以下は2016-05-27に、日本中の各界・各層の人間たちは朝日新聞を筆頭にした新聞を読んでいたのである。と題して発信した論文である。
先日、私は故郷の貞山運河をタイトルとした章で、戦争について書いた。
この時、私は、これまた世界で初めての着想を得ていたのである。
私は、20世紀は戦争の世紀であったことを書いた。20世紀の戦争をもたらしたのは、欧米の植民地主義と、植民地獲得競争にあったのだと指摘した。しかし、日本では、朝日新聞社が作り上げた全く別な史観、(実際は本当に馬鹿げた史観である)に染められている。つまり日本の軍人が戦争を始めた。その軍人の大本は天皇であるとして、天皇に戦争責任があると、朝日新聞が書き続けて来た事は、松井やよりの存在、朝日新聞の子供と言っても過言ではない韓国の新聞界、或は沖縄の新聞界、アレクシス・ダデンを始めとした海外の読者たちを見れば、議論の余地はない。私を含めた、長年、朝日新聞を購読してきた人たちは、皆、そのように思っていたはずである。
だが、軍人が戦争を始めようなどと考えるだろうか?
戦争を始めるのにはいわば思想がいるはずだからだ。私は、軍人は戦争を始めるものではないと世間とは全く正反対の事を世界で初めて告げる。
軍人に戦争を始めさせたのは朝日新聞である。
戦前は、ネットは無論、テレビすらなかったのである。何があったのか?言うまでもなく新聞だけがあったのである。その付随物として、今と全く同じようなポジションとしてラジオはあっただろうが。
日本中の各界・各層の人間たちは朝日新聞を筆頭にした新聞を読んでいたのである。
戦争を始めるための思想書を軍人の全てが読んでいた等と言う事は在り得ないのである。
新聞はほぼ全員が読んでいた。ラジオも聞いていたかもしれない。
彼等の思想とは新聞でありラジオだったと言っても過言ではない。
つまり、新聞が軍人に戦争をさせたのである。
そう、かつて誰も言及しなかった事実が、神様から、そのために授かった私の頭脳に閃いたのである。