サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

還暦で初ブルーノ・マーズ!!

2024-01-13 | Party & Life

明けましておめでとうございます。

今年の僕は、生まれて6回目の年男で8月に還暦を迎えるジジイになります。

還暦って正直全然他人事のジジイのお祝い(先輩達スミマセン🙏)のように感じていたのですが、

いざ「あんた今年還暦だよ!」って言われても全く実感が無いんです。(どうしよう~?)

でも、

1/11に本当に魂が50歳若返ったような感動を覚える体験をして

「還暦パスしようかな?」と思うくらいの

今でも体にジンジン響いているもの凄い体験です。

昨年8/3の誕生日プレゼントに妻から貰ったものの一つが

まさかの「ブルーノ・マーズのライブのチケット」!!!!!!!

先日そのライブへ行ってきました!

お恥ずかしながら僕は初東京ドームのお上りさん(マドンナの後楽園球場でのコンサート以来!)で、

入場前からちょっと緊張していた(トイレとか)のですが、SS指定席A16ブロックでステージが程良く

ブルーノ本人もそこそこ見えて本当に心からライブを堪能しました。

彼の

ヒット曲を作って、歌って、演奏して、踊って、ライブを盛り上げる才能は本当に素晴らしいと思い知らされました。

後半のチリチリ頭に手ぬぐいのような布を頭に巻いた格好は、千倉の漁港あたりにいっぱいいるお兄ちゃんみたいでしたが

そんなお兄ちゃんたちと生物学的には全く同一の1人の「人間」が

こんなに大勢の「人間」達を一斉に楽しませ感動させることが本当に凄い事だと思います。

「戦争なんかやめて

被災地の人々を助けて

誰もが協力しあって

皆が元気で幸せに暮らして行けるような世の中になるように」

そんなメッセージをブルーノから貰った気がしました。

これから僕も

60歳になってからも

そんな世の中になるよう少しでも努力していこうと思います。

 

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プール撤収2023

2023-10-25 | Party & Life

先日2023年のプール撤収を終えたので

来年の参考として今回も記録しておきます。

10/21~22の天候がOKと判断し、10/20にやや強く吹いていた南西風が収まるのを待って

10/21深夜00:04に排水を開始。

今年はポンプと塩素発生装置につながるホースを外して、これらからも排水されるようにしまた。

10/21朝6:59

水はほとんど抜けていました。

僕はジロ&クミ散歩には行かずに準備を開始。

部品を全て外して、シルバーシートのコケと汚れをケルヒャーで徹底的に洗浄し、プールのスリーブを洗って蛙を追いやります。

そして、ポンプを2台使って残りを排水

10:00少し前に助っ人のチームTが到着

10:19

男性陣はプール内部をケルヒャーで洗いながら虫の死骸などのゴミをすくい、

ポンプで排水できなくなったら集じん機で水を吸い取りプール内部を徹底的にキレイにしました。

女性陣は、その間にホースなどの部品を洗って干してくれました。

10:31

プール西側の長辺を椅子で持ち上げプール外側~裏側を洗浄開始

10:57

プール内部に残った水は大分乾いたけれども更にタオルで拭きました。

でも、水をたくさん含んだタオルを絞る作業が意外と大変だったようです。

そして、プール全体を椅子で持ち上げプール裏側とシルバーシートを洗浄した後、中央にテーブルを置いて下側に風を通し乾燥を図ります。

12:23

今年は、お着替えポンチョを着て下に潜り込みプールの裏とシートを同時に拭くアイデアが奏功しました。

プール外側のシートもタオルで拭いて徹底的に乾燥を図りました。

13:18

ところが、風で乾燥させている間に嫌な雨雲発生。

少しだけポツポツきましたが全く問題はなし。

13:50

乾かしている間に、いつものウナギで腹ごしらえ

14:52

プールを椅子から下ろしてスリーブからパイプを抜き、一気に畳みます。

14:59

畳み方にちょっとコツがあって、取説どおり横壁4辺を折って長方形にしてから、これを両側から6等分に折りたたんで長細くして、これを1/4に折りたたむと箱にちょうど収まりました。

これをガレージに運んでから、

15:29

洗ったパイプ類を日光と風でギリギリまで乾燥させて

17:03

パイプ類を箱に収納

この時も入れ方にコツが要りました。

この後は寿司で疲れを癒やして初日は終了。

 

10/22も良く晴れたので

AMからポンプや集じん機、その他いろいろな道具を乾かして、塩素発生装置は酢で電極をクリーニング

15:24

それら全てを来年のために効率よく外部収納とガレージに収納して、全てが終了

テラス前はプールが無くなってちょっと寂しい光景となりましたが、毎年正直ホッとします。

では、また来年!

