「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

勝田久さん、ご逝去・・・・・・・・

2020-02-23 11:19:01 | おくやみ
勝田久さんが21日、老衰で死去、92歳。
戦後まもなく演劇の道に入られ、NHK東京放送劇団に合格、ラジオドラマで活躍したのち、フリーとなり吹き替えや国産初テレビアニメレギュラー作品『鉄腕アトム』のお茶の水博士など多くの作品にご出演、ドラマ出演もこなされながら、声優学校を開設し近年まで後進の指導にもあたられていたとのことです。

ご冥福をお祈りいたします。

太陽には2作品ご出演。
#467「スコッチ非情」・・・南郷商事重役・森本
#564「夏の別れ」・・・南郷商事・西野常務(第一被害者の父)

奇しくも両作品南郷商事の重役ですが、一方は汚職の企業側張本人、一方は娘を愛する紳士といわば正反対の役柄でした。

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坂口芳貞さん、ご逝去・・・・・・

2020-02-15 08:57:47 | おくやみ
俳優で文学座附属演劇研究所所長の坂口芳貞さんが13日、大腸がんの為ご逝去。80歳。

1963年に文学座研究所に入られ、文学座舞台を中心に演出の方も手掛けられ、渡辺徹さん主演舞台も演出なされています。
海外作品の吹き替えはモーガン・フリーマンを持ち役となさるほか、数多くのお仕事をこなさていました。

テレビドラマについては、数はそれほど多くありませんが、大河ドラマ中心にご出演で、太陽にも3作ご出演です。

#194「兄妹」・・・京染会東京ツアー引率者
#322「誤射」・・・新聞記者
#411「長さんが人を撃った」・・・外科医

ご冥福をお祈りいたします。

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文庫版「太陽にほえろ!伝説」レヴュー

2020-02-14 22:01:12 | けぶの散財日誌
ちくま文庫版「太陽にほえろ!伝説」が発売されましたが、事前にご紹介させていただいている経緯から、実物を検証致します。



ポイントを幾つか書いておきますので、ご参考にしていただければと思います。

*内容は基本的に岡田さんの執筆部分に「増補決定版」の補記、そして今回の出版に際しての補記があります。

*あくまでも「太陽にほえろ!伝説」の岡田さん執筆部分のみを文庫化していますので、体裁としては初版に戻った印象です。
ということで、資料として増補決定版で増補された過去の記事や企画書、「月刊ドラマ」はオミットされています。

*オミットされたものと言えば、あくまでも文庫化ということで、カラーグラビアの殆どなど多くのスチール写真がオミットされています。
記事とは関連しないものや、ベストエピソード100は今回掲載は叶いませんでした。
さらにマカロニ関係については、表紙以外全て落ちました。
ただし、ジーパンに関しては点数は減りましたが、新たに2ショット別スチールが加わっています。

というところです。


初版から掲載されているサブタイトルリストは健在なので、太陽中毒は(警察)手帳代わりに携帯することをお勧めいたします(^_^;)
ファンどうしの初対面の際にぜひ、山さんのように懐からさっと出しても、長さんのように印籠風に出しても、ゴリさんのように懐に隠しながら提示しても・・・って(^_^;)

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太陽愚連隊=太陽にほえろ!大全集10 スニーカー編

2020-02-12 22:10:11 | 太陽愚連隊関連
ハマ方面では「磯村憲二劇場」が炸裂していると思います(^_^;)

とは関係ないのですが(^_^;)

既にツイッター等で切通理作さんなどのツイート、まんだらけでの販売開始などで頒布は始まっていることをご存じな方が多いと思いますが、遅ればせながら弊ブログでもご紹介いたします。

二年越しに制作された、「太陽にほえろ!大全集10」はスニーカー編。
頒布額1,200円 全128ページ カラー口絵4ページ オフセット 本文墨 表紙カラー 
A4ペーパー付き。


