聖マリアンナ医科大学病院臨床研修Blog

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診療科ごとの総括的評価を忘れないようにね

2009-05-28 13:22:41 | ポートフォリオ評価
研修医の先生方お忘れないように!

もうすぐ5月も終わりです
研修医のせんせ~方
ちゃんと形成的に評価してもらいましたか?
最初の2ヶ月ですからあまりになれなくて
途中の評価をもらい損ねた~なんて先生も
ちゃんと今月は診療科での総括的な評価ももらってくださいね

提出するべきものは次のとおり
ポートフォリオ用紙2
診療科における研修開始時の目標を計画
これって重要ですよ!その診療科で何を研修するのか
ちゃんと共有するためのもの
これができてはじめて研修にも意義が出ますからね
日々の研修記録
疑問をもったら書き込む疑問解決シートや
日々の記録用紙
さらにはMiniーCEXや手術記録やサマリーなど
患者さんごとの記録は大事な証拠です
必ず症例レポートやサマリーの患者さんの氏名は特定できないように
指示通りにお願いしますね
毎週の医局会や症例カンファレンスの参加記録
これも大切な研修の記録です
まだ指導医のサインをもらってない研修医は
ちゃんとサインをもらっておきましょう
経験すべき検査・手技記録
簡単な手技や検査は自分の受持患者さんだけでなく
きちんと関わった症例ごとまとめておかないと
実は専門医の申請でもとても大切です
行動目標・経験目標の評価表
さ~ここが重要
まず同じ評価表用紙なので間違えずコピーすること
形成的評価表ではなく
自己評価・総括的評価表を2部コピーします
そしてまずは自己評価してみます
経験すべき疾患・病態などは数も記録しましょう
そして
これらをまとめた自分のポートフォリオをもって
総括的な評価を指導医から受けましょう
行動目標の評価表はまずRからですよ~
行動目標は2年間を通じて達成するもの
だから焦らずまずはRの評価表でチェック
だいたいA~Bがつくようならそのときは
評価表Iを使ってもいいかテューターに確認してみましょう
一般評価も忘れずに
そうそう自分の研修中の態度などは
患者さんや同僚に評価してもらうのもいい
そう言えばうちの研修医は自分で患者さんにもらってましたよ
でも患者さんがDCBAって項目がなってるのに気づかず
すべて出来ていない評価Dにサインしてて
「せんせ~がんばってたね~ありがとう!って言ってたのに~」って

ちょっとショック受けることになるので注意
指導医評価も忘れずに
これはとても大切です
ぜひぜひご協力を
最後にこれらの記録を全部挟み込んだら
ポートフォリオ用紙4 診療科ごとの終了時感想をまとめましょう
自分の思ったとおりの研修だったか
何が達成出来たのか
そして最後に
指導医の先生から必ずコメントもらっておきましょう

僕たちがポートフォリオを読み込むときには
結構読んでいるんです
へ~こんなにほめられてるとか
頑張ってたな~って

さ~これだけまとめて挟み込む必要があります

お忘れないように

さ~最初の2ヶ月が終わりに近づいた

2009-05-28 13:07:51 | Weblog
さ~てもうすぐ5月も終わります
最初はどきどきして不安な日々を過ごしていた研修医も
今や立派に病棟で働いている姿はなんともうれしい限り
    
今日は研修医の先生と病棟スタッフでお食事に行こうと思ってます

それが思わぬ誤算で予定医よりも参加者が急増
これもキミが頑張ったからだよ~

ポートフォリオはすでに1冊以上になって
こちらも見ても読んでもうれしい感じ

最初は受持患者さんを最大でも4名にしぼって
1日のはじめにまず一緒に病棟回診して
受持患者さんは自分でプレゼン
3つのキーワードで説明することから始めました
徐々になれてきても
翌日には新しい質問をするように工夫してみました
ちょっと頑張れば届く感じ
ちょっと考えれば解決する感じ
そこで解決すると達成感が沸くように

その間指導医の先生たちは
じっとその成長を見守ってきました

最初は4人だった患者さんを
一般病棟でも引き続き診るようにしたら
気づくといつの間にか病棟の患者さんも多く診れるようになってきたでしょ?

ほらほら
こちらの思うつぼ

ぴったりマンマークで診療録の書き方から始まって
処方箋の書き方
初診外来でもまずもうこの分野なら大丈夫でしょう
何が危険で何が危険でないかの見極めは
やっぱり外来が一番ですから

必ず明日には総括的な評価を受けて
次の診療科に大手を振って自信をもって行きましょう
来年の研修甲子園でも
こんな風に自分の研修の成果を示して欲しい
そんな風に切に願ってます


頑張れ~