「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送6/26=もっとも優しい刑事・殿下の名刺が悪用され・・・・

2022-06-26 07:36:25 | 放送予定

仕事量↑モチベーション↓の反比例けぶでございます<(_ _)>
余裕がないけど欲しいよう・・・(^_^;)
回を重ねる、コロンボ総統氏とスヌーピ敏腕刑事氏引率の特別機動ロケ捜査隊の活躍を観て、よだれが止まらず・・・
用賀に行って、署にも寄らず捜査するストイックさが好きです。

いや、書かないとと思っていることがたくさんあるんだよな・・・竜さんのインタビューとか、欠番理由でふと思いついたこととか、訃報なども・・・・腱鞘炎、何とかならないか(^_^;)

おんぼろけぶのことは置いといて。

さて、6/26のサンテレビ・太陽放送。
名刺を犯罪に使用された殿下が窮地に陥ります。殿下の一枚の名刺を捜しながら、殿下の人柄に触れる一係の面々も描く、#115を放送。
殿下ファンであれば「もっとも優しい刑事」の称号を象徴する本作の視聴は必修(^_^;)。
テキサス。次回は「ひとかませ」あって一段階落ち着くので、「空回り激熱」が見られるのは実は本作が最後ではあります。


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/26(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第4話)
サンテレビ1(地上波)

第115話 49.09.27 一枚の名刺 (殿下)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
 
ゲスト:早川保
 倉野章子
 平野康 鮎川浩 向井淳一郎
 草間璋夫 桜井克明 永谷悟一 林靖子 松坂雅治 加藤茂雄 鈴木治夫 竜のり子

脚本 小川英 大川タケシ

監督:竹林進

ある高級住宅街で深夜主婦が絞殺されたが、被害者の懐に殿下の名刺が入っていた。
そのことで一係に本庁の牛島警部が乗り込んできて、殿下に詰問する。
一係のメンバーはその牛島の殿下に対する「最初から容疑者としてしか見ない」態度に反感をおぼえ、一係独自で悪用された「一枚の名刺」の出所を捜索することになるが、殿下は自宅謹慎となってしまう。
殿下は名刺を配った相手を記録しており、さらに「一枚の名刺」は5年前に作成したもののミスプリントがわかり使用を止めた中の1枚であることが判った。
一係のメンバーは名刺捜しに勤しむ。
中には逮捕した男の息子やウエイトレス、寿司屋の大将に殿下の父の知人など様々。名刺を渡して果たして相応しいのかと疑問になる相手も含まれていたが、そこには殿下が絡んだ様々な人間模様が潜んでいた・・・・。


殿下活躍編と云う趣きよりは、全員で殿下の今までの刑事としての足跡を検証すると言った方が良いような内容なので、「愛の詩―島刑事に捧ぐ」の元ネタという位置付けもできると思います。殿下の過去回想型の話の原点であるので、ここである程度の殿下キャラの方向性が決まったものと思います。
この辺りの設定というのは、もしかするとファンからの要望もあったんじゃないでしょうか。
女性ファンにはかなりキュンとくる巧みな設定ですが、これを言ってみれば後付けで設定することが出来たのは、殿下のキャラクター力所以だと思います。もしこれを初期から設定していたら、現実味が無くて総スカンを食らっていたように思いますが、キャラクターを2年間変化させて熟成させ、さらには演じる小野寺さんもそれを消化できたからこそと思うと、今思うと、ある意味贅沢なキャラクターの育て方なんですよね。

あ、そういえば
テキサスの酒癖の悪いところも披露されますが(^_^;)
(熊本出身というのも披露)

話を殿下に戻すと、5年前から七曲署に居るとか、妹と同居しているとか、前後の設定的に矛盾する部分も出てきたりしていますが、七曲署所属設定についてはこの話だけ飛びぬけて旧いので、かなり辻褄が合わなくなります。


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7/16 NHK BSP 石原裕次郎がテレビと出会った時(太陽50周年放送開始舞台裏)

