酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

ひきこもりについて

2015-05-02 06:49:22 | Weblog
知人の子供が長年のひきこもりです。

人様の家庭のことなので、うかつに立ち入れません。
親がどう考えているか聞く機会もなかったのですが、兄弟などは本人の目の前で「お前は穀潰し」的なことを平気で言っていました。

先日、ひょんなことから知人(ひきこもりの親)と話すことがあったのですが、実は長年鬱病で働けなかったそうです。
単なるひきこもりではなく、病気だったという訳です。


私のような第三者から見たら「なまけ病」に見えるのは仕方がないかもしれません。
外部から見た状況しか知らないのですから、健康(に見える)なのに会社を辞めて再就職しないまま実家に寄生してのんきに生きている怠け者、と思いこんでいました。

うかつに決めつけてはいけないことを学びましたが、同時に同居している兄弟の無理解には驚きました。
家族なら鬱の治療を受けていることを知っているだろうに・・・。


ひきこもりは本人や家族だけの問題ではなく、社会問題ととらえるべきものです。
働ける身体があって働かないのは社会にとって損失ですし、生活保護費など社会保障にも大きく関係します。
当事者の問題と矮小化してはいけないのです。

私も含め、もっと正しい理解をしないといけないんだと痛感しました。
引きこもりの後ろには、鬱をはじめとした多くの病気があるんでしょうね。
治療することで改善できるケースも多いはずです。
コメント
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