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8/6に思うこと

2023-08-06 | My surfing life

今年6/29~7/1に開催された「日本スポーツ整形外科学会」での演題発表で

人生で始めて広島を訪れました。

日本人としては死ぬまでに絶対に行かなければならない土地の一つです。

今年5月に開催された「広島サミット」の効果があってか

JR広島駅周辺から原爆ドーム&平和記念公園あたりはどこも整備されていてとてもキレイな街でした。

なかでも、テレビでしか見たことの無かった「原爆ドーム」は間近で見ると凄い迫力で、胸が熱くなる思いがしました。

「広島平和記念資料館」には大勢の外国人や小学生たちが訪れていましたが、

ほんの入り口から圧倒される迫力と数の写真や映像、遺品などが展示されていて

中でも被爆者達たちの実際の衣服や遺品の数々には涙が溢れました。

「おりづるタワー」からは爆心地跡の島内科医院と

原爆投下の目印となったT字型の橋「相生橋」を眺めることが出来ました。

ここではもちろん平和を願って折り鶴を捧げました。

 

日本人としてこれまで広島を訪れたことがなかったことを本当に恥ずかしくなりました。

そして「戦争は絶対にしちゃいけないんだ」と心から実感しました。

戦争さえしなければ核兵器は使われることはないし

広島と長崎に実際に原子力爆弾が投下された唯一の被爆国である日本は、

これまで想像でしかなかった「原子力発電所のメルトダウン」も実際に経験して

原子力の怖さを世界一分かってるはずなんです。

でも、世界から核兵器は無くならないどころか、新たに核兵器を配備しようとする大馬鹿な国も日本の近くにあって

それでも平和ボケした日本の政治家たちは世界平和の為には何もしないどころか

広島サミットではまさかのウクライナへのさらなる軍事支援という結果に終わったことは本当に残念です。

日本が世界で唯一の被爆国として世界にリーダーシップを発揮して、本当の世界平和を目指してほしいものです。

戦争は即刻終わらせるべきです。

「世界が一つの国」になって「戦争を禁じる憲法」を制定すればいいのです。

誰かやってくれないかな?

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2023年プール開き

2023-07-18 | My surfing life

今年も昨日、プール開きをしました。

我が家で4台目となるINTEX社製 Ultra XTR Pool 24ft x12ft, 水量31800Lの大型プールです。

今年も純度99.96%以上の精製塩100kgを塩素発生装置のために購入しました。

今年は海の休日の連休にプール設営を計画して

7/2に昨年のシートを剥がして下地準備を開始

モグラにデコボコのにされた地面をならすのが本当に大変なんです。

連休初日の7/15は、

ウッドデッキ等をジェット洗浄してプールの部品を確認

7/16は午前中強風だったので、いつものウナギを食べて昼過ぎから作業開始

今年はプール設営&撤収のベテラン「チームT」の他に

遠く長野県から友人のドクター父子がきてくれました。

嬉しいことに息子さんは、何と千葉大学医学部の1年生で、

これからずっと僕の後輩なんです。

皆さんのおかげであっという間にプールは完成し

一晩掛けて2本のホースで注水

7/17の昼には水が満ちて

家の前で皆でサーフィンしたあと

Beer & Pool (& Champagne)でクールダウン

海では鰯の大群が渦巻いてました!

