中国食品の「毒」は日本から来た
朝日新聞社の週刊誌「AERA」最新号は「中国の『毒』は日本から」というタイトルの記事を掲載した。記事は、日本は中国の食品安全問題に対して、逃れようのない責任を負うと指摘。「商社マン、養鰻業者、養蜂業者は、中国の農薬も抗生物質も、みな日本から来たと証言する」「相次ぐ『中国食品の問題』の中で、問題があるのは中国だけではない」と書いている。
※以下ブログ主抜粋
山口会長は「中国の養蜂業者が抗生物質を使用する理由を問うのなら、その原因は品質を無視して、容赦なく値切るだけの日本の商社にある」と語る。山口会長によると、日本の商社は品質よりも生産高を重視する。
「もし日本の商社が品質に応じた値段で中国の食品を買うのなら、質朴な中国の農民は彼らの要求に沿って懸命に働くに違いない。だが日本の商社は、価格を中国国内の流通価格の7割、ひどいケースでは5割にまで抑えるので、中国の養蜂業者は積極性を失った。どんなに良い商品を生産しても、狂ったように値切られるだけなので、中国の養蜂業者の品質管理意識は希薄になってしまったのだ」と語る。
山口会長は、すべての過程を振り返り「これは現地の養蜂業者が異口同音に言うこと。抗生物質が日本で使用を禁止された時、なお大量の在庫を抱えていた日本の企業と商社は、非常に安い価格で抗生物質を中国に持ち込んだ。中国にしてみれば、抗生物質の使用方法も、抗生物質自体も、みな日本から来たのだ。それなのになぜ日本は、今なおあれこれ騒いでいるのだ?」と語る。(編集NA)
「人民網日本語版」2007年8月28日
この記事で、確実にわかることは、
いずれにしろ中国産は危険だ、ということだけかな、と。
北京オリンピックに向け、製品の品質と食品安全の強化に関して「民衆の生命・健康と、中国製品の信用と国家イメージの維持を懸けた特殊な戦役だ」と位置付け、「激戦に断固打ち勝つ」べく、全国でキャンペーンを展開することが決定した中国ですが。
食・製品の安全で「戦争」展開=今後4カ月、国家イメージ懸け-中国
膿を絞り出す中には、こういう話も当然出てくるだろうと確信していました。
というか、実際、そういうことをやった日本の商社もあるに違いないから。
泥ならぬ汚染物質のなすりあいっすね。
パターンとして、さくっと考えても
1.真面目な中国企業/業者/労働者⇔真面目な日本企業/業者/労働者
2.真面目な中国企業/業者/労働者⇔不真面目な日本企業/業者/労働者
3.不真面目な中国企業/業者/労働者⇔真面目な日本企業/業者/労働者
4.不真面目な中国企業/業者/労働者⇔不真面目な日本企業/業者/労働者
の組み合わせが考えられるわけで、まぁ4が最悪なわけですが・・・
で、中国と日本それぞれで、真面目な企業、不真面目な企業、真面目な業者、不真面目な業者、真面目な労働者、不真面目な労働者・・・の組みあわせがあって、また
真面目と不真面目のバリエーションがあって、と・・・。
他の真面目・不真面目要素、たとえば中国&日本の政府や役人レベルの腐敗具合も考えなければなりません。
で、こうなってくると被害を受けるのは「1」のパターン。
どれくらいの構成比かはわかりませんが、皆無ってことはないと思うのですが。
で、商社は当然値切るだろうし、受けてしまった企業責任もあるだろうし、その時どういう条件で契約がなされたものなのか・・・
日本から持ち込まれたものでも、最初は正しく指導されていて、だんだん現地ナイズされて変化したものもあるだろうし、また言語面での勘違いもある。
で、確信犯もあるかもしれない。
もう要素特定できません。
1つだけ言えるのは、
誰のせいでもいいから
&誰でもいいから
まずは今すぐ汚染食品の流通を止めろ!!!