2022-06-25 07:00:58 | 放送予定

体調がなかなか回復しないけぶでございます<(_ _)>
腰がうごきません・・・(^_^;)
マイカー通勤+デスクワークなので、仕事は何とかこなしてはいるのですが、
ほぼ仕事漬けの毎日なので、完全仕事脳と化し、忘れ事も多くなり、ここに書きたいことも山ほどあるのにまとまらず、
休みは次週の体調調整のため寝たきり状態・・・・やっぱり50歳というトシだと、無理が効かなくなってきているということか・・・。
仕事の方はお盆まで「毎日最低12時間労働」は確定のようで・・・・。

と、初老の男の愚痴はこれぐらいにして・・・

小職が50歳ということは、太陽も50歳を迎えるということなのですが<何が
各位いろいろと太陽50周年アプローチを行っておられるようですが、なかなかうまくいかず、
セレモニー的なものはないのか・・・・と半ばあきらめていたところに、

NHKです。

近年はNHKでネタにされることが多く、本家日テレは全くもって動きがないので、
太陽関連もNHKに「移籍」するのではないかと。
ここまでやってくれるのであれば、本編の放送も期待しちゃいたいところです。
豊さんも証言するようです・・・・!

以下、NHKサイトより。


石原裕次郎がテレビと出会った時
BSP 7月16日(土)午後9時~ 放送!
裕次郎の没後35年、「太陽にほえろ!」の放送開始から50年となる今年7月。裕次郎がテレビの可能性を切り開いた時代と、金字塔とうたわれる刑事ドラマの舞台裏を描く。


1970年代、映画が斜陽の時代を迎えても裕次郎は大作を作り続けた。しかし無理がたかり35歳の時に病に倒れる。そんな裕次郎に声をかけ続けたのがテレビのプロデューサーたち。当初は断っていたが13本だけという条件で「太陽にほえろ!」に出演する。それがなぜ14年間も続き、刑事ドラマの金字塔とうたわれるようになったのか?竜雷太、水谷豊などの出演者、スタッフの証言から、裕次郎がテレビと出会った時代を振り返る。

https://www.nhk.jp/p/ts/5MZ6V67N1X/


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サンテレビ太陽放送6/19=よそ見しない山さんの動揺物語 その1

2022-06-19 08:02:39 | 放送予定

相変わらず、満身創痍中のけぶでございます<(_ _)>
これじゃ、当分まともに歩けないなぁ・・・・<爆発!腰痛刑事

さて、6/19のサンテレビ・太陽放送。
おめでたの山さんにタレコミ屋射殺の悲報。ストイックに犯人を捜す山さんはやがて犯人グループに捕らわれてしまいますが・・・。
山さん動揺編、斎藤光正監督の独特な演出、久美ちゃん最終回と、本作もいろいろと話題が多い作品です。
ゲストは何気に『警視庁物語』でありながら、花沢さんは冒頭で殺され役、中山さんは普通の会社の上役という贅沢なゲストの使い方、そして斎藤監督作品にマッチする服部妙子さんなど、ゲスト面も見どころかと。


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/19(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第3話)
サンテレビ1(地上波)

第114話 49.09.20 男の斗い(山さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

                   永井久美 青木英美(最終回)
セミレギュラー:町田祥子 

ゲスト:花沢徳衛
 服部妙子 中山昭二
 三島史郎 石山克己
 石川敏 山本純一 みやけみつる 小坂生男

脚本:柏倉敏之
監督:斎藤光正

山さんの妻・高子が妊娠したらしく、山さん自身は戸惑っている様子。
その折、懇意にしていたタレコミ屋の城所から会いたいと連絡があり、待ち合わせをするものの城所は現れなかった。
そこに城所の射殺死体発見の知らせが・・・。
城所の娘・千江は、山さんが城所を利用したことによって父親が殺されたと責める。
城所の周辺を調査すると、勤め先の同僚に関係した拳銃密造グループの情報を山さんに流そうとした為、殺されたと思われたが・・・。

山村家のおめでた。
懇意にしていたタレコミ屋・城所の死。
それが一挙に攻めてきた感じで、いつもは冷静な山さんも単独行動や迷い、そして激怒という熱いところが見られます。
簡単に行ってしまえば、後年に通じる山さんの弱点キーワードを集めた感じがします。
それに一係のメンバーもその弱点を承知しながら、上手くサポートしています。
特に長さんとゴリさんはかなりうまく行動していますが、テキサスも新入りながらストレートに城所の娘にぶつかっていい結果を生んでいます。
チームワーク的にも出来上がってきています。

