すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「働き方改革」と格差社会

2017年02月02日 | 日々思うこと

今日の新潟県内の観測地点すべてが氷点下という厳しい寒さで、強風のこんな日の夜は玉子酒で身体を温めるのが一番と、母親譲りの作り方です。小鍋にお酒1合強に卵一個の割合で、先ずよくかき回して半熟状態に火を通し過ぎないことがコツで、一品持ち寄りの会合などにもよく持参しています。

アベ政権の「働き方改革」という響きのよい言葉に首を傾げてきましたが、ホリエモンこと堀江 貴文氏の「日本は狂ってる 派遣会社の会長が経済戦略会議の委員で派遣業は言わばピンハネ業、そんな会社がコンビニよりも多くある現実に唖然。おかしいと感じるのが通常の感覚だが、思考停止の洗脳が功を奏してか、何も声が上がらないのが日本の恐ろしいところ」という主張に納得です。

実は今まで個人的にホリエモンは苦手のタイプでしたが、先週金曜日の深夜「朝まで生テレビ」に出演していた彼の発言を聞き、その鋭い先見性に興味が高まりました。以下、ホリエモンのリンク先からの一部です。

「海外の友人がみんな驚くのは日本は人材派遣業が一流企業みたいな扱いであること。
アメリカなどでの人材派遣とは医者や弁護士など高給取りの専門職斡旋だけ。
こんな昔のヤクザがやってたピンハネ屋稼業が大手を振って商売してる日本は狂ってる。
最大のピンハネ屋の会長が日本の経済戦略会議の委員だっていうんだから頭痛がする。
他の国なら暴動だよ。
ユニクロ会長の柳井が労働人口が足りないから移民受け入れないと日本は滅びるというが、足りないって言ってるのは時給800円のアルバイトであって正社員なんてほとんどなれないのが現状。社員に分配せずに資産2兆円超えの貴族階級がよくも言えたもんだ。」と・・・。

そして「派遣会社の数はアメリカのおよそ5倍、事業所数は2.6倍、アメリカは人口3億人で日本は1億ちょっなのに。
人口を派遣会社で割ると、アメリカは2万2千人に派遣会社1社、日本は1700人に派遣会社1社あることになります。ちなみにコンビニの数は2500人に1店舗です。
どんだけ派遣会社が多いんだ。コンビニより数が多いって異常でしょう。」と・・・。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=310200

明日は早や節分、今年は北北西に向かって恵方巻きを食べるとかで、日本中がその商戦に振り回されているようです。コンビニのアルバイト店員にもクリスマスのケーキに続き、恵方巻きのノルマがあるという、“鬼は外、福は内”にほど遠い厳しい格差社会が伝わってくる寒い終日です。


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