DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

プログレッシヴ・ロック・フェス2010★8/22 日比谷野音

2010-08-26 | 音楽

ここんとこ、ルネッサンスの新譜、へヴィロテ状態なんですが
22日のことも記憶があるうちに(汗;)書いておかなくちゃねー;

って、前回日記に一番の肝は書いてしまった気もしますがw

22日・日比谷野音 16時開演
「PROGRESSIVE ROCK FES 2010」


野音、暑かったです!

席的には日陰ではあったのですが、あの狭さ、あの人数、
間接熱、放射熱もあって、とめどなく汗がーーー
まるで岩盤浴効果?でありました。

趣味人のマイフレさん、私の友人と3人で、バンド話、音楽話、
たまに突っ込んだり、感激しあったりして、
リアルタイムで感想を言い合いながら
見ることができたのは楽しかったー!

ダンナさまが釣りをされるので、アウトドア慣れしてる
友人が用意してくれた保冷材が最強お助けアイテムでした!

●四人囃子
なるほどーーーー&そうだったーーー
という感じでありました<どんな感じなんだ
森園シンパは非常に多いのですね。それが実感できました。
(私見は21日日記末をご参照くださいませ)

●ルネッサンス
前日に引き続き、アニーの声がよく出ていました。
ちょうど真ん中で聞けたので、音のバランスもよかったのですが
(前日は一番後ろの一番端だったので;)
やはり野音ということで、音圧的には前日のほうが
圧倒的に迫力ありました。

が、野外で聞くアニーの声もまた、とてものびやかですごく気持ちがよかった。
前日とは異なり、とってもリラックスして聞けました♪

暑くて「too hot!!」といいながら
タオルで顔を拭いているアニーが
可愛かったです♪

●スティーブ・ハケット・バンド
日が暮れてきて、やっと暑さもやわらぎ、虫が増え(汗;)・・・
でもいかにも野音なステージが、夜景の中に浮かび上がる頃、
トリのスティーブ・ハケット・バンド登場。

「へぇ、6人編成なんだ。&女性もいるんだー」

実はスティーブ・ハケットはソロをほとんど知らない&
いちおー事前に何枚か予習したのですが、
いまいちピンとこなかった(汗;)のですが
いや、すごく熱い&縦横無尽な広がりのある
音世界を聞かせてくれました。

ギターのうねりが、野外の夏の空気によくなじみます。

で、音に厚みを出すためなんだと思うけど
個人的には女性のギターが入らない曲のほうが、
音の純度というか響き方がぐぐっと高まる気がしました。
というか、それはそれ、これはこれ、と
曲によって使い分けられてたので、よかったのかなー。


派手な演出はまったくなかったけど、
こういうライブもよいですね♪
「真夏の野音、案外いいやん!!」と認識を改めて
2日間のライブな日々は終了したのでありました☆

また来年もやるかな?やるといいなーー!!
(でもやっぱ台風は心配;;)

========================

今回、終演前と後にプログレ四天王コミュメンバーを中心に
オフ会がありました♪
(それにしても、日曜の野音周辺にまともなカフェがないのが驚き)

●開演前:計6名

●開演後:計10名

こういう機会に、いつもネットで交流してる方々と
顔を合わせておしゃべりできるのも、また楽しみの1つですねー♪

ちょっと人数が多くて、
みなさんとまんべんなくおしゃべりできず、
ライブの感想を聞けなかったのが残念でしたが、
それはまた個々の日記などで♪
(それぞれの胸の中、もありですねー)

それにしても暑かったぁーーー!
みなさま、お疲れさまでしたぁー!!

参考:
スティーブ・ハケット
ルネッサンス
ロック・レジェンド プログレッシヴ・ロック・フェス2010 at 日比谷野外大音楽堂 8月22日(Impossible is Nothing)

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ルネッサンス★8/21 川崎CLUB CITTA'

2010-08-24 | 音楽
※趣味人からの転載です。

21日、22日とひさびさの(20代以来ではないかと;)
ライブ連チャン。

そのうちの1つが真夏の野音!
いろんな人に脅されて(虫がすごい、台風がタイヘン、太陽が半端ない、椅子が固い、などなど)びくびくしながら、
・虫スプレー、携帯ムヒ
・着替え
・座布団
を入れたら「一泊ですか?」な大荷物にー。

