北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

2019, 春の瀬戸内路 春爛漫!「松山道後温泉散策編」

2019-04-25 | 寄り道散策
我が街札幌も本日4/25にようやく桜の開花宣言が告げられた。GWには丁度ピンク色に染まり、10連休と重なって
例年に無い最高のお花見シーズン最高潮の頃と思う。小生の四国春爛漫シリーズの桜も間に合ったようだ。

別子銅山の山奥から約1.5時間のドライブで、今夜の宿である道後温泉にはまだ明るい午後4時頃に到着。
温泉街の散策を楽しめるように時間配分をした。国の重要文化財である「道後温泉本館」は、7年間の保存修理工事に
入ったばかりで、素晴らしい全体的な建築美もお預けになったが、いろいろな角度から見て回ることが出来た。


さっそく本館向い側「湯神社」境内の丘に上がり、「空の散歩道」から道後温泉本館上空からのショットを数枚。






本館とすぐ目と鼻の先のホテル「茶波瑠」に入り心地よく一服のあと、工事中で残念ではあったが、素晴らしい
建築美の道後温泉本館を中心に一回りしながら、のんびりとお土産を選び方々、夕暮れ散策をしてみた。












道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」が「飛鳥時代をイメージ」「太古の道後」をテーマにオープン。


駅前のカラクリ時計


風情がある坊ちゃん列車始発駅「道後温泉駅」






レトロなボンネットバスも走ってる。


明日はいよいよ桜満開の松山城へ登城。

2019, 春の瀬戸内路 「しまなみ海道から東洋のマチュピチュ 別子銅山へ」

2019-04-19 | 寄り道旅
別子銅山は1690年(元禄3年)に発見され、翌1691年に開坑、以来、1973年(昭和48年)に閉山するまで、江戸・明治・
大正・昭和の4時代283年にわたり、開坑から閉山まで一貫して住友が経営。最盛期には5,000人もの人がいたそうだ。
住友グループを生み出した銅山師・銅商として台頭した泉屋(住友)の歴史があった。



道の駅マイントピア別子の端出場ゾーン。 別子銅山へは県道47号線から山道を標高750mまで登って行く。


旧水力発電所(登録有形文化財)


ループ式の県道や狭い山道の所々で離合ができる場所もあり、険しい山道ながら普通自動車なら到達可能。
道の駅マイントピア別子から東平(とうなる)ゾーンへは約20分。




標高750mようやく採掘本部跡に到着。近代の歴史を感じる建造物は一見の価値あり。




各方面から運ばれてきた鉱石を一時的に保管していた東平貯鉱庫跡。左上最上部の展望台・駐車場から一望。






赤レンガ造りの東平索道停車場跡。


東平の電車乗り場から集落をつなぐ短いトンネル(坑道=間符=マンプ)。


第三通洞。1795mの主要運搬坑道。S13年からは8人乗りのかご電車にも提供されていたとある。


かって物資を運んでいた軌道インクライン跡、現在は遊歩道として220段の長大階段に整備されている。


(参考画像)






(参考画像)本家のマチュピチュ


銅山跡施設は山奥に取り残されたある意味廃墟のような雰囲気ながらも、その巨大さとロケーションとで、
ロマンにあふれていた.

2019, 春の瀬戸内路 「坂道と文学と猫の街 尾道からスタート編」

2019-04-12 | 寄り道旅
札幌生まれの小生と九州生まれのかみさんの、毎年春の年間行事である「義母の健康伺い弥次喜多旅」が、旧年度が
終り経常管理業務に一段落した区切りに、4月早々の新年度に入った今年も、桜の季節ど真ん中の4/2-4/10に行って、
無事を確認してきた。
毎年、新千歳ー福岡間の直行便+レンタカーの往復で行っていたが、道中に飽きが来たので、数年前からは実家到着
数日前に、毎年異なったルートで、途中の寄り道観光を先にしてからの実家入りしている。
この寄り道風来旅のおかげで毎年恒例の九州旅が、一段と楽しいものになった。

今年は広島空港に降り立ち、尾道に一泊し、翌日はロープウェーで千光寺へ。しまなみ海道を渡って愛媛県に入り、
今は「東洋のマチュピチュ」と云われる「別子銅山」が当時栄えた栄華の一部が残っている山奥に点在する遺構を
見て周り、道後温泉へ。三日目には桜満開の松山城で一足早い花見気分で八幡浜港から「伊予灘」をフェリーで別府
へ渡り、北上して満開の桜を愛でながら「昭和の街」豊後高田の実家を拠点に五日間・・の贅沢な行程。

先ずは第一夜。下界は大荒れの天気の中、雲の上 青空の中を気持ち良く飛んで


広島空港着陸荷物受取り場のメッセージ


食事は尾道名物、穴子のひつまぶし「尾道のおひつ」。食べ方には四分割での美味しい流儀がある。




翌朝はロープウェーで千光寺公園から、しまなみ街道方面の絶景を堪能




ロープウェーからの千光寺








足が悪くて行けなかったが、頂上からのレトロな坂道散歩では志賀直哉・正岡子規・林芙美子の文学碑がある「文学の小道」や、
路地には「猫の足跡」がある。今は三重塔になった「天寧寺 海雲塔」越しに見る眼下の尾道水道のパノラマはナカナカ!






この後は、しまなみ海道を渡って愛媛県に。