日本のマスコミはこれでいいのか
私たち国民は大新聞の論説委員、テレビ局の経営者、ニュースキャスター達に対し、論理的、倫理的なけじめを強く求めなければならない。証人喚問に応じるなど国会での説明を促し、これまでのままを続けるのなら退場勧告か、公共放送としての免許取り上げをなす。最低限、それが必要だ。
マスコミはこれまで「検察は正しい」「検察は正義だ」として、自分たちの論説は正しいと明言して来た。2年超に渡り週刊朝日が検察を相手に真相究明を続けて来た結果として真実が明らかに成ったのに、いまだ、どの1社も謝罪していないし、前向きに反省を為そうとしてるようには全く見えない。
検察が、どのようなものであるか、或いはロッキード事件とは何だったのかを気鋭のジャーナリストたちが、その真実を暴き、小沢氏に対する検察の行動は…変革されまいとする…自分たちが、社会の真の支配者として居続けようとした検察の横暴であった事が明白に成ったこの時…日本のマスコミには、すでに極めて重い論理的、倫理的、政治的な責任が生じている。
わずか2年前で在ったにも関わらず、或る社の週刊誌は、最初から、これはおかしい、民主主義に対する挑戦だとして戦っていたにも関わらず、この間、ずーっと、検察を正しいとして来た、一連の報道に、選良としての節度を見る事はできない。
国民の信頼を裏切らず、歴史的な政権交代の意義をこれ以上傷つけないためにも、今回、全ての事が露に成った機会に、これまでの論説員やテレビ報道局やキャスター達は辞職を決断すべきだった。
今後も、同じ人間達が書いたり、喋り続けたりするということだが、そのかたわら、これまでの自分たちが犯し続けた重大な罪について検証するという重責を果たせるとは到底考えられない。
マスコミは、これまで誰一人として、戦前、戦中の反省を真摯に為したり「日本の20年」を作って来た事の反省を為さなかった。
マスコミが自らけじめをつけないというのなら、これから厳しく問われるのは報道の検察に対する対応と、公共放送としてのテレビ局の対応である。
マスコミは、今日も、自らに対する反省の言葉、欺き続けた国民に対する謝罪の言葉は、一言も無く、予算をどうするかではなく、自分たちが、これ以上ないぐらい人権蹂躙した小沢氏に対して離党勧告をなしている始末だ。
今なすべきなのは、自らの真摯な反省なのに、民主党を分裂させようかと言う様な、何故かは知らぬが、論説を張り続けている。
私たちの国の民主主義を、真の自由、世界最高クラスの知性が発露したものとするためにも、マスコミについては、出来るだけ早く結論を出す必要がある。
ほぼ30年に渡って痴呆テレビを続けて来た親会社の責任は免れないし、その弊害は…全て…東京一極に、マスコミとして3万人超が集まっている事に依っているのだから、一刻の猶予も無い。
先ずテレビ局を、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡に分散しなければならない。これまでの記者クラブなんぞは、即刻廃止するのは無論。
…途中からあほらしくなってきました…。