なーんてことはどうでもいいのであって、
肝心のライブ。

21日・川崎チッタ、18時開演。
ルネッサンス

ライブ前にカフェオフ会があって、プログレコミュ&ユーロロックコミュでお世話になっている方とお茶。前回来日時の貴重なパンフを見せていただいたり、お二人の博士クラスの濃くも豊かな会話に、メモメモ状態(男性のルネッサンスファンは造詣が深い!!)いやぁ、プログレ話を聞くのは楽しい☆

でもって、実は当日同行予定だった友人が体調をこわし、大慌てでメール(このライブ、抽選で落選し、入手にちょっと苦労したし、唯一の単独ライブ。丸々ムダにはしたくないー;;)したところ、急な申し出にもかかわらず、ルネッサンスがお好き&詳しい方(こちらも男性)が急きょ参加してくださって、ほっと一安心。

ネット交流の便利さで、初顔合わせでも、以前からの知り合いのようにお話できるのがありがたし。

ライブレビューは、以前からライブ参加されてるファンの方々にお任せして。

はじめてアニーの生声を聞いた感想を・・・。

何度も鳥肌たちました。

事前に、けっこう声に衰えがある、という話をいろいろなコミュやサイトで見ていたので、正直、少し不安だったのですが、なんの、想定をはるかに凌駕して、素晴らしかった。
あの空気を震えさせるような、身体の奥の森の中の、なにか特別な精霊・もしくは獣を解き放つような歌声。
CDよりぐんと迫ってくる感じで、歌いこんできたであろう彼女という楽器の完成度に、めっちゃ感動しました。

声と歌のバランスというのか、どう表現したらいいのか
歌は触手でもあるように、声はどこまでも自由に・・・
そのバランスが絶妙でした。
(CDだとキレイ、で聞き流してた部分があったなぁ、と)

で、アニーがたまにアルバム名を思いだせないのが妙に親近感(オイ
新譜誕生秘話(?)も楽しかった。

この新譜からのタイトル曲が、好みど真ん中!ダークでおどろおどろしくて、でもどこまでもクリアで、鳥肌その1でした。
※自宅でCDを聞いたのですが、ライブのほうが声に力があってクリアだったような・・・
なんにしても、新譜が魅力的なのは嬉しい。今後にも期待したいところです。

参考映像:The Mystic and the Muse
http://www.youtube.com/watch?v=-AB4skafqi4&fea..

で、このCDのジャケ、彼女の絵が普通にうまいー。

先日、CDショップオフでゲットしたLa Nuova Raccomandata con Ricevuta di RitornoのLuciano Regoliのイラストも半端なかった(そのうえ好みだった♪)けど、天はニ物も三物も与えるんですねー☆


→翌日22日の野音に続きます。
・・・が仕事がつまってるのでちょっと時間空くかも。

取り急ぎな一言コメント:
ハケットバンドがよかったです。「ハケット・ソロはあまり興味ない」なんて言って大反省でありました。
ルネッサンスももちろんよかったです☆
&野音自体がよかったです(特に暮れてから)

個人差あるだろうけど&申し訳ないけど、四人囃子は旧態然に
感じてしまった・・・ギター含めた音の構成が一昔前風というか私には少々重かった。
好みの問題だと思いますが。
(ファンのみなさまごめんなさい;;私見です)

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digisketch★夏の断層

2010-08-18 | 写真・スケッチ・らくがき


上をむいて歩く。

電線を辿って

家と街の接点を数え、

アウトサイドな結界の輪郭をなぞる。

突然、

太陽は街を反転させて

アウトサイドがインナーワールドに切り替わる。

燃えているのは、遠い思い出。

夜まで、あと数十メートルの夏の断層。
コメント (2)
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マン・レイ展 知られざる創作の秘密★8/16 国立新美術館

2010-08-18 | ドラマ・映画・演劇・アート
猛暑の六本木、国立新美術館に行って参りました。

マン・レイ展 知られざる創作の秘密

すごく楽しみにしていたのですが、
正直な感想でいえば、☆3つ。
(前回の『有元利夫ー天空の音楽/東京都庭園美術館』を
☆5つとして)