これから毎日プールの水質管理が日課となります。

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4年ぶりのByron Bay

2023-02-28 | My surfing life

COVID-19のために4年ぶりとなる海外サーフトリップへ2/2から行ってきました。

前回はタロウが死んだ2018年の年末・年始にバイロンベイに行き、2019年3月にハワイに行ったのが最後でした。

今回は4回目となるバイロンベイへ、フライトの都合から4泊7日という弾丸ツアーでしたが、久しぶりの海外はとても内容の濃い旅となりました。

Wategosにて

今までのバイロン旅行はあのスナッパーロックス近くのクーランガッタ空港経由だったので、レンタカーのドライブも短距離で楽だったのですが、今回はブリズベン空港経由だったのでドライブも長距離で空港のアクセスも複雑でとても疲れました。

レンタカーKIA CARNIVAL

でも4年ぶりのバイロンベイへ行ってみると、海も街もその景色は以前と全く変わりなく、むしろコロナなんて国民皆でしっかりと協力&克服して「もうすでに過去のこと」というような元気いっぱいの光景でした。この理由の一つとして、飲食店をはじめ全ての店舗がオープンエアーであることがあると感じました。さらに、オージーは屋外活動が本当に好きな国民性もあると思います。

今回のサーフィンは、前回洪水で地形が変わりサーフィン不可だったWategosで真夏の波乗りを楽しめました。

有名なThe Passはサーファーが多くてなかなか乗れませんでした。Wategosの波は以前と同じ遥か沖から緩く割れ続ける極上のクリスタルウェーブで、サイズはセットで肩~頭、沖から乗ってくるサーファーも途中でプルアウトするのでミドルからもまたテイクオフ出来て、すぐ近くを飛び跳ねる野生のイルカたちを横目にロングパドリングで体中の筋肉がパンパンになるまでサーフィンしました。しかもここではフィンレスやフォイルのサーファーもいっぱいいて、前乗りも全くOKな雰囲気もあってサーフィン自体が本当に皆で楽しむ自由な遊びなんだなァ~と実感します。

キレイなラインナップ

ピークまで遠いな~

クリスタルブルーの海と灯台

また、バイロンに来るとものすごい遠浅で普通に長距離のパドルをすることになるので、いつのも日本でのサーフィンを本当に反省する気分になります。恐らくいつもの近所でのサーフィンの3倍はパドルが必要な感じです。

バイロンのシンボル

コレを眺めながらサーフィン

頭に乗せてみました

 

バイロンベイの街は、Woolworthsが新しい大型店舗に生まれ変わり他にも新しい店舗も増えていましたが、Woolworths

回転ずしの「木の子」やベジタリアン向けのスーパー「Santos」、その他いくつものエスニック料理店やボトルショップなどは以前と変わらずに営業していました。ただしいつも行っていた格好いいイタリア料理店「The Italian」は無くなってしまいとても残念でした。ですが、これまで行ったことが無かった何件かのレストランで食事を楽しめました。

木の子(高い~!が、楽しい!)

今回の旅で改めて感じたことは、オーストラリア人は皆とにかく朗らかで親切であること、鳥が元気で朝夕鳴き声がとても喧しいこと、ワイルドターキーがよくビーチの荷物をあさっていること、何もかも物価が本当に高くなったがビールやワインは以前と変わらず安いこと(だから毎日大量消費!)、

この泡とビールは毎日購入!

ヨーロピアンと思われる人たちがとても多くいろんな言葉が飛び交っていたこと、Wategosではシークレットの駐車場を発見し駐車スペースを探してグルグル回らなくて良かったこと、韓国製の自動車はどれも日本でよく見かけるようなデザインばかりだったこと、高速道路のM1を走るととてつもないデカさのトレーラーがすぐ脇を通過してビビってしまうこと、久しぶりのシドニー空港は物凄くデカかったこと、空港での出国も帰国もとにかくスマホがないとどうしようもないということなど・・・でした。

ホテルのバルコニーから眺める満月

帰りに寄ったHarvest

ノンアルビールも旨かった!

羽田空港ではオージー達のスノボが大量

さあ次は

何時、何処へサーフトリップに行こうか・・・

でもその前にとにかく早く航空運賃が安くなってくれることを願います。

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プール撤収 & 鰻 2022

2022-12-24 | Party & Life

色々あった2022年ももう少しで終わりそうなので、

たいへん遅くなりましたが

今年の我が家の新しいプールの撤去作業の記録をアップしておきます。

今年は7/17に設営した新型プールですが、

地球温暖化を納得させる猛暑を

視覚的にも体感的にも本当に涼しく過ごさせてくれてくれて感謝

今年は11/6

いつもの「特攻野郎 T チーム」で無事に撤去&収納しました。

来年に役立てるため、以後はその記録です。

 

よく晴れてそよ風が続く穏やかな天候を見極めて(コレが最も重要!)

