文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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5月18日は、朝日が加計問題をめぐり5月17日付で「新学部『総理の意向』」「文科省に記録文書」と報じた翌日である。

2019年07月12日 12時20分06秒 | 日記

以下は前章の続きである。

やっぱり朝日の社是は… 

朝日新聞は文芸評論家小川榮太郎氏の著書「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛島新社)が事実に反し、朝日の名誉と信用を著しく傷つけたとして、小川氏と飛島新社に5千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地裁に起こした。

提訴理由の中で「安倍叩きは朝日の社是ではない」としている。 

正論の巻頭コラム「折節の記」の筆者、高山正之氏にも「安倍叩きは社是ではない」との抗議の申し入れをしている。 

報道機関が言論という手段を持ちながら、自社を批判した著者と出版社を裁判で訴えること自体、常軌を逸している。 

政治評論家の三宅久之氏が朝日論説主幹だった若宮啓文氏から「(安倍叩きは)うちの社是だ」と聞いたと、多くの人が三宅氏から聞いている。 

小川榮太郎氏はそのことを著書「約束の日」(幻冬舎)で詳しく紹介している。 

安倍首相も国会で繰り返し語っている。

「かつて評論家の三宅さんから聞いた話ではありますが、朝日新聞の幹部が安倍政権打倒は社是であると…」(平成2625日、参院予算委員会) 

「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということです」(平成261030日、衆院予算委員会) 

また、民進党に離党届を出し、除籍処分を受けた長島昭久氏(現希望の党)は昨年518日、「一昨日暴露された文科省の内部文書の真贋については予断をもって語ることはできませんが、昨日たまたま話した朝日新聞のある幹部の表情には、社運を賭けて安倍政権に対し総力戦を挑むような鬼気迫るものがありました」とツィートしている。 

518日は、朝日が加計問題をめぐり517日付で「新学部『総理の意向』」「文科省に記録文書」と報じた翌日である。

長島氏のツィートに「社是」との言葉はないが、それに近いものを朝日幹部から感じ取っている。 

鮫島氏のツィッターと朝日社説を読み合わせてみても、「安倍叩きが朝日の社是」は今や動かしがたい事実といえる。

石川水穂氏昭和22年、三重県生まれ。東京大学法学部卒。産経新聞社に入り、教育・教科書歴史認識をめぐり産経新聞の報道の屋台骨を支えた。平成9年から論説委員を務めた。


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