DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

China Free★「中国」が意味するもの

2007-08-14 | NEWS/TREND
緊急提言★あなたとあなたの家族のために/『CHINA FREE』!!!

「メード・イン・チャイナ」騒動が拡大=大統領選で争点化も-米 (時事通信) - goo ニュース
さらにマテル社は今回の自主回収によって決算を下方修正する見通し。低コストを理由に生産拠点を中国にシフトさせてきた米国企業に、「安全性や規制(違反)のリスクを冒すことなく、どうやって低コスト商品で利益を出すかという課題を突き付けた」(ウォール・ストリート・ジャーナル紙)格好だ。

国民の不安を背景に、大統領選に名乗りを上げているエドワーズ元上院議員(民主)は、マテル社の自主回収を受けて、「より安全な貿易および消費者保護政策が必要だ」との声明を発表。安全性に関する法規制違反者への罰則強化や輸入玩具の安全性を審査する独立機関の創設などを提唱している。オバマ上院議員(民主)も、子供用製品の鉛汚染を防ぐ法案を提出している。


>「安全性や規制(違反)のリスクを冒すことなく、
>どうやって低コスト商品で利益を出すかという課題を突き付けた」

これは日本にとってもまったく同じはず。
中国に依存し、安さと安全性をバーターにしてきた企業の社会的責任は重い。
年金をつかいこんだ分、返すという感覚が「あり」なのなら
中国で儲けた差益を返すのも「あり」なのでは、と思ってしまいます。

中国の安さをどこまで商品の安さに還元してきたのか、で
安さを享受してきた消費者利益の本質は変わる。
適正な品質管理、ブランド管理は、すでにメーカー責任。
中国=現場への厳格なチェック体制
専門機関による、メーカー体制のチェック体制
両輪でなければ、安全性が確保できないのなら
そこをわかる形にして、開示してほしいです。

チェックしなくても安全、それが今の時代、ありえないのであれば
そこにかかるコストも含めて、適正コストをはかるとともに
低コスト化をめざすのが企業努力かと。
悪いものを使って、いままでより安いのは企業努力でもなんでもなく
詐欺だと思います。

塗料に鉛、米で自主回収対象に…中国の玩具工場経営者自殺(読売新聞) - goo ニュース
この工場の製品は今月、米国で96万7000個が自主回収対象となった。回収や賠償にかかる3000万ドル(約35億4000万円)以上の費用を負担する能力がなかったという。

約35億4000万円という生産性のない金額は、結局巡り巡って、
国民や関連企業が支払うことになる。
誰も幸せになることはない、そんなマイナス連鎖と負の企業資産。

日々、とんでもない食害のニュースが出続ける中国。
現地の市政府機関紙が報道ということは、内部自浄が機能しはじめてるのかな。
それなら体質改善の一環ともいえますが、それにしても・・・

中国で今度は「ニセ卵」販売?現地の市政府機関紙が報道(読売新聞) - goo ニュース
一見、普通の卵と変わらないが、ゆで卵にして食べるとゴムのような食感で卵の味はしないという。長期間食べ続けると、記憶力が減退したり、認知症の症状を招く可能性があると警告している。


中国経済バブルの崩壊に言及したブログ記事をご紹介します。
経済スケールの違いはあるにしろ、
企業・事業の積み重ねが経済を実体化させるという点でみれば
世界的なチャイナフリー化の引き金はすでに弾かれている。
ここで体質改善できなければ・させられなければ
世界的な影響は避けられません。
中国の問題は、日本の問題であり、世界の問題なのだと
改めて思います。

また失われる10年かな(極東ブログ)

また失われる10年だな(切込隊長BLOG)



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4 コメント

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国と民度 (きょくたん)
2007-08-14 20:11:50
マナーを見ればその国の意識程度がわかるとか。
日本もたいしたことはないけど、中国ほどは酷くないらしいですね。
北京オリンピックがなければ、中国当局も改善に力を入れなかっただろうから、これから1年間どれだけ変わるか楽しみなところです。
(オリンピックが終わったらまた逆行したりして)
返信する
きょくたん様 (なる@)
2007-08-14 21:11:59
>北京オリンピックがなければ、中国当局も改善に力を入れなかった

まさに!
この1年で、少しでも意識が変われば
中国の場合は変化度合が大きいと思うんだけど・・・。

なんか食害とかを読んでても、
文化が違うと思っちゃいますね。
日本もそうだった、という意見もあるのだけど
お手本があるのならもっと方法ある気がします。
って、悪のお手本が日本だったらやだなぁ。
(ミートホープ社とか;

返信する
消費者の意識 (三四郎)
2007-08-14 21:35:51
初めてコメントさせていただきます。

中国産品への認識、また品質をコストの犠牲にした企業に対するご指摘、誠に当を得たものであり、同感に思います。

付け加えるならば、日本の消費者の意識も変わらねばならないと存じます。「安物買いの銭失い」「安かろう悪かろう」は根拠なきものではないということ、安全と品質はただではないということ、この当然の認識を取り戻し、目先の利益に目を奪われることのないよう、賢い消費者でありたいもの。その姿勢こそ、企業の意識を変えさせるもっとも効果的な手段かと思います。
返信する
三四郎様 (なる@)
2007-08-14 22:24:36
コメントありがとうございます!おいでくださって嬉しいです。
三四郎様のお名前やコメントは、ぜん様のところはじめ、
様々な社会派のブログで拝見しておりました。
拙記事に同感いただき、光栄に思います。

>日本の消費者の意識も変わらねばならないと存じます。
>目先の利益に目を奪われることのないよう、賢い消費者でありたいもの。
これは本当に同感いたします。

食汚染が怖いのは、蓄積効果含めて次世代汚染があること。
環境ホルモンの問題も解決しないままですが、
ともすれば、近所の八百屋や魚屋やスーパーだけは安全、という
勘違いした「親近感」(?)が、さまざまなことに目をつぶってしまい
点数を甘くしてしまうのもまた、主婦として要注意だな、と
感じています。

「顧客満足」が多くの企業ミッションになりましたが、
安さだけが満足ポイントであってはならないのは、
企業も消費者も同じですね。
チャイナフリーの活動主眼もそこにあると思っています。
こうした声をもっともっと広げていければ、
と願います。
返信する

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