酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

汚染地域の今後

2012-01-17 07:18:14 | Weblog
ちょっとまえの資料ですが、文科省から航空機モニタリング調査が発表されました。
改めて恐ろしさを感じました。

文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について(PDF:1705KB)


(参考1)のページを見て下さい。
黄色以上は年33ミリシーベルトの被ばくをする地域です。
(外部被ばくのみで)


また(参考2)のページとこちらの記事を読んでみると、汚染度の高さが分かります。

チェルノブイリ事故で強制退去区に指定された汚染濃度の地域に、今でも人が住み続けている


ようやく政府が汚染地を3つのエリアに定義づけしました。
乱暴にいえば、永久に帰れない、長期間帰れない、もう少ししたら帰れる。

残酷で無責任と言われると思いますが、高濃度汚染地域は除染しても人を住ませるべきではないです。
と言うか、除染すること自体が単なるアリバイ作りではないでしょうか。
あるいは、除染利権でもあるのかな。

辛い現実ですが、原発事故で我が国の一部は人が住めない死の地域になってしまったのです。
それは短くても数十年単位、いまだに積極的には測定していないプルトニウムの量によってはほぼ永久に続くのです。
(プルトニウム239の場合約2万4000年(α崩壊による))

仮に30年後に除染が済んで安全な土地になったとしましょう。
でも、別の土地で30年も暮らした人が、30年後にその土地に戻るでしょうか?。
今、中年以上の人なら懐かしさから戻る人も多少はいるでしょう。
でも、若い人が30年かけて生活基盤を作った別の土地から戻るとは思えないのです。

それでも土地を売りたくない人もいるでしょうし、それへの配慮も必要かもしれません。
でも、現時点ではもう住めないことを認める時期だと思うのです。
辛くてせつないけど。
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