街道ウォーク<甲州街道<国領駅~八王子駅
2011年11月29日 2回目
関家かなどこ跡
関家は、鋳物三家(矢澤、森窪、関氏)の一家と言われ、江戸時代から明治初期まで鋳物を業としておりました。梵鐘、仏像等の他に、鍋釜などの日用品を製造しており、鋳物三家の銘のある梵鐘には、立川普済寺、府中高安寺、日野牛頭天王(現八坂神社)等があり、保谷山南養寺のものには、安永六年(1777)関氏の銘が刻まれています。また、関家には、観世音菩薩座像の鋳型が保存されており、この原形をもとにした仏像は、所沢の薬王寺にありましたが、戦争中の供出により失われてしまいました。昭和三十七年の作業場等の発掘調査により面積約150平方メートルの中に、鉄滓(てっし)、鉄片、陶片、煉瓦等が発見されております。平成5年3月 国立市教育委員会
☆cosmophantom
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