サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

2020年8月最後の日曜日

2020-08-30 | My surfing life

連日猛暑の2020年8月も

もう明日で終わり

例年の今頃は

真夏のイベント続きの疲れが出てヘトヘトになっているはずですが、

ステイホームの今年は

大好きな南房総ライフを改めて満喫しています。

でも、このところ日本列島に猛暑をもたらせた太平洋高気圧のせいで

これまで経験したことが無いくらいず~~~~~~~~っと波が無くて、

そいのかわりにSUPやスノーケリングでエクササイズしていたら

体のあちこちが筋肉痛になって

毎晩体のメンテナンスで大変です。

今日

本当に久しぶりに波が上がって

家の近くで波乗りを満喫出来ました。

 

南房総に住んで

本当に幸せだとまたまた実感です。

新型コロナウィルスも

とうとう房総半島南部にまで広がってきたようですが

ここから出ること無く

ステイホームを続けたいと思います。

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タロヤンを思い出して

2020-08-19 | Dog & Life

今日8/19は

タロウの2回目の命日です。

2018年の今日、僕らの腕の中で命を引き取ったタロウは

今でも大好きだった椰子の根元で眠っています。

食欲が無くなってから最後に食べた牛タンと萩の月を

タロウが最後に空を見上げた場所で

今日一緒に食べました。

もちろんタロウの分は

その後ジロ&クマが美味しそうに食べて

何かを感じ取ってくれたと思います。

 

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新型コロナウィルス感染症禍の今思うこと~誕生日編

2020-08-03 | My surfing life

誕生日の今日

COVID-19と自分の人生について考えてみました。

近年、これまで我々が経験したことがないような大災害・大惨事が頻繁に起きるようになっていて

このパンデミックもいつ収束するのか?次にはいったいどんな恐ろしいことが起きるのか?本当に不安になります。

僕は根っからの超ポジティブ思考の人間なので、どんな危機的状況でもあまりクヨクヨ悩まないのですが、

さすがに今回は自分がこれまで打ち込んできた、積み上げてきた全ての物事をあっさり消滅されてしまった感じで

人生にぽっかり穴が開いてしまったことは、前回のブログに書きました。

 

でも、

そんな今だからこそ「自分の人生における本当に大事なもの」が見えたような気がします。

なかでも最も大事なものは「家族」であり

この家族でいられたからこそ長期間の外出自粛生活も全く苦ではなかったし、

むしろ昨年引き取った保護犬ジロ&クマの2匹とともにたびたび山や滝へ出かけて

大切な家族の時間をたっぷり過ごせてきました。

と言うより、もと野犬を飼い始めて本当に苦労した昨年にコロナ禍が起きなくて良かったです。

家でいつも美味しい料理を作ってくれる妻には本当に感謝しているし

彼女とは食べたいもの、飲みたいもの、行きたいところ、好きな動物、聞きたい音楽、サーフィンなどなど

全ての好みが一致していて、意見が割れることは殆どないのです。

次に大事なものと言えば「仕事」ですが

こちらも幸せなことに感染者の多くが出ている地域へ通うこともなく、

医者としての仕事は以前とほぼ何も変わらずに出来ています。

同じ千葉県でも県北西部の地域のドクターたちは本当に大変だろうと思います。

そもそも整形外科医はテレワークなどは出来ない職業ですが、

発熱患者を診察する機会の多い内科医などに比べても

自分がウィルス感染者となるリスクは低いであろうということに感謝しております。

また、最近の私は最先端の整形外科医療の探求というよりも

大好きな南房総の地域医療に重点を置いていて、

ご近所の方々から感謝の言葉を聞くと本当にやりがいを感じています。

 

次に大事な「友人」ですが

そもそも私は日ごろ交流ある医者の友人はほとんどいなくて、サーフィンを通じた多職種の友人がほとんどです。

そして毎年の夏には連日連夜のイベント&パーティーで夏の終わりにはヘトヘトになっていましたが、

今年はそれが一切何にもなくなって

家はキレイだし、ゴミも溜まらないし、プールの管理もしなくていいし、

自分の体重も3~4kgも減ったし、愛犬の来客への心労もないし

友人たちと会えないものすごく「つまらない夏」ですが、

家族時間がぐっと増えてとてもイイ夏と言えます。

 

私にとってとても大事な「サーフィン」ですが

個人の娯楽としてのサーフィンから競技スポーツとしてのサーフィンへの発展を

2009年から医科学の分野で進めてきた私にとって、

オリンピックをはじめとした全てのサーフィン競技大会が中止されていることは

ものすごくショックです。

近年日本人選手の競技レベルの向上は目覚ましい限りであり、

そうしたニュースや大会のライブ映像を見ることは本当に楽しみでしたが

そうした若い選手たちの競技レベルが今後果たして保たれるのかとても心配になります。

でも自分にとっての娯楽としては

県を超えて遠くへ出かける必要もなく、家の近所で好きな時にいくらでも波乗りができることは

本当に幸せなことだと日々実感しております。

昨日のようにいい波に乗れた時は

南房総に住んで本当に良かった」とつくづく思います。

 

そのほか

そもそも医者とは一体何のために働いているのか?

という疑問もよく持つようになりました。

直接には患者さまのためなのですが、

そのほかには業績のため?肩書のため?名声を得るため?手術の腕前を上げるため?はたまた金のため?

医者としてのやりがいは何か?・・・

自分の限られた時間の中で医者として何ができるのか?何をすべきなのか?

こんなことは今まであまり考える時間がありませんでした。

私自身、医者になって30年近くになりますが、通常の診療以外にも

これまでたくさんの学会等で研究発表や講演をしてきたし、医学雑誌の記事や医学論文も書いてきたし、

脊椎外科手術の腕前も相当磨いてきたつもりだし、それらは一体何のためなのか?

私は今さら出世には全く興味はない、というか大学教授になんてなれないし

なりたくもないし・・・???

結局、最終的には全ては「人のため」というよりも実は「自己満足」のためなのかもしれません。

そう考えると自分の中での医者としての「自己満足」出来るハードルを、

常に高いレベルに保っていかないといけないですね。

 

今日、56歳になって

明日からも頑張ります。

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