11/5(土曜)に準備を開始

明日の作業のためプール周囲とデッキを高圧洗浄機でキレイにして、夕方排水を開始。

のはずが・・・、訳あって夜遅くに排水開始

 

11/6(日曜) 予想通り天候は問題なし

7:40 ところが、排水開始が遅れたのと昨年までのプールよりかなりデカくて、予想以上に水が残っていました。そこで、

8:15 排水ポンプ2台を投入してさらに排水を開始。

今年は新たに何と水深2mmまで排水可能なポンプを購入し、これが正解でした。

9:48 排水しながらプールの水質維持のための循環ポンプや塩素発生装置を外し、プールを持ち上げるための椅子を運び・・・

排水完了後は

プールの中を高圧洗浄機でキレイに洗って、さらにその水を乾湿両用集じん機で吸い出してという作業を繰り返し・・・

次にプール全体を椅子で持ち上げて、プールの外側と地面に敷いたシートを洗浄機で洗浄後、

11:10 水を掻きだして、さらに全体を手で拭いて、風で乾かし完全に乾燥させます。

13:04 乾いたところで一気に分解

13:39 部品全てを洗って乾かし、プール本体を畳んで収納

13:46 部品も箱に収納し、全てガレージに運んで全行程終了!!

14:47 その後は例年通りコレで労をねぎらいました。

今年も「T チーム」ありがとうございました!!

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JPSA2022ショートボード第4戦「ムラサキ鴨川プロ」

2022-10-07 | Surfing Competitions

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第4戦

ムラサキ鴨川プロ supported by 秀吉内装が

10/4~6に千葉県鴨川市東条海岸(通称マルキポイント)で開催され

私はメディカルサポートチーム「CURE」の一員として参加させていただきました。

今大会は参戦選手数も多く

今シーズンのグランドチャンピオンやランキングが決まる最終戦の1つ前の大会とあって

若手からベテランまで選手達の熱い戦いが繰り広げられました。

 

初日の10/4は

AM6時から選手らの新型コロナウィルスの抗原検査を行い、選手達はチェックイン

検査対象の人数が多く大変でしたが、新規感染者はゼロと言う結果でした。

日中は夏のような天候で最高気温28度越えとなり

南風が強かったですが果敢にエアーを攻める選手も多くハイレベルの戦いとなりました。

 

2日目10/5は

一転して雨となり、前線が通過すると風向きが北に変わって波の状況も大きく変化

波のサイズはキープされてハイパフォーマンスが繰り広げられました。

また、地元鴨川の松山黎音選手が見事プロ資格を獲得して盛り上がりました。

 

最終日10/6は

雨降りで最高気温16度ととても寒かったですが、オフショアで良い波のコンディション

終盤のヒートは年齢20歳前後くらいの若い選手たちの台頭で

エアリアル系のクリティカルな技が勝敗を分ける結果となり終了

 