「知られざる創作の秘密」とはうまい命名だなぁ。
有名作品や大作はなく、その周辺作品がいっぱい。

はじめてマン・レイを見た時の感動を期待して行ったせいか、
ちょっと肩透かしでした。

いや、もちろん、すごく興味深い作品が、これでもか!
というくらい来ていて、
なるほど、マン・レイってこんな人生で、
この時こんなこと考えてて、こんな交流があって、
こんな作品作って、こんな評価だったのかー、
というのがみっちりわかるのは素晴らしいのですが。

原画ではなく、ほとんどが写真作品(これはよしとして)
と後世に作られたリトグラフ。
写真でも誰もが知っている超名作はあまり来ていなかった。

しいていえば、マンレイの研究展のようでありました。
まさに「知られざる」世界。



同様の趣旨だと以前Bunkamura ザ・ ミュージアムで開催された
「スーパーエッシャー展 -ある特異な版画家の軌跡」が秀逸だった。
あと、
東京国立博物館で「受胎告知」観覧と同時開催された
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」も面白かったなー。

やっぱり、なにか、代表作が1点でも来ていれば、感想は違ったかも。

国立新美術館、前にフェルメールに行った時も感じたのですが
(この時は『牛乳を注ぐ女』が来てましたが)
コアになる作品が少ない中で、この規模の展示会を成り立たせるのは
すご腕だと思う。
また、いままでにない視点で商品を構成しなおしてくれるので
関係性とか、時代性が見える作品展が多いのはよいと思う。

・・・が、1つの作品そのものの力という面で
どうも求心力がないというか、私好みとは言いがたい。
今のところ、いまいち相性よくないかも;;

同行した息子も「作風バラバラだねー」
「で、結局どういう作家なの?」と;
(彼は以前ダリ展で、マン・レイ作品を見てるのですが
すっかり忘れてるし;

と、マイナス評価で申し訳ないのですが、
そうはいっても、未発表作品含む圧倒的な作品点数は
マン・レイ作品や、ダダイズム、シュールレアリスムに関心のある方なら
絶対に見る価値はあると思います。

映像作品含む、展示方法は素晴らしかったです。

※点数が多いので、じっくり見るなら3時間は予定したほうが
よいです。


※一番の収穫は、きっとこの空間。
 空が流れ込んでくるような・・・

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きちじょうじのなつやすみ★8/2 吉祥寺美術館

2010-08-06 | アニメ・マンガ・特撮TV
きちじょうじのなつやすみ

緑の地球~ジャングル展KICK OFF
北野武・小島麻由美・さだまさし・スザンヌ・とよた真帆・藤あや子・真琴つばさ
宇野亜喜良・佐々木悟郎・武田秀雄・古川タク・山口はるみ等
と、
吉祥寺ゆかりのマンガ家作品。


市報でお知らせも来ていて、
「へー、面白そう」と思いつつ・・・

近く(目の前)までは何度も行っても、
行ったら忘れちゃってたり、
時間が合わなかったり、
・・・で、吉祥寺美術館、やっと間際の8月2日に行って参りました。
(第二弾は商工会館ゼロワンホール。8.18(wed)~8.22(sun) 10:00~19:00 。)

古川タクさん(その昔、『驚き盤』にはまりました)の
日本ポルトガル修好150周年 南蛮屏風アニメーション
が面白かった!
古川タク氏はイラストも好きだなぁ。

※写真は公式サイトから

とよた真帆さんの作品も素敵。
画家としても有名だったんですね☆
あと、スザンヌの色使いも好き♪

あとはかつてご近所だったガイナックス(エヴァンゲリオン)
の貞本作品や、楳図作品がいかにも吉祥寺っぽい。

旧伊勢丹通路のエフエフコンコースでは
河村要助氏の作品展示。

全部無料なのがよいですねー。
以下も無料です。

浦沢、貞本、楳図ら吉祥寺の芸術祭に参加。泉谷乱入?

