我楽多(がらくた)日記

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白鳥の星 その11

2018年12月26日 21時48分03秒 | 「白鳥の星」(谷ゆきこ)

気がついたら年末です

平成30年も もう少しで
終わりですね。


て事で・・・


お待たせいたしました!!

白鳥の星 その11でゴザイマス。


前回はコチラ

白鳥の星 その10




白鳥の星 谷ゆきこ

  






火事から2、3日たって
本物のカンナは病院で意識を
取り戻しました。

でも和田先生は火事で亡くなってしまいます。
「和田バレエ団をさゆりに
再建してもらうように」と言い残し。

それを聞いて、きっと再建させると
誓うのでした。
  





月日がたち。
包帯を取ったカンナは、首に大きな
やけどの跡があり驚きます。
もうバレエは踊れないと泣くのでした。
そして山へ帰り山の少女として
永久に原田さゆりになろうと
決心するのでした。
  





そんな頃。
白鳥家にまた1本の電話がかかって来ます。
「あなたが本当のカンナちゃんだというのなら
明日、ほたるが池で13番ボートに乗るのよ」
  





池にいると、そこにボートに乗った
本物のカンナが現れます。

今までのいやがらせの電話は
本物のカンナの仕業と決めつける
ニセモノのカンナ。





そして言うのです。
でも、もうぜったい原田さゆりには戻らない。
あなたさえいなければ!!
  





そこへ道子がやって来ます。
  




ずっと前からカンナがニセモノだと
知っていたと言う道子。

病気が治って研究所に初めて来た日
道子の事を知らなかった事
踊り方が違う事
白鳥の置物を知らない事
それが理由だと言います。





詰め寄る道子に
「あなたの思い違いよ」
と言う本物のカンナ。

本当のカンナなら、
こんなやけどの跡なんてないはず。
これから山へ帰り、二度と東京へ
出て来ない。
ふたりとも仲良くしてね。
そう言って本物のカンナは
去って行きました。
  




家へ帰った道子は
さっきの出来事を詳しく話しました。

それを聞き かおりは道子に
やけどの跡はこの前の火事で
出来たものだと説明して
あした山へカンナちゃんを迎えに行ってくる
と言うのでした。
  




かおりは、和田先生のお墓参りをしている
本物のカンナに会いに行きました。
  




そして
「本当はあなたがカンナちゃんでしょう」
と聞くかおり。
そんな二人の前に
ニセモノのカンナが現れました。
  


 つづく 




1970年 (昭和45年)
小学四年生 5月号 6月号






和田先生、まさかの 
火事で死亡
です




かおりさんって
洋装店を経営してたんだね?!
和服姿が多いから、てっきり
いいとこの奥様なんだと思ってた。




「やっぱり!」
と言う事で、ナゾの電話の主は
道子ちゃんでした。
(道子ちゃん、久々の登場です)

道子ちゃんがここまで
つめ寄ってくれたのに・・・
それでも「私はさゆり」と
山へ帰るカンナ。

もぉ~
「心の優しい少女」
だけでは済まされないものが
ありますね。



さぁ、二人の前に現れた
ニセモノのカンナ。
いったい何を言うのでしょう。
次回、とうとう最終回!!


お楽しみに~~


 

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3 コメント

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和田先生の死と道子の友情 (Saeki)
2018-12-27 12:25:58
先の山火事の時も、また雪崩の時も、咄嗟の行動力と判断力を働かせていた和田先生の罹災。就寝時とはいえ、単に逃げ遅れたのではないのでは、と思わせるところがあります。山火事でも雪崩でも、和田先生がまず気遣ったのはカンナの安否。この回の火事場面でも、彼女がすでに避難していた事に気付かず、燃えさかる研究所内を探し回っていたのではないでしょうか。その素質と人柄を愛し慈しみ自分の後継者とまで考えていたカンナの無事を知った時、臨終の息の下で和田先生はどれほど安堵し喜んだ事だろうか…四月号のカンナの台詞のように、生みの親や育ての親と離れていても、カンナは本当に幸せだったのだと思います。
「小さい時から仲良しだった」と言う道子ですが、実際のところ彼女とカンナとの友達関係は2年前の初夏('68「小二」6月号)に始まるもので、なおかつその年の夏休み以降は母である秋山夫人をめぐっての確執で険悪な状態が続きます。さらにカンナの記憶喪失と錯乱などもあり、時系列的には二人の間柄は決して“長い付き合い”という程でない事は作中に示されるところです(作者が設定を忘れていた、と言えなくもない)。しかし、その短い時間の中で一緒に公園で練習したり、家に遊びに行ったり、何よりも二人で頑張ってオーディションに通過したという経験を通して、道子にとってのカンナは他の誰よりも大事な友達として認識されていたのではないかと思います。そしてあのクリスマスの日、その大切な友達を自分の邪推から心身ともに傷つけてしまった事に、彼女は心底からの責任を感じ続けていたのでしょう。さゆりのカンナ成りすましの究明に道子を駆り立てるひとつの要因ではないかと思われます。
秋山夫人の経営する洋装店は、'68「小二」6月号の初出場面では「パリ洋装店」。店名変えたんですね。(^^;
カンナちゃん (カトリーヌ)
2018-12-27 14:15:25
年内の続きアップありがとうございます。
和田先生が亡くなってしまうなんて、カンナちゃんどこまでも可哀想ですね。
さゆりの所へ電話をかけていたの、やはり道子ちゃんだったんですね。
このあたりの展開、さゆりがボートでカンナちゃんを突き落とそうとする所や道子ちゃんが活躍する所、カンナちゃんの火傷とか、記憶にあります、読んでいて思い出しました。
次回で最終回なんですね。最後どうなったかは覚えていません(*´ω`*)気になりますが、楽しみに待ってます。
いつもありがとうございます、よいお年を(^^)
Saekiさん・カトリーヌさんへ (我楽多)
2018-12-28 22:01:54
確かに、道子ちゃんとは長~いお付き合いと言うほどでないけど、
バレエ仲間としては一番のお友達、濃~いお付き合いだったのでしょうね。
ほんとだ!「パリ洋装店」とあります!私も谷先生同様(?)すっかり忘れてました。
カトリーヌさん、そこまで覚えてるのに最後は忘れてるんですか?!
それでは益々お楽しみに!!

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