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旅の記録 五街道ウォーク中!旧東海道、旧甲州街道、旧中山道を完歩。只今、日光街道に挑戦中!    

番の面遺跡~旧中山道を歩く(20回目)

2013-06-29 13:32:00 | 旧中山道ウォーク

街道ウォーク<旧中山道<関ヶ原宿(駅)~高宮宿(駅)
2013年6月7日 20回目

山東町指定文化財 番の面遺跡 (昭和42年5月15日指定)

 

 

番の面遺跡は、昭和30年に京都学芸大学(現、京都教育大学)により発掘調査が実施され、後方の小高い丘陵から近畿地方で最初の縄文時代中期末(約4000年前)の竪穴式住居跡と多数の土器・石器などが発見されました。竪穴式住居とは、地面に穴を掘り、その底面をたいらに整えて床とし、上部に屋根をかけたもので、番の面遺跡で発見されたものは一辺の長さが四メートル前後の方形をしており、その内に四本の柱の穴と、中央に炉の跡と思われるくぼみ(0.7×0.5メートル)が一個ありました。土器は、中型の甕と思われる破片が多く発見されましたが、文様などから関東地方と深いかかわりを持っていたと思われ、また、石器類は、石鏃(矢の先に付けた矢じり)、石錐(いしのきり)、石斧(いしのおの)などが発見されましたが、石鏃の中には中部山岳地産の黒曜石で作られたものも含まれており、広い交流圏を持った遺跡といえます。 平成六年十二月 山東町教育委員会

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