ということです。
企業間の問題は企業間で速やかに対応してほしいし、
政府が動かなければならない場面はさっさと動いて欲しいし、
マスコミも取り上げるなら、事例が全てに見える表現はやめて
もっと客観的に、情報収集してほしい。
(たった1本の木だけを見て森の記事を書くなぁー! とゆーことです。
山口会長のポジションも不明なんですが、彼は、汚染を止めなんらかの努力をしたのだろうか?)
てか、「AERA」もなんか変更した記事掲載しちゃうのね。
なにかを煽ってるみたいに思えます。
でもって。
この問題、下手に手をだすと、自社に確実に跳ね返ってくるんで
口をつぐんでるとしか思えない、国内企業どの、
反撃しないと、もう火の粉が燃えはじめてますよー
いよいよチャイナフリーかな?
完ぺきに安心・安全な、
日本産以上の製品を中国で作ればいいのでは?
良心的でまじめに取り組んでる日中の企業同士、
ぜひ頑張って実現してください!
でもって、中国の悪い企業、日本の悪い企業が完全淘汰されることを願う。
その逆にだけはなりませんように!!!
痛いニュース「中国食品の毒は、日本から来た」と、朝日新聞社“AERA”…人民日報が紹介
◆当ブログ関連記事
緊急提言★あなたとあなたの家族のために/『CHINA FREE』!!!
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China Free★中国の虚像と実体
China Free★関係各省、企業(商社、メーカー、流通)の社会的責任(と常識)
China Free★「中国」が意味するもの
China Free★命そして未来のコスト・パフォーマンス
China Free★このところの中国とアメリカと北京オリンピック
China Free★7/17 汚染食品/食品偽造 関連
China Free★7/18 FF、にんにく、コーン缶・・・
China Free★7/23 政府検討・・・検討???
最近の中国事情★デスノート中国で禁止
「安全」と「なんとかセーフ」は違います
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※以下ブログ主抜粋
山口会長は「中国の養蜂業者が抗生物質を使用する理由を問うのなら、その原因は品質を無視して、容赦なく値切るだけの日本の商社にある」と語る。山口会長によると、日本の商社は品質よりも生産高を重視する。
「もし日本の商社が品質に応じた値段で中国の食品を買うのなら、質朴な中国の農民は彼らの要求に沿って懸命に働くに違いない。だが日本の商社は、価格を中国国内の流通価格の7割、ひどいケースでは5割にまで抑えるので、中国の養蜂業者は積極性を失った。どんなに良い商品を生産しても、狂ったように値切られるだけなので、中国の養蜂業者の品質管理意識は希薄になってしまったのだ」と語る。
山口会長は、すべての過程を振り返り「これは現地の養蜂業者が異口同音に言うこと。抗生物質が日本で使用を禁止された時、なお大量の在庫を抱えていた日本の企業と商社は、非常に安い価格で抗生物質を中国に持ち込んだ。中国にしてみれば、抗生物質の使用方法も、抗生物質自体も、みな日本から来たのだ。それなのになぜ日本は、今なおあれこれ騒いでいるのだ?」と語る。(編集NA)
「人民網日本語版」2007年8月28日
この記事で、確実にわかることは、
いずれにしろ中国産は危険だ、ということだけかな、と。
北京オリンピックに向け、製品の品質と食品安全の強化に関して「民衆の生命・健康と、中国製品の信用と国家イメージの維持を懸けた特殊な戦役だ」と位置付け、「激戦に断固打ち勝つ」べく、全国でキャンペーンを展開することが決定した中国ですが。
食・製品の安全で「戦争」展開=今後4カ月、国家イメージ懸け-中国
膿を絞り出す中には、こういう話も当然出てくるだろうと確信していました。
というか、実際、そういうことをやった日本の商社もあるに違いないから。
