羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

春がきても在宅

2020年03月30日 | Weblog
延期になったり中止になったりする事が
続く春。
冬晴れ、早春、春本番、と窓の景色も
変わり散歩道には桜が咲いた。
「書こう」と思うことは何度もあった。
ここのブログかツィッターか、詩や雑文を載せているサイトか、。
書きたいことはふるふると降り積もり、
そして結局なにもどこにも書かず沈黙。
降り積もったものは春の雪のように溶けたりはしない。
たぶん「思い」なのだ。
そんなことあったね、と自分で思い返すための一人称の記録。

1月から3月に読んだ本。
窪美澄「トリニティ」
天童荒太「ムーンナイトダイバー」
村上春樹 川上未映子
「みみずくは黄昏に飛びたつ」
桜木紫乃「氷の轍」
天沢退二郎「光車よまわれ」 
若竹七海「暗い越流」
千早茜「桜の首飾り」
中島京子「夢見る帝国図書館」
佐野洋子「死ぬ気まんまん」
篠田節子「スターバトマーテル」
「美神解体」
「介護のうしろからがんがきた」

冬晴れの日、在宅。

2020年03月30日 | Weblog
久しぶりにアップした記事を読み返すと
じぶんはとてもげんきで
すこやかな感じがする。
そうだろうか?と思う。
そうでもない、と思う。
怠け者だからぐだぐだしている。
うちにずっといるのもつまらないけど
出かけて行くのもちょっと面倒くさい。
出かけた先で誰かと会ったりするのも
おっくうだったりする。
日に当たるために散歩に行くのは
わりあい好きだ。
誰とも会わないし話もしない。

だけどきっとそれが連続すると
人恋しくなるんだと思う。
知り合いや家族や友だちに会いたくなる。
ぐだぐだしてる不健全な感じも気になり
始める。
それが予測できるから予定をたてる。
出かける日の予定。
出かけるじぶんをイメージして
カレンダーを眺めて落ち着く。

今は仕事もたまにしか行かない。

朝も夜も仕事をかけもちして
頭痛薬を飲みながら必死にがんばって
いた時も確かにあった。
ぐだぐだしてるヒマは
そういえば全くなかったが
健やかに日々過ごしていた訳じゃない。
混濁の流れにのみ込まれそうな毎日だった。
どうにかここまできた。
いまはまたここで羽を休めている。