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建設から60年、愛知県の巨大用水路で産業が超発展

2024-05-09 07:00:45 | 社会科関連情報

建設から60年、愛知県の巨大用水路で産業が超発展

愛知県内を流れる「愛知用水」、高度経済成長期に人工的に建設され、知多半島、日本製鉄、トヨタ自動車の工場に水を供給。工業用水でも使われ、製鉄所ができたきっかけともなった。水が枯渇すれば自動車産業は壊滅するとも言われている。農業も厳しくなり、中京圏の経済的には大きなダメージ。名古屋市の勢力も今より弱かった可能性もある。のぞみ号の名古屋駅通過、そんな結果を招いていたとも予想する。 東海道新幹線と同じく世界銀行からの融資でできた公共事業でもある。近年で例えるとリニア中央新幹線の計画に匹敵するだろう。 1957年、敗戦国復興開発融資を受けて着工し、1961年に完成。

参考文献 ・水資源機構愛知用水総合管理所、『”愛知用水”ってなあに?』、https://www.water.go.jp/chubu/aityosu... ・The World Bank、『愛知用水公団 愛知用水事業分 ~ 日本が世界銀行から貸出を受けた31のプロジェクト』、https://www.worldbank.org/ja/country/... ・その他Wikipedia等を参照

<画像出典> ・国土地理院地図、https://maps.gsi.go.jp/


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