ウイメンズ優勝の中塩佳那選手は今季4連勝ですでに今シーズンのグランドチャンピオンが確定

彼女はこの春県立大原高校を卒業して早稲田大学に入学した女子大生プロ

以前に勝浦整形外科クリニックで診療させていただいた経験があり、ずっと応援してきたサーファーです。

今大会も

本当に若手選手の台頭を実感させられ

また、サーフィンが見事に競技スポーツの一つとして大会が運営され

選手を取り囲むサポート体制もよくなり

何よりスポーツ・エンターテイメントとして素晴らしいライブ配信が行われていることに

僕は勝手に本当に感無量の気持ちでいます。

我々がJPSAのメディカルサポートを開始した2009年頃には

全く考えられないような進歩です。

その頃からずっと応援しているヒデヨシ君から

僕らがやってきた活動に対してお褒めの言葉をいただきました。

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JPSA2022ロングボード第1戦「さわかみ千倉プロ」

2022-05-21 | Surfing Competitions

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第2戦

「さわかみ 千倉プロ」が5/18,19に開催され

私はメディカルサポートチーム「CURE」のメンバーとして参加させていただきました。

今大会は、良く晴れて夏のような陽気で風も2日間とも穏やか

波はロングボード向けのとてもいい波で素晴らしい大会となりました。

初日は朝6時から

選手と同伴者の新型コロナウィルスの抗原検査から

もちろん陽性者はゼロでした。

「CURE」の白いテントはよく目立ちます。

今大会でも試合中の外傷発生は無く、我々の活動としてはコロナ対策とスタッフの健康管理などが中心となりました。

大会会場の様子です

ビーチマーシャルと大会本部

奥にはABEMA TVの放送テントがあります。

ジャッジテントの後ろには表彰台

ビーチマーシャルとボードロッカー

写真はメンズ・ファイナルの選手達

選手の観戦エリア

高い視線から波がよく見えてABEMA TVの映像も見られます。

ファイナルは僕らもここから観戦させていただき、浜瀬選手の9.50のパフォーマンスに大興奮でした。

ロングボードの大会は、ショートボードの大会に比べてアットホームな雰囲気があり

選手同士が笑顔でコミュニケーションを取っているシーンがよく見られます。

同じサーフィン・コンペティションと言っても、

現在南半球のオーストラリアでは日本人選手も参戦しているWSL チャレンジャー・シリーズ(CS)で熱き戦いが繰り広げられていて

正直なところJPSA千倉大会との温度差を感じてしまいます。

でも、選手にとっては同じコンペはコンペ

どんな大会であろうと選手達は自分の実力を思う存分発揮して、ヒートを勝ち上がろうと必死であることに違いは無いでしょう。

そんなサーフィン・コンペティションを

これからも医療の面から精一杯サポートしていこうと改めて心に誓いました。

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JPSA 2022 ショートボード第1戦「さわかみ 一宮プロ」を見て

2022-04-07 | Surfing Competitions

【Surfing for all がんばろう日本!】

JPSA 2022 さわかみ Japan Pro Surfing Tour

ショートボード第1戦「さわかみ 一宮プロ」が、オリンピック会場の釣ヶ先海岸で今週4/4~6に無事開催され、

私もJPSAメディカルサポートチーム「CURE」でのメディカルスタッフとして参加させていただきました。

コロナ禍での大会開催も今年で3年目になりますが、

JPSAの大会ではしっかりとしたコロナ対策が徹底させており

これまで大会会場からは一人も新型コロナウィルス陽性者は出ておらず、

これは大会運営者とわれわれCURE、そして選手と関係者の皆さんのご協力の成果であり

本当に素晴らしいことだと感心しております。

3月に同じオリンピック会場で開催されたWSLの「Asia Open」はYou Tubeで観戦していたのですが、

有観客開催でもありマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保は徹底されていないように見受けられました。

「コロナ対応」よりも

「大会盛り上げ」「競技のアピール」「視聴率の確保」などが優先されたように感じます。

その点JPSAはdomesticなプロのサーフィン競技団体でもあり

プロ野球やJリーグなどと同様にコロナ対策をしっかりとる姿勢が重要でしょう。

さて

今回大会を見ていてさらに感じたことがいくつかあります。

① 新たに大勢の若いサーファーがプロ資格を獲得したこと

 これはプロトライアルが年間2回だけになり、プロ公認獲得のルールが大幅に変更されたためでもありますが

弱冠女子中学生のプロ選手も誕生

プロ公認を新たに獲得した選手の薬物検査をCUREで行ったため、その全員を確認したのですが大いなる世代交代を肌で感じました。

 

② 掘れたジャンクなコンディションではリスクの高い技に果敢に挑戦する若い選手に軍配が上がるということ

 今大会は初日から暴風雨に高波の暴風波浪警報クラスのコンディションで

通常ならクローズアウトのサーフィン不可といった状況でしたが、

そんな中でもプロサーファーは沖へパドルアウトして迫力のパフォーマンスを披露

やはり「プロって凄いな~!!」と感心させられました。

そうしたコンディションでは長くフェースが出来るいい形のブレイクを捉えるのはもちろん大事なのですが

そうなってくると波を待ちすぎて、特にベテラン選手たちとなると技の完成度を重視してしまうためかなかなか波を捉えることが出来ず

一方怖い物知らずで元気いっぱいの若い選手たちはどうブレイクしてくるか分からない危険な波にもどんどん乗って

ダンパーなリップに果敢に当て込んで時にそれが成功

チューブライドやエアリバースもごく稀に成功して高得点を稼ぎ、どんどん勝ち上がっていった印象です。

現代のサーフィン競技ではこれが「時代」なのかもしれません

 