それにしても、山さんも世の男と変わらず、奥さんには何もかもお見通しという・・・。
まあ、今回の山さんはある意味解りやす過ぎた部分はありますが(^_^;)
背広にしてももう着ることもないような、山さん自身の趣味には反した吊るしのものを買ってきますし(^_^;)
「山さん動揺編」であります。

この話の後日談的な位置に欠番の「非情な斗い」があるのですが・・・残念ですね。
この作品、準備稿より内容の変更があるようですが、そちらの方はかなりヘヴィー・・・。
そして、斎藤監督らしさが爆発します。

「恋の追跡~ラヴ・チェイス~」(欧陽菲菲氏)がトラウマ的に流れるのが印象的かもしれません。

久美ちゃんが本作で降板、青木英美さんのファッションモデル活動に注力する意向を汲んだものでしたが、テキサスとのやり取りをもっと見たかったというのは、まあ本音ですね(^_^;)


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サンテレビ太陽放送6/12=「テキサス&嘉 激情・・・もとい劇場」

2022-06-12 09:40:49 | 放送予定

 

すみません、すっかり音信不通中のけぶでございます<(_ _)>
持病のコミュ障の発症、なかなか抜けられない社畜穴、何度目だ!腰痛爆発、腱鞘炎でパソコンも打てず・・・・状態です。
俺に安らぎをくれぇ・・・・!と、休みは身動きの取れない状況です(^_^;)
ツイッターでのコロンボ総統氏とビバリーヒルズ特捜ロケ地刑事・スヌーピ氏のツイートをよだれを垂らしながら拝見させていただいております。
と、老人の戯言はこれぐらいにして。。。。

さて、6/12のサンテレビ・太陽放送。
異常な状況で刑事生活をスタートさせたテキサスのノーマル時を描くのはこの回からなのですが、まだまだ「ガチガチのアツアツ」状態、これはある意味故意というか事故というか、これを受け入れると、今後の太陽視聴のコクがかなり違ってきます。
さらに脚本が鎌田さんなので一癖二癖あるホン、そして加藤嘉さんの枯れながら火傷しそうな高森像など、癖が強いがその分爆発力のある話なので、突っ込みどころがありながらも愛される傑作となっていると思います。


【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/12(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第2話)
サンテレビ1(地上波)

第113話 49.09.13 虫けら (テキサス・山さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

                   永井久美 青木英美
セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:加藤嘉
 高樹蓉子 山田禅二
 野村光絵 川崎公明 木島進介 大宮幸悦

脚本:鎌田敏夫

監督:竹林進

ボスのはからいでヘリコプターの遊覧飛行を体験していたテキサスは、あるビルの屋上に人が「ぶら下がっている」のを発見した。
一見自殺に見えるものの、他殺の証拠がいくつか発見されたためその方向で捜査は開始される。
現場検証を重ねていたテキサスと山さんは近くのビルでこちらを覗っている望遠鏡らしき反射光を発見、そのビルに駆けつけると山さんの昔馴染みである高森という住所不定の男が屋上に住み着いていた。高森は覗きの前歴もあり、犯行を目撃したと考えられた為、テキサスが張り付く。
一方被害者の妻がまたもや自殺に見せかけて殺され、夫婦の自宅には高性能の無線機が発見され、一係ではスパイ組織関連の事件ではないかと見始める。
さらにすっかり仲が良くなったテキサスと高森が居た場が狙撃され、犯人を追って追いつめたものの、犯人はビルから自ら飛び降り死んでしまう。
その襲撃が引き金になって高森が吐血、入院してしまう・・・・。

ジーパンについては前半の彼の性格設定を担当した脚本家の鎌田さんが、今度はテキサスの性格設定の一端を担います。
登場編は異常な状態で発進してしまったテキサスにとっては、ノーマルな精神状態が描かれた最初なのですが、若者らしい甘さを出しながら、登場編から継続して野獣のような突進を見せます。そこに枯れた味の高森を絡ませ絶妙なコクを生んでいる作品だと思います。

