サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

野犬を飼うということ

2019-06-09 | Dog & Life

世界のサーフィン競技シーンでは

五十嵐カノア選手が、WSLチャンピオンシップツアー第3戦「Corona Bali Protected」で見事に日本人初となる優勝を遂げ、

ジョン・ジョン・フローレンスはWSLチャンピオンシップツアー第4戦「Margaret River Pro」で優勝し世界ランキング1位となっています。

これからの世界と日本でのサーフィン競技の展開が本当に楽しみです。


ところで

そんな現在のわが家では

10年一緒に暮らした愛犬タロウが昨年8月に亡くなってから

しばらくのペットレス生活が続いていたのですが

平成も終わる4/23から

とうとう2匹の犬を飼い始めました。

山口県の保健所で殺処分になるところから

救出された犬たちのなかの

2匹の野犬です。

先代犬の「タロウ」にかわり「ジロ」と名付けたシェパード風の方は、

 

1歳位の若い、人間と暮らしたことのない本当の野生の犬のようです。

 

もう一匹の「クマ」と名付けた見た目がボーダーコリー風の犬は、

10歳位の体に虐待の痕がたくさんある犬で

前歯と犬歯、舌の一部が欠損して

首や体の色々なところに毛の生えていない褥瘡のような跡がたくさんあり

体を触ろうとするとビクッと怯える仕草をします。

 

保護犬猫の里親募集サイト「いつでも里親募集中」というウェブサイトで

「ジロ」」に一目ぼれをして

4/20に埼玉県の預かりボランティアさんのもとへワンコに会いに行き、

仲良しの2匹を同時に

4/23から飼育トライアルが開始

野犬は「とにかく脱走しようとする」と聞いて、

早急に敷地の境界に広大な塀を作ってもらい

玄関前には脱出不可能な立派なミニ・ドッグランを設置してもらいました。

玄関と屋内にゲートをいくつも設置しましたが

意外とクマのジャンプ力があることが判明し

高さのあるゲートを再購入

我々が仕事で留守の時には、

玄関やリビングの出入り出来る窓周りをバキバキに破壊

これまでテレビや雑誌に取り上げられたわが家も

今や野犬たちに破壊されてボロボロです。

修復のためのホームセンター通いで

売り場の品物の案内が出来るくらいになりました。

とにかく、いろいろとお金がかかって本当に大変です。

 

「野犬を飼う」ということが

こんなにも大変だとは思っていなかったようなことが毎日毎日起こり

仕事以外には犬の世話と家のメンテナンスだけで

他に何にもする気が起きない日々が1ヵ月以上経過しました。

先週の日曜日に

本当に久しぶりに家の前の海でサーフィンしましたが、

ワンコのことが気になって今までのようにはいきません。

 

そんな苦労があっても

仕事で疲れて家に帰ると愛犬たちに迎えられ

朝起きると隣で愛犬が一緒に目を覚ます生活は

何物にも代えられないのは事実です。

コメント (1)
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