新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

ブラジルの黄熱病騒動、リオまで侵入!

2017-04-25 08:21:31 | 黄熱病

ブラジルの黄熱病騒動がおさまる兆しを見せないなか、ついにリオまで侵入。

これまでブラジルの黄熱病地図は、沿岸部が薄くフリーで、中身は色がついてる「スイカ状態」でしたが、これまで黄熱病が見られなかった沿岸部まで色がついて「塗り絵完成状態」になりつつあります。リオ当局はワクチンキャンペーンをやると言っていますが徹底されず「spotty」だと言われていて、この事態が1年早かったら、あるいは、リオオリンピックが1年遅かったら、ジカとダブルパンチで大変なことになっていたでしょう。

ソースはCIDRAP
http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2017/04/yellow-fever-reaching-rio-official-says-brazil-prepared

With yellow fever reaching Rio, official says Brazil prepared


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インド人は考えた。カエルのネバネバはインフルエンザ特効薬になるのではと

2017-04-25 08:02:52 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

カエルの粘液にインフルエンサウイルスを抑えるぺプチドを発見、すべてのH1型に効果確認報道。

  • 米エモリー大、インドのガンジーセンターRGCBらの報告。
  • カエルの粘液中のペプチドがすべてのH1インフルエンザに対して有効を確認(マウス)。これが抗インフルエンザ薬やワクチンに応用可能か研究継続中。さらに他のウイルスに適用可能かも。
  • この物質はウルミ(Urumi)と名付けられた。これは、カエルの分布域と同じ地域で、インド武術家が使う赤リボンの剣にちなんだ名前である。

カエルといえば、生物実習でキャーキャー言いながら表面のネバネバと格闘したものです。そのネバネバがインフルエンザ特効薬になるかもしれない・・・インド人はなんとも面白いことを考え付くものですね。願わくば実用化にこぎつけることを願いつつ・・・

ソースはBiospectrum
http://www.biospectrumindia.com/biospecindia/news/225061/rgcb-scientists-help-isolate-h1-flu-slayer-frog-skin
Thiruvananthapuram

RGCB scientists help isolate H1 flu-slayer from frog skin

 


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4月24日(月)のつぶやき

2017-04-25 05:20:06 | ツイッター(自動転送)

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