泥ならぬ汚染物質のなすりあいっすね。
パターンとして、さくっと考えても
1.真面目な中国企業/業者/労働者⇔真面目な日本企業/業者/労働者
2.真面目な中国企業/業者/労働者⇔不真面目な日本企業/業者/労働者
3.不真面目な中国企業/業者/労働者⇔真面目な日本企業/業者/労働者
4.不真面目な中国企業/業者/労働者⇔不真面目な日本企業/業者/労働者
の組み合わせが考えられるわけで、まぁ4が最悪なわけですが・・・
で、中国と日本それぞれで、真面目な企業、不真面目な企業、真面目な業者、不真面目な業者、真面目な労働者、不真面目な労働者・・・の組みあわせがあって、また
真面目と不真面目のバリエーションがあって、と・・・。
他の真面目・不真面目要素、たとえば中国&日本の政府や役人レベルの腐敗具合も考えなければなりません。
で、こうなってくると被害を受けるのは「1」のパターン。
どれくらいの構成比かはわかりませんが、皆無ってことはないと思うのですが。
で、商社は当然値切るだろうし、受けてしまった企業責任もあるだろうし、その時どういう条件で契約がなされたものなのか・・・
日本から持ち込まれたものでも、最初は正しく指導されていて、だんだん現地ナイズされて変化したものもあるだろうし、また言語面での勘違いもある。
で、確信犯もあるかもしれない。
もう要素特定できません。
1つだけ言えるのは、
誰のせいでもいいから
&誰でもいいから
まずは今すぐ汚染食品の流通を止めろ!!!
ということです。
企業間の問題は企業間で速やかに対応してほしいし、
政府が動かなければならない場面はさっさと動いて欲しいし、
マスコミも取り上げるなら、事例が全てに見える表現はやめて
もっと客観的に、情報収集してほしい。
(たった1本の木だけを見て森の記事を書くなぁー! とゆーことです。
山口会長のポジションも不明なんですが、彼は、汚染を止めなんらかの努力をしたのだろうか?)
てか、「AERA」もなんか変更した記事掲載しちゃうのね。
なにかを煽ってるみたいに思えます。
でもって。
この問題、下手に手をだすと、自社に確実に跳ね返ってくるんで
口をつぐんでるとしか思えない、国内企業どの、
反撃しないと、もう火の粉が燃えはじめてますよー
いよいよチャイナフリーかな?
完ぺきに安心・安全な、
日本産以上の製品を中国で作ればいいのでは?
良心的でまじめに取り組んでる日中の企業同士、
ぜひ頑張って実現してください!
でもって、中国の悪い企業、日本の悪い企業が完全淘汰されることを願う。
その逆にだけはなりませんように!!!
痛いニュース「中国食品の毒は、日本から来た」と、朝日新聞社“AERA”…人民日報が紹介
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「安全」と「なんとかセーフ」は違います
コンパクトにまとめてくださってありがとうございます!
図解レベルでわかりやすいですね!さすがです!!!
どこにでもいい人はいるし悪い人もいる、と
堂々めぐりしながらも救いのないニュースが多すぎますよね。
子どもたちの不祥事、警官の不祥事、教師の不祥事、政治家の不祥事、企業の不祥事、国の不祥事・・・忌まわしいくらいのマイナスニュースで気持ち落込みますよね。記事もいくつも書きかけては、情報を収集してるうちに気分が萎えてしまって止まってしまっています。
中国問題もどこかで1番悪いヤツは、今も叩かれもせずのうのうと
生きのびてる気がします。
>商社で働く人やその家族も利潤追及により安全ではない食品を口にすることになるのに。
自分の生きてる間のことしか考えてない大人(ご高齢者)が多いのかな、と。
かつて戦場に若者を送りだしたように。
どうも同じにおいを感じるから、すっごくヤナ気持ちになるのでしょうね。
自分のまわりだけでも守っていきたい。
そのまわり同志がくっついて
少しずつ安全・安心できる範囲が広がることを
願っています。