高森の加藤さんは太陽初出演、実は当時は還暦をちょっと過ぎたぐらいの御歳だった筈ですが、もう枯れた味が出過ぎな演技で魅了します。
一応山さんも絡みますが、完全に「テキサス&嘉 激情・・・もとい劇場」になっています。

実はこの作品、テキサス登場編の撮影が結構混んでいたせいか、そのしわ寄せか・・・突っ込みどころが結構ある作品だったりします。
「朝口ヘリコプター」「ゴリさんのネクタイ」「カチンコが見える」など、細かいところで「をを?」と云わせる部分があります(^_^;)


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サンテレビ太陽放送6/5=いがくり頭の新人刑事・初日の衝撃的試練

2022-06-05 09:05:14 | 放送予定

まずは・・・
すみません、先週の#111の記事、サブタイトルを更新し忘れていました。
訂正してお詫びいたします<(_ _)>

さて、6/5のサンテレビ・太陽放送。
太陽再放送の「第三の壁」と突破し、テキサス刑事登場!
いや、未だに「太陽はショーケンさん・優作さんで終わり」という方、居られると思いますが、もう時代は令和ですし、あの時代のコンテンツを地上波で楽しめる機会というのも滅多になくなってしまったわけで、かつ、関西地区では前世紀以来の地上波放送ということもあるので、ぜひ観ていただきたいところです。
本編。
大きな括りでいう太陽第一期が終了、地続きながらキャラクターが整理され、新たに始まる太陽世界となりますが、藤堂チームの「末っ子」として当時演技ド素人だった勝野さんを抜擢、その底知れぬパワーにオリジナルメンバー各人の魅力を熟成させる期間であり、実際、シリーズ全体を見ても、テキサス編というのは非常に重要な位置を占めています。
その始まりのテキサス登場は、歴代新人刑事の登場編の中でも非常にハードな展開で甘さ控えめですが、レギュラー各人の役割再確認の意味合いがある本作は、なかなか熱のこもった名作かと思います。

 

【地上波】サンテレビ・テキサス編

6/5(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第1話)
サンテレビ1(地上波)

第112話 49.09.06 テキサス刑事登場(テキサス・ゴリさん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

                   永井久美 青木英美
ゲスト:高城淳一
 中庸介
 松風はる美 大村千吉 ライナ・ゲスマン
 葛巻運彦 加村赳雄 土田里美 森愛 佐藤明美 夏川圭

脚本:小川英 四十物光男

監督:竹林進

 

朝の一係部屋に見慣れないイガクリ頭の若者が掃除をしていた。
しんがりに出勤してきたボスが彼を紹介しようとした時、派出所爆破の急報が入って、顔色を変えた若者は部屋を飛び出していった。
若者は三上順、ジーパンの後任で急遽爆破された派出所から配置換えになったばかりだった。
現場は凄惨な状況、順の教育係だった田崎巡査は即死、いつも花を派出所に届けていた少女は重傷を負い失明が危ぶまれた。
怒りを抑えられない順だったが、ゴリさんがボスより「教育係」を拝命、さらに犯人は順も標的にしていたのではないかということから、田崎と順が扱った事件簿を片っ端から当たる2人。ゴリさんは順の身上書にある「協調性に欠ける」という部分に引っ掛かりを持ちながら、順が田崎と共にマークしていた滝村という男に絞り捜査を開始する。
さらに山さんのタレコミ屋から滝村は確実に順も狙っていることが判明したことで、順の怒りは頂点に昇っていくが・・・・。

演技経験の殆どない勝野洋さんが太陽チームに参加、それまでの新人単独主役的な部分を継承しながら、既存メンバーを深くかかわらせるというストーリー展開を重視した構成に移行していきます。全体的な印象では協調性があり先輩をたてる体育会系のテキサスではありますが、登場当初は猪突猛進型人間として描かれ、さらに勝野さんの必死な演技が迫力を醸し出します。
また、視聴者の裾野を広げるためスポ根モノのテイストも加味していきながらテキサス編は展開していきます。

初回である今回は、序盤からテキサスの怒りが爆発し、ゴリさんがそれを抑えるというものであり、本来のテキサスの持ち味である甘い部分が殆ど無い、かなり緊張感の漂う内容になっていますが、その「テキサスとゴリさん」の関係性ややり取りが見ものだったりします。


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