羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

空を見上げる

2016年08月04日 | Weblog
七月はそれなりにするべき仕事があったので毎日、勤務室を出るときに誰が来て誰が見てもわかるように
メモを書いて整理してよく見てから帰ってきた。
じぶんがいなくてもなんとでもなるんだけど、やはり落ち着かないので進行や予定は今でもメモ。

キライな苦手なこの夏がはやく過ぎていきますように。
毎朝そう思いながら電車に乗る。
今日も始まった一日が途切れることのない日々の流れの淀んだ川の流れなのか
もしかしたらあとから思ったときに美しい黄昏どきなのか
山並みを眺めるように都会の空を見上げてみる。

続いていることが穏やかにしあわせで、不意に途切れる予感はやっぱりこわい。
こわいのにすこし期待してる。

最近、長女が貸してくれた窪美澄さんの「水やりはいつも深夜だけれど」が面白かった。
「ふがいない僕は空を見た」しか窪さんの本は知らなかったので、これは新発見。
それで図書館で同じく窪さんの「さよなら ニルヴァーナ」を借りてきたがこれがまたすごかった。
そんな本の話を長女とラインでしている。
彼女には綾瀬まるさんという作家の本も何冊か借りた。面白い。

さきほどその長女から「窪さんのアカガミをブックオフでゲット」とメールがきた。
小川洋子さんの「琥珀」を借りる約束だけれど「アカガミ」もやがてまわってきそうだ。
うれしい。
今は図書館で借りた井上荒野さんの「ベーコン」を読んでいる。

仕事を終え自宅で読書、時々スマホゲーム。
静かに過ぎていきそうだけれどそうはいかない。

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