お問い合わせは、直接ペッパー先輩へ。
taiyo1987@live.jp

表紙は太陽中毒御用達の「殴られたスニーカー」。

スニーカー編(主演作)解説とお馴染みの構成もありながら、ディスコグラフィはカセットテープも、ロケ地検索もかなり気合が入った内容(沖縄含む)となっており、記事スクラップも充実した内容となっています。

山下さんご自身も最近太陽話が出やすくなっている様子ですし、NHKでは「おしん」ももうそろそろ終盤、山下さんの俳優としてのスタートを記録している意味合いもあるのかと思います。

既に私の存念は書きましたので、資料としても是非にというところです。

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太陽タイトルロゴ

2020-02-10 23:00:42 | 当直室日記
自分のケツに火をつける努力をしているけぶでございます。
という状況なので、手近な話題から少し・・・<(_ _)>

ペッパー先輩がツイッターにて「太陽にほえろ!」タイトルロゴについて宿題を出されていましたので、ちょっと飛び入り(^_^;)
「!」マークでだいたい判断しますので、おおざっぱかもしれませんが。

1「プロトタイプ」:初期台本に使用された毛筆体のロゴ。#14までの台本に使用。

2「広報・商品用タイプ」:新聞広告・番宣商品などに広く使用された正式ロゴ。
提供タイトル、CM明けスーパー、#15~の台本、初期ノベライズ、200回記念名場面集、サントラなど(アポロン除く)音楽関係、脚本集(なぜか)、カレンダー。

3「本編タイプ」:本編タイトルロゴ(#1~#216、#217~#705、#706から刷新)

4「日テレ出版タイプ」:テキサス編からのノベライズ、名場面集(「!」マークが細く角ばっている)

5「日テレ出版タイプetc」:多くのカレンダー、後期の名場面集はその都度レタリング(斜体多し)されていた模様。

6「その他」:1~4を模したもの、全く違うもの(^_^;)、アポロンカセット毛筆体、汎用フォント・・・etc

こんなところかなぁ・・・・。

少なくとも80年代後半については、日テレ広報部・専任の方がタイトルをデザインされていたようですが、太陽はどうなんでしょうね。


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内田勝正さん、ご逝去・・・・・・・

2020-02-09 18:43:36 | おくやみ
内田勝正さんが1月31日にご逝去、享年75歳。
胃がんで10年間闘病した末ということです。

青学卒業、劇団四季研究所からの役者人生スタート、そして俳優連合会の副理事長と、エリート的な故人の略歴と、我々が知っている悪役の顔にアンマッチなところを感じますが、悪役に転ぜられたのはテレビ進出を本格化されたころの『木枯し紋次郎』での市川崑監督の助言が切っ掛けだったそうで、悪役ながらもインテリジェンスが漂う冷静さを併せ持った役者さんだったと思います。


太陽では6作品にご出演、ほぼ冷徹な犯人役か暴力団幹部を演じらました。

#39「帰って来た裏切者」・・・西田
#61「別れは白いハンカチで」・・・ 土井
#223「あせり」・・・ 黒田
#411「長さんが人を撃った」・・・ 黒川和博
#638「危険なふたり」・・・広崎
PART2 #2「探偵物語」・・・ 朝倉盛雄

ご冥福をお祈りいたします・・・・。

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3/18公式本出版!―ショーケンと優作、そして裕次郎 「太陽にほえろ!」レジェンドの素顔―

2020-02-09 17:26:43 | けぶの散財日誌
すみません、ちょっと「書けない」期に突入しておりまして、長期欠場しておりますけぶでございます<(_ _)>
これ、メールもそうでして・・・。

愚連隊の新刊、年始にいただいたメールのご返信、内田勝正さんのご逝去、週間ポストの刑事ドラマランキングの件、コロンボ総統の奮闘(パークサイドは西新宿3丁目現:萬年屋駐車場)ハマで盛り上がっている『あいつがトラブル』の件などなど・・・。
何しろ、書けない・・・・というスランプに陥っています<(_ _)>
ファミ劇放送終了がこんなにも自分自身に影響するとは・・・。

