羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

年末らしく。

2017年12月30日 | Weblog
ようやくぐずぐずと片付けたり掃除したりしてる。
棄てる、ことは毎日考えている。
たぶん数年後にはここを出る。
考えてるだけではモノは減らない。せめてあまり増やさないようにする。
時にはわたしも実行はする。
懐かしいものたちの前で呆然としたりする。
こどもたちが大切にしてたはずの
いくつかを写メしてラインして、
たいていは「捨ててください」という返信をもらう。
長らく手をつけなかった棚に着手。ファミコンやプレイステーションやキィボードを一階に運ぶ。
(正月にくるこどもたちに見せる)

カーテンも洗った。
ぽっかりとスペースができてうれしい。
自作のフォトアルバムを置いた。


フォトアルバムを眺めて過ごすのは老後の楽しみ、と思っている。
思い出と共に暮らす日々が
いつか来るのかな。

公園の向こうに職場が。

2017年12月08日 | Weblog
今度の職場は自宅から比較的近く、
ギリギリで交通費が出ない。
でも坂道が多く、坂道を避けると交通量が多く、自転車は無理だと思っていた。
いろいろ迷って娘たちに相談した結果、とりあえずやってみる、で決めた。
バス代を自前にした場合の手取り計算まで次女がしてくれた。
この相談は娘たちとわたしの三人ライン。
それが10月のこと。
結果としては決めて良かったと思う。

井の頭公園へと急な坂をブレーキかけながら下る。公園を出て住宅街へは
おりて自転車を押してのぼる。
そういう日もある。
30分ほどかけて歩くときもある。


公園は初冬の朝の光に輝いている。

ある日、長女から郵パックが届いた。
「お仕事応援セット」と書いてある。
いくつもの袋にかわいい栗鼠の付箋がついていて、暖かグッズのタイツや、
ホッカイロや、マヌカハニーののど飴や、それからオシャレを忘れないための休日用ネイルまで、
いろいろ開けてみるのがとても楽しかった。
彼女らしい手紙もあった。
寒い日や雨の時は無理せずバスに乗るんだよ、と最後に書いてあり、何と、「バス代」まで同封してあった。

娘たちよ、ありがとう、母はがんばってます。もちろんバスにも乗ってます。とくに帰るとき。
帰りたい時は早く帰りたかったりする。