インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

チタンでできた人工歯根をあごに埋め込むのがインプ

2017年01月02日 | 日記
チタンでできた人工歯根をあごに埋め込むのがインプラント治療ですが、チタンは金属の中では、骨との親和性が高い方でアレルギーの発症例も少なくなっています。


インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の一通りの検査を行い、治療適用が妥当となったところで治療を始めるのが普通ですから患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。


そして、治療終了後のメンテナンスを欠かさず継続することで長い間、問題なく使うことが可能になります。


インプラント治療には隠れたメリットがあります。


仮歯が入れば、義歯だと気づかれることはめったにありません。


歯茎から生えているので、見た目も自分の歯に近く自然な感じを保てるので自分から、義歯だと他の人に明かさないでいれば義歯だと気づかれることも気にする必要はありません。


費用や期間より、見た目重視の方にとって優先したい治療方法ですね。


インプラント治療が難しいとされる最大の理由は、失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。


自分の歯にかぶせるクラウンやブリッジと異なりインプラントをあごの骨に埋入し、組織を作って定着させる治療なので何らかの理由でインプラントと骨がなじまず、インプラントが定着しなければ普通は再手術しか手段はなく、骨を深く削る大がかりなことになってしまいます。


それに、埋入手術の際には手術時に神経を損傷する危険を伴います。


インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、あごの骨が治療に耐えられるかどうか調べてください。


特に要注意なのは歯周病や顎関節症で、まずあごの骨の状態を完璧にするために、その病気を完治させるのは必須です。


さらに、美容整形を受けてあごの骨を削った患者さんもリスクを背負っています。


ただし、これらの既往症があっても治療の可能性はゼロにはならないので歯科医とよく話し合うことを心がけましょう。


検査から治療後のメンテナンスまで、インプラント治療はほぼ全面的に保険適用外です。


保険が適用されればありがたいのですが、インプラントを入れるという一連の治療は保険適用が可能な他の治療方法よりも検査、土台となるあごの骨の管理、人工歯調整、手術とかなりの手間がかかるためです。


手術の前後には様々な処置が必要で、インプラントが周りの歯の間で落ち着くまでにも時間がかかり、トータルの治療費用は高額になってきます。


これを保険適用にしてしまうと、他の保険適用治療にしわ寄せが行くでしょう。