という、スランプな時に必ず助け船を出してくれるのが我らが太陽。
もうすぐ「太陽にほえろ!伝説」の文庫化もあり、表紙デザインが公開されていますが、まさかの日本テレビ公式本が令和になった今、新刊として発売されます。
それもこれも、岡田P氏のご尽力じゃないかと思っていたりして。





ショーケンと優作、そして裕次郎 「太陽にほえろ!」レジェンドの素顔

岡田 晋吉 (著), 日本テレビ放送網 (著, 監修), 東宝 (企画・原案)
定価: 1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2020年03月18日 判型:四六判 商品形態:単行本 ページ数:232 ISBN:9784046045584


もくじ
プロローグ 「太陽にほえろ!」前夜
第1章 マカロニの冷静
第2章 ジーパンの情熱
第3章 ボスの優しさと強さ
特別鼎談 竜雷太×梅浦洋一(東宝プロデューサー)×岡田晋吉

内容紹介
マカロニ、ジーパン、ボス!熱き男たちと昭和の熱気が蘇る!
今年11月は松田優作が亡くなって丸30年、来年3月はショーケンこと萩原健一が亡くなって1年経つ。二人の出世作となった「太陽にほえろ!」は、ショーケンにとっては初めてのテレビドラマの主役作品、そして松田優作にとっては、文学座の無名の研究生から、一躍スターダムに駆け上がるきっかけとなった。そして二人を見出したのが、日本テレビのプロデューサーだった岡田普吉氏。岡田氏だから語ることができる昭和から平成を経た令和の今も輝き続ける二人の素顔と、これまた初のテレビドラマの主演に引っ張り出した石原裕次郎の姿を、最高視聴率40%をたたき出した伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のエピソードや豊富なスチル写真とともにまとめ上げる。昭和47年から61年にかけて放送されたドラマを観ていたあの頃の若者たちの胸に、あの頃の輝きを取り戻す一冊

著者について
●岡田 晋吉:1957年、慶應義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビ入社。芸能局映画部で「ヒッチコック劇場」など外国テレビ映画を数多く手掛ける。1964年に「青春とはなんだ」をプロデュース。以降、「これが青春だ」、「でっかい青春」など“青春シリーズ”をはじめ、「太陽にほえろ!」、「傷だらけの天使」、「俺たちの旅」、「あぶない刑事」など、日本テレビを代表する名作ドラマを次々に発表。中京テレビ副社長を務めたのち退職。現在、川喜多映画文化財団常務理事、日本テレビ顧問。

以上、Amazonより


多分、NHK「アナザーストーリーズ」の影響はかなりあったのではないかと思いますし、本家の日テレが何やってるん?という部分もあったりしたのではないかと・・・・ちょっと遅ればせながらという印象もありますが、「太陽にほえろ!伝説 増補決定版」の出版が2003年ですから、それ以来の公式本となります。
なにしろ日テレ公式本ですから、変な形にはならないとは思いつつも、既に現場に太陽を知っている人がどれだけいるかという不安もあります。
タイミングが遅れたという部分を発掘スチール(「太陽にほえろ!伝説」の時も蔵出しスチールがかなりありましたから)でカバーしてもらえないかなぁ・・・などと淡い期待を抱き、俺のケツにも火をつけてスランプを乗り越えないと。。。
梅浦P氏も登場なさる訳ですし。

岡田さんは最近、終活を始められているようですが、こうやってまだまだご活躍なさる姿には頭が下がる思いです。

本当に、こんなドラマ、ないですよ。
(贔屓目を差し引いても)


・・・・と、既に代表の数うちゃ当たる二挺拳銃と、唐木のおいちゃんと、ナンノさんの可愛らしさを、本放送当時のVTRを引っ張り出してきて、観るだけ星人と化しているけぶでした。。。。


追伸・・・
10冊予約してしまった俺っていったい。。。。

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