悩み続けているレースシューズ選びですが、先日買った新生スカイセンサーJAPANもイマイチ、一番実績があるブリーズも足裏へのダメージが気になる、ということで振り出しに戻った感があります。
もう一度、ミズノ ライトスカッド2を引っ張り出してみました。
本当は今月の月例マラソン10kmで履いてみるつもりでしたが風邪が治らず月例を回避したため、練習で使ってみました。
履き方はいつも通りのエクストラホールを使わないダブルアイレットです。
まず普通のジョグから入りました。
キロ6分半ほどから、じわじわとからだを暖めます。
今回は同じようなペースの女性ランナーが同じコースを走っていたので、いつもよりペースを上げ気味で走れました。
全く同じコースだと単なるストーカーになるのですが、幸い一部は違う場所だったので迷惑をかけずに引っ張って貰えました。
キロ5分15秒程度まで苦もなくペースアップでき、12km過ぎからはキロ5分を切れるようになりました。
これは私にとってのレースペースで、練習で5分を切れるのは珍しいことです。
このペースで何キロ走れるか試してみたところ、なんと30km地点まで走れました。
レースペースで18kmも走れたのは初めて、結果的にいい練習ができました。
スピードが出たのはシューズとの相性もあるんでしょうけど、風邪でしばらく走れなかったことや、今回が年内最後の練習になるので気合いも違っていたのが大きいと思います。
マラソンは気持ちが大事ですね。
で、シューズの印象ですが、ホールド感はけっこう良いです。
かかとのフィット感はミズノにしては少し甘いような気もしますが、それでも良い感じです。
クッション性はあまり感じませんでしたが、あのペースで走れたということは私レベルのランナーのレースシューズには丁度良いクッション性なのかもしれません。
このシューズ、何回か履いていますがクッション性がよく感じたり悪く感じたり、どうも評価が定まりません。
ただ今回のキロ5分での印象は「ソフト感は感じないが軽さや薄さも感じない」といった、レース用としては丁度良い感じでした。
問題は、これでフルマラソンの終盤にどんなダメージが出るかですね。
今回は結果的に12kmジョグ+レースペース走18km+ダウン2km、計32kmでしたが、その強度で受けたダメージから推測すると、私がフルマラソンに使ってもなんとか持ちそうな気がします。
こればかりは使ってみなきゃ分かりませんが、今まで悩みだった「序盤で足の甲が痛くなってしまう」という最悪の事態は避けられそうです。
以前気になった足の甲の圧迫などは、さほどありませんでした。
ややきつめに結んだ右の甲が走行中少し痛みましたが、ダメージが残るほどではありませんでしたし、やや緩めに結べば問題なさそうです。
以前このシューズで足の甲が痛んだのは、ホールド感を求めすぎてきつく結んだのが原因なのか、それとも走る速度が影響するのか。
いずれにしろ、問題の甲が無傷だったのは嬉しい発見です。
気になったのは、右足のアキレスに残る鈍い痛み。
ハーフまでなら乗り切れるでしょうけど、フルの終盤でどうなるか…。
このクラスのシューズはシュータン(ベロ)をはじめとした各部が薄いので、ヒモの締め方でずいぶん印象が変わる気がします。
伸縮性のないヒモなので、よけいに締め方によって変わるのかもしれません。
それと、靴下によっても大きく印象は変わるんでしょうね。
今回はユニクロ5本指で走りましたが、今シーズンはレースでもこれを使おうと思っています。
なにしろ安い。一足300円。
以前履いたときと比べて(いいペースで走れたので気分が良いということを差し引いても)かなり良い印象を受けました。
1月のハーフマラソンで履いてみて、それ次第でフルマラソンにも使ってみようと思います。
というか、これ以上悩んでいてもきりがないし…。
腰やら右膝付近やら、あちこち痛みが残っています。
右アキレスも鈍く痛むし、右人差し指には大きな血マメもできたし。
でもまあ、キロ5分で18km走れば、私の脚ではダメージが残って当然です。
一応、これでシューズ選びにも光が見えてきたのかしら…
来年こそは迷宮シリーズの完結編を書きたいものです。