
日本人向けに特化した規制のないAIができればいいのでしょうが、少子高齢化進む日本を対象にそんなAI作る奇特な会社はないでしょーな。