文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

大江健三郎は新婚初夜にテレビを見て『ボクには、帰るべき北朝鮮がない』と泣いた男だからです。

2016年04月10日 22時02分42秒 | 日記

私がインターネットとは、史上最大の図書館であること、加えて、史上最速で調べることが出来る図書館なのだ、と言及して来た事は、読者はご存知のとおりである。

今日、世界に発信した、高山正之の論説を補足する文章が、出て来た。
以下は、「沖縄ノート」について、ヤフーで質問した人間に参加者が答えたものの一つである。

2007/11/29

北朝鮮に帰します。

というのは、大江健三郎は新婚初夜にテレビを見て『ボクには、帰るべき北朝鮮がない』と泣いた男だからです。

「帰るべき朝鮮がない」大江健三郎

結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というようなとりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。

(「わがテレビ体験」大江健三郎、『群像』昭和36年3月号)

これがよ、新婚初夜のときに大江健三郎が思ったことだそうだ。

さすがに、反日サヨクは考えることが常人とは違う。

今からでも遅くはありません、大江健三郎を『帰るべき北朝鮮』に帰還させましょう。


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