③ トレーニングやコーチングを導入している選手がとても多くなったこと

 我々がサーフィン競技に医学のメスを入れ始めた2009年には、選手のそうした姿はほとんど見られませんでした。

近年多くの日本人選手がWSLやISAの海外の大会で活躍したり、オリンピック競技で日本人がメダルを獲得したり

さらに海外の有名な選手たちのトレーニングの様子が伝えられたりと

サーフィンが競技スポーツの一つとして選手本人にもその関係者にも認識される様になったことは本当に感無量であります。

あとは一宮あたりにハイパフォーマンスセンターやトレセンのような箱を作って組織化、体系化を図れたらさらに素晴らしいことですが

これにはサーフィン競技界への経済的なバックアップが不可欠であり最も大きな課題とも言えます。

 

④ ABEMA TVの実況放送のクオリティーがとても高いこと

 その昔はU-STREAMなどで大会本部から直接放送してしていたのですが、

離島などでは電波が安定せずたびたび放送が途切れるなどしてスタッフ達が本当に苦労していた様子を実際に近くで見ていました。

いまでは大会の実況とは完全に別に、Web動画の番組としてわかりやすい実況と解説のほか、直ぐにリプレイが流されて

まるでYou Tube配信のWSLのCTを見ているような完成度と言えます。

欲を言うと広告がサーフィン関連企業のものだと最高でしょうね。

以上だらだらと長文になってしまいました。

明日から始まる「ロングボード第1戦」も盛り上がってくれることを期待します。

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日本のサーフィン競技が本格始動です

2022-03-23 | Surfing Competitions

彼岸を過ぎてもまだ真冬のような気候が続いていますが

東京オリンピックのサーフィン競技開催地である千葉県一宮町釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)が今最高に熱くなっています。

WSLアジアリージョンの日本国内大会「ASIA OPEN 2022 supported by PARASOL」が

昨日までのPro Juniorの大会に引き続いて、今日からMen’s&Women's QS1000イベントが始まりました。

今日はオリンピックのファイナル・デー程ではありませんが、相当ハードな波と風のコンディションで選手たちは大変そうでしたが

視聴者としては迫力があって見応え十分でした。

今現在、日本中のサーフィンのトップ選手たちがここに集結しているわけですね。

COVID-19のため日本でのWSL QSイベントはこれまで休止していたのですが、

そんな中でも

コロナ対策に大変な労力を費やしながらも日本プロサーフィン連盟(JPSA)は国内ツアーを昨年から再開し

われわれメディカルサポートチーム「CURE」がお手伝いをさせていただきながら、無事ツアーを終了しました。

しかしながら

世界を目指す日本の若手のサーファーたちにとっては

やはりWSLの大会QS(Qualifying Series)でポイントを稼いで、その上のCS(Challenger Series)への出場権を獲得し、

さらに世界最高峰ランクのCT(Championship Tour)への出場を思い描いて日々トレーニングに励んでいる訳です。

しかも、TOKYO2020大会で見事に銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手は

何と今現在世界ランク1位であり次のBells BeachでのCT第4戦ではイエロー・ジャージを着ることになります。

我々が2009年にサーフィン競技のメディカル・サポートと医学研究を始めた頃には

日本人選手が現在のCTで活躍することなど誰も想像していなかったと思います。

明日からWomen's の試合も始まり、これからはMen'sでもシード選手たちが登場してきます。

最終日3/27までいい波のコンディションで選手たちが思う存分実力を発揮して素晴らしい大会になることを期待します。

さて、このQS1000大会の翌週3/30には

今年のISA World Surfing Gamesへの出場権をかけたJapan Open of Surfingが静波のウェーブ・プールで開催予定

さらに翌週4/4からは

またまた釣ヶ崎海岸においてJPSA 2022年ツアー初戦となる「さわかみ一宮プロ」ショート&ロング大会が開催予定

選手達も大会運営スタッフも本当に忙しい日々が続きますが、

われわれ視聴者のサーフィン競技ファン達にとっては本当にワクワクする日々となりそうです。

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