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勉強にはやり方がある-その1-

2022-07-21 06:55:54 | 児童生徒のための勉強法

 このシリーズはで、大きく分けて、理論編「勉強の考え方」、実践編「勉強のやり方」に。

 そして、後者を、さえらに、理解する → 知識を整理する → 知識を記憶する → 知識を使えるようにする と分けて紹介します。


 まずは、理論編から。

《 勉強する理由を、自分なりに納得しよう! 》 から。

 「なぜ勉強しなければならないの?」

 これは、誰もが一度は思う疑問です。

 その答えはいろいろと考えられますが、とにかく自分なりに納得しましょう。

 もちろん、○○高校へ入るため、○○大学へ入るためというのでもOK!ただ、これだけだと、合格した時点で目標を見失ってしまいます。


 私は、4段階で考えることにしています。

 第1段階は、目前の目標。「次のテストで○点とるぞ!」「相似の問題が解けるようになりたい。」「今日中に単語50を覚えよう」というようなものです。

 第2段階は、その目標のもとになる目標。「数学で4をとるぞ」「○○高校に合格したい」などの、第1段階の目標を支えます。

 第3段階は、さらにその先にある目標です。「将来、○○になりたい!」というものです。

 第4段階は、普遍的なものです。
 たとえば、聖母学院の建学方針は「真理を探究し、愛と奉仕と正義に生き、真に平和な世界を築くこと」の育成とあります。
 自分の生き方として、ぶれないものが一つあると、その人は強いと思うのです。


 私自身は、単純に次のように考えています。

 例えば、植物の名前を覚えると、野原を散歩していても楽しいでしょう。

 同様に、世の中のいろいろなことがわかると、社会に出ることが楽しくなり、人生が楽しくなります。

 知ることは、人生を楽しくするとも考えることができます。

 勉強をすると、見えなかったことが見えるようになり、人生が豊かになるのです。 


 私は、かつて、勉強は好きではありませんでしたが、今は「好き」と言えます。
 自分なりに納得する答え、楽しみ方を見つけたからだと思います。

 勉強=苦痛というイメージを払拭し、勉強ほど楽しいものはないと発想を変えると、自分が楽になると思います。

 何のために勉強するか? 自分なりの答えを見つけてみましょう。


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