WSL QSイベント「Ichinomya Chiba Open」の様子
その2です
今大会は
2020年東京オリンピックで
サーフィン競技が開催される場所での国際大会とあって
JOCの職員やスポーツ庁の鈴木大地長官も視察に来られていました
近江GMにご紹介いただき
我々の活動について長官にご説明いたしました。
長官も金メダリストとあって
スポーツ競技における医療サポート活動の重要性を
実感していらっしゃるようでした。
ファイナルデーは波が少し落ちましたが
オフショアで形のいい波
ヒートは朝7時にウイメンズのSFからスタート
先日コンディショニングのためステーションに来てくれた
AUSの元CT選手ディミティー・ストイル選手は、
この日は残念ながら手の骨折を起こし
ステーションでギプスシーネ固定等の処置・治療を行いました。
オーストラリアに帰るまでの処置や注意点を
五味PTが英語で説明してくれました
会場では
ボルコムチームのコーチであるシバッツと久しぶりに会えました
彼は以前にJPSAのツアーに選手として参戦しており
その時からよく情報交換をさせていただいています
物静かでとても礼儀正しく、大好きなハワイアン・サーファーの一人です
メディカル・ステーションでは
何名かの外人選手や
連日の疲れでヘトヘトになっているコーチやスタッフたちのケアも行いました
大会スタッフSMUGの佐久間氏と
その息子さんの貴重なツーショット
息子さんは当クリニックのPTとしてサーフィンの大会に初帯同です
表彰式前
ステーションのある選手控室には男女のトップ選手が集まり
一般の人には決して体験できない雰囲気でした
優勝が決まった直後
川合美乃里選手とともに
写真はお父さんに撮っていただきました
表彰式の後
数多くのインタビューが終わるのを待って
川合選手の最後のケアを行いました
これからの数多くの試合のスケジュールを考えて
我々もしっかりとサポートを続けていこうと思います。
今大会は
メンズの試合では
期待されていた地元のスター選手たちが
小さな波のコンディションに苦戦して
次々と早いラウンドで敗退するというまさかの展開でしたが、
そんな中でも大原洋人選手はSF進出を果たして
QSランキングを見事2位にまで引き上げました。
「波が小さい」とはいっても
エキシビションでのカノア五十嵐選手の
高さのあるすごいエアリバースを見て、
波が小さいことは言い訳にならないことを実感させられました。
日本人選手たちの多くにとっては
普段では入らないような波のコンディションでも、
はるか遠い海外から時間とお金を使って
6000ポイントを獲得するためにやってきた海外の選手たちとは
モチベーションが全く違ったように感じました。
今後
志田下では、
日本人選手には
海外の選手に絶対に負けてほしくない!
と
本当に思います。