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『「本を読む子」は必ず伸びる! 』樋口 裕一

2017-08-29 05:52:58 | MY BOOK
『「本を読む子」は必ず伸びる! 』樋口 裕一 を紹介します。

私なら、「本を読む子」と「行動力」のある子は必ず伸びる! という本を書きたいくらい、これもまた真だと思っています。

著者は、作文指導に定評があり、「小論文の神様」とも言われている人です。
書かれていることは、その通りというオーソドックスな内容です。


内容説明

小学校の低学年から学力を鍛えるために、さまざまなメソッドや勉強法がうたわれている。中学校受験もますます盛んだが、それほど幼い頃から、知識を詰め込む必要があるのだろうか。テストで高い点数をとれるように育てるより、本を日常的に読めるように育てるほうが、はるかに近道なのではないだろうか。
本は思考力や想像力を養い、あらゆる知識を吸収するための土台。また、算数でも英語でも読解力がなければ伸びないが、その読解力は本を読んでいれば、知らず知らずのうちに養われる。
さらに、本を日常的に読んでいる子供は活字に親しんでおり、教科書や参考書の文字を読むのがつらくない。机の前にじっと座って、一つのことに集中するのにも慣れている。
本を読むことは、のちのち勉強を始めるときの基礎体力づくり。子供の頃から日常的に本を読んでいれば、たとえ小学校の頃は成績が芳しくなくても、中学・高校といざ本気になって勉強を始めたら、あっという間に伸びていくはず。
子供の学力を伸ばすメソッドはいろいろあるが、昔ながらの勉強法である「読書」の有用さを、いま一度見直したい。小学生向け作文塾「白藍塾」を主宰する著者が、活字離れの世の中に一石を投じる本。これなら絶対子供が本好きになる、お薦め本108点付き。



目次です。

第1章 「本を読む子」はここまで大きく伸びる!(子供が伸びるかどうかは「国語力」が決め手だった!
 計算や暗記が得意なのに成績が上がらない理由 ほか)

第2章 ホンモノの学力は「勉強」だけでは育たない(学校の授業だけでは国語力がつかないワケ
 「答え」を探さない、自由な読み方が大切
 「朝の10分間読書」は本当に有効?
 学校でも塾でもなく、家で子供の学力は伸びる
 書く力も鍛えると、読む力はもっとつく!)

第3章 「読書の楽しさ」に目覚めさせる誘導作戦(本を読むワクワク・ドキドキ感を植えつけよう
 本屋や図書館へ上手に誘導する方法 ほか)

第4章 親の少しの手助けで、子供は必ず本好きになる!(「本を読むのが当たり前」な環境をつくる
 初めのうちは「読み聞かせ」も大切 ほか)

第5章 もう、本の世界にやみつき!樋口セレクトお薦め本(ファンタジーで、知らない世界にワープ!―子供を本の世界にハマらせる、いちばんの近道
 旅へ、大冒険へ、いざ出発―主人公の活躍の追体験で本に夢中に ほか)

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