父のあとをついで若い村おさとなったサマナは、西の村と和ぼくしたいと考えた。それは、あらそいは双方の村のはめつにつながるだけ、というテミーの強い説得があったからでもある。
それからしばらくして、サマナとテミーは結婚の式典をあげることになった。式には西の村からも大勢の人々、なかでも若者を招き、まる3日続いた。
若者には東の村も西の村もない。互いにひかれあう男女もできて、サマナは縁組をすすめた。
西の村も豆の種をほしがった。それをきっかけに村の人数を正確に調べ、海と土地の境を新たに定めた。
こうして双方の村で人の行き来がふえ、食べ物に困ることがなくなると、村同士のあらそいは自然になくなっていった。
それからしばらくして、サマナとテミーは結婚の式典をあげることになった。式には西の村からも大勢の人々、なかでも若者を招き、まる3日続いた。
若者には東の村も西の村もない。互いにひかれあう男女もできて、サマナは縁組をすすめた。
西の村も豆の種をほしがった。それをきっかけに村の人数を正確に調べ、海と土地の境を新たに定めた。
こうして双方の村で人の行き来がふえ、食べ物に困ることがなくなると、村同士のあらそいは自然になくなっていった。
(星のしるしの勇者…32)に続く…