緑の館のマギー

嬉しい事も悲しい事も、
緑の館の落ちこぼれ妖精、
マギーのきらきら愛千パーセントの日々を綴ります。

所詮絵空事?

2014-12-17 11:10:27 | 日記
予防接種に行きました。
けど、そのまま帰って来ました。
お医者様が亡くなられていて休診だったんです。
先月、別の予防接種で訪れた時にはとてもお元気だったのに。
ホスピスの知人が旅立ったと昨日聞いたばかりなのに。
風邪気味でやって来た、見知らない高齢の男性と暫く門前で話して、
凍みる様な強い風に後ろから押されながら小走りに戻って来ました。

今日はここでも予想最高気温が5℃。
夜には雪の予報も。
向かい風に逆らって歩いている時にはあまり気にならなかった太陽の熱が、
追い風の帰り道では背中にとても暖かかったです。
ダウンコートのフードも風に自然に立ち上がって、
冷たく強い風から頭を守ってくれている様でした。

「顔が痛い!」とか「飛ばされるぅー!」とか、
ブーゲンビリアと風に負けない様に叫びながらの帰り道。
家の近くのコンビニでホットコーヒーとおにぎりセットとを檜に。
店の表にはいつもの様に車が通り、
いつもと変わりない時間と風景がマギーの傍を流れ…。

いつか、マギーの不法を聞いた瞬間は言葉を無くす知人達も、
直ぐに彼等の日常に戻って行くんですね。
誰にも隣り合わせの筈の死も、特別な場合を除いては、所詮絵空事なんですね。
だから、人は生きて行ける。
だから、いいんですね。