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山梨県の洋館

2020-07-13 05:35:37 | 洋館まとめ

山梨県の洋館


旧睦沢学校校舎(藤村記念館)(重要文化財)

山梨県甲府市北口

藤村記念館は、明治8(1875)年、巨摩郡睦沢村(現:甲斐市)に建築された校舎です。昭和41(1966)年には武田氏館跡(武田神社)西曲輪に移築、山梨県第5代県令・藤村紫朗にちなみ藤村記念館と命名され、歴史や民俗の教育資料館として一般公開されてきました。甲府駅周辺拠点形成事業に伴い、歴史景観の再生と市民や観光客の交流ガイダンス施設とすることを目的に、平成22年8月、甲府駅北口に移築・復元されました。この建物の様式は、当時の県令・藤村紫朗が積極的に奨励した擬洋風建築(西洋建築に似せて建てられた建築物)で、明治前期には市内の多くの官公舎、学校、商家などがこの様式で建てられ、藤村式建築とも呼ばれています。明治10(1877)年に甲府を訪れた英国公使のアーネスト・サトウは、街中に西洋式建築が建ち並ぶ様子に驚き、その数はまちの規模からして日本一だと日記に書き残しています。建物は、正面中央の玄関車寄せ、2階のベランダ、正面吹き放ち円柱、出入口や窓の黒塗りアーチ形の枠、両開きのガラス戸と鎧(よろい)戸の二重扉などに洋風の意匠を見ることができます。外壁は漆喰(しっくい)塗りの日本壁で、隅は黒漆喰で石の形を示し、屋根は宝形造の桟瓦葺(かわらぶき)で、中央に太鼓楼と呼ばれる塔屋をのせています。

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旧睦沢学校校舎(藤村記念館)(重要文化財)

 


山梨近代人物館

山梨県甲府市丸の内

山梨近代人物館は、昭和5年の創建時の姿によみがえった県庁舎別館内の一部に開館しました。当時の雰囲気を感じていただけるよう旧知事室や正庁を復元し、また展示室では、概ね明治時代から戦前までの間、山梨県の発展に貢献した人物や、山梨県ゆかりの国内外で活躍した人物を紹介しています。

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山梨近代人物館

 


旧室伏学校校舎(牧丘郷土文化館)

山梨県山梨市牧丘町室伏

明治8年(1875年)に建てられた木造方形の擬洋風建築物。藤村紫朗(1845~1908)が県令(のちの知事)時代に建設されたことから、山梨県内では「藤村式建築」と呼ばれています。学校、官公庁、住宅など100以上建てられましたが、現存する建物はほとんどなく、校舎は5つのみが残ります。 室伏学校は初め小学だけで「室伏学校」といい、のちに室伏尋常小学校となり、後に諏訪高等小学校を併設しました。昭和8年、諏訪尋常高等小学校(現在の牧丘第一小学校)が建設された後は、室伏区に払い下げられ、地域住民の公会堂として活用されました。 終戦後は、定時制高校分校の校舎として使用された歴史もあります。 地域では、「インキ壺」の名称で親しまれ、同地区に建設された「花かげの郷 道の駅まきおか」敷地内に、平成15年に移築され、現在は、「牧丘郷土文化館」として、活用されています。

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旧室伏学校校舎(牧丘郷土文化館)

 

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