エフエフ1階テラス:7.18(sun)~9.5(sun)/毎週土日13:00~19:00(小雨決行)
これからの泉谷しげる乱入日:
8.15(sun) 13:00~17:00 泉谷しげる&加奈崎芳太郎他
17:00~19:00 田代ともや/せきぐちゆき/斉藤哲夫
8.22(sun) 13:00~15:00 September
15:00~19:00 泉谷しげる+JUNIOR 他吉祥寺バンド合戦
8.28(sat) 13:00~15:00 望月衞介
16:00~18:00 NABOWA/小島麻由美
8.29(sun) 13:00~15:00 せきずい
15:00~18:00 泉谷しげる+ブレッド&バター
9.4 (sat) 15:00~19:00 泉谷しげる&ムッシュかまやつ
9.5 (sun) 13:00~15:00 amiIrie/バクザン夫婦/吹雪ユキエ
15:00~18:00 泉谷しげる


生ムッシュかまやつを見たかったケド
9月4日-5日はあっしは川崎チッタだ。

29日にでも行って見ようかなー。
個人的には8.8 の原マスミ guest白崎映美(上々颱風)も見てみたい。
(この日はNHK-FMプログレ三昧♪こちらも楽しみ!)

追記:
14日のアロハブラザース(杉真理&村田和人)が気になってチェックしてしまった;;
ブログ発見。
そっかぁ、「ウイスキーが、お好きでしょ」って
杉氏作曲であったのか☆




blogramな111みどころ




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有元利夫ー天空の音楽★8/5 都立庭園美術館

2010-08-05 | ドラマ・映画・演劇・アート


展覧会を知ってから、ずっと再会を楽しみにしていた

『有元利夫ー天空の音楽』
に、ラッコ庵様&ちゃとと様と一緒に行って参りました。

めっちゃ「夏」な、青いソラにぽかぽか浮かぶ雲が
まさに、有元利夫日和なお天気♪

有元利夫氏。38歳で早逝した画家。
大阪ではじめて見た時(安井賞受賞作品展だったと思う)、
フレスコ画を意識したその独特の色合い、
自在で、ひきこまれるマチエール、
なにより独自の世界観と表現力、
しばらく絵の前から動けなかった記憶が。

画集は何度も繰り返し見て、作品が頭の中に
こびりついてるほどですが、
ひさびさに見た生作品は、やっぱり圧倒的に素晴らしかった・・・。

入り込む、でもなく、対峙する、でもなく、
そこに「在る」世界の、確かさ、が心地よい。
(作品についてはとても語り尽くせないので、
機会があったらぜひごらんになってください。)

平日だったので、そんなに混雑もなく、
自分のペースで空間を独占できて至福でした。
庭園美術館との相性もよくて、
もうこのままここに住んじゃいたい!とか思ってしまった。

音楽をテーマに描かれた作品たちに、
美しいオルゴールのような庭園美術館はぴったり。
有元利夫の女神たちが、ほっ、と、
くつろいでいるように見えました。
(前回来た時はアール・ヌーヴォーのガラス展だったからか、かえってなじみすぎて、
ただの容れ物だったかも。今回は美術空間になっていました)

部屋の使い方が秀逸で、作品をひきたてていて、
展示者のセンスにも拍手を送りたい。
暗い部屋を背景に設置された2点の作品など、
それ自体が空間アートだなぁ、と感銘をうけました。

一度巡回したあとも、部屋部屋は自由に行き来でき、
見たら、出口→おみやげ場(現実;)な味気なさもなく、
最後まで作品世界に浸っていられる、観賞の理想形。

日々のしがらみにしがらめられたり(この使い方ってあり?)、
心の夏バテで、足下の影をじっと見たり、なんて時には
やっぱ、こういう体験がじゅわっと滋養になる。

アート、ってそういうためのものだよなぁ、と
改めて感じてしまった・・・。

期間内にできたらもう一度見ておきたい
魅惑的な作品展でした。


超・真夏なウッドデッキ。

緑が濃い影を落とす庭園の芝生。この後ろが日本庭園。

おまけ:
白金台エリアはランチもうっかりすると
主婦ディナー価格になりそうなので
事前に調べて、腹ごしらえはここで。
美味しかったです♪
カレッティエレ

おまけ2:
でもって、有名なプラチナ通りでお茶&ケーキ予定♪
だったのですが、
行ったらわらわらとおしゃれなカフェがあるのかな?
というイメージとは違っておりました。
チェック不足を反省。

乙女なみなさま、段取り悪くてごめんなさい!!!
&お疲れさまでした。


blogram見どころ反映



大阪府、って何???

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