ヤロン大撃破
プレミアディビジョン第11節
グレートブリテン 1-0 シティ
(得点) 82分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
エドガーのクロスをダレン・ベントがスライディングボレーでゴール左に決めて、これが決勝点となる。
前回の代表招集された5人が、そのまま今回も代表招集を受けた。主力DFが揃って招集されたことに、ロビンソンは頭を悩ませている。
「このままでは、まともに勝負できない。応急処置のようになるが仕方あるまい」
(契約交渉)
ロビンソンは急遽、移籍リストからDFケヴィン・ヤコブ(21)選手と3年契約、年棒2700万円で契約。ヤコブ選手は、左サイドバックとセンターバックを得意としている。スコットランド国籍で、現在はどこのクラブにも所属していない。
プレミアディビジョン第12節
世界一GKヤロンが所属するリバプールとの対戦。DFはジョン・テリーが辛うじて出場できるようで、スタメンで出場。
16分、ジュニア・コーリーにゴールを決められ、リバプールに先制を許してしまう。GKがヤロンだけに大きな1点だ。
だが、ここから予期せぬことが起こる。
24分、ケルガンのクロスからチャールズがエリア内でゴールに背を向けたままトラップ。そこから反転してシュートを放つと、これが決まって1-1の同点に追い付く。
5分後、決定的な場面でダレン・ベントがゴールを決めて逆転に成功。前半アディショナルタイムにジェームズ・ミルナーもゴールを決めた。
グレートブリテンの攻撃は、これだけでは終わらない。
61分にドリブル突破からミルナーがシュートを決めて4-1と更に差を広げる。
実況「ダレン・ベント、この試合2点目のゴールを決めて5-1。黒蜘蛛ヤロン、またゴールを許してしまったーっ!」
このサカつくヨーロッパは大体5点で止まることが多いから、ここまでだと思われた。
78分、右CKからモーアがヘッド。ヤロンはパンチングで、これを防ぐも、こぼれ球をジョン・テリーが蹴り込んで6-1。なんと、ヤロンから5点の壁を破る。
リバプール 1-6 グレートブリテン
(得点) 16分 ジュニア・コーリー(リバプール)
24分 チャールズ(グレートブリテン)
29分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
45分 ジェームズ・ミルナー(グレートブリテン)
61分 ジェームズ・ミルナー(グレートブリテン)
68分 ダレン・ベント(グレートブリテン)
78分 ジョン・テリー(グレートブリテン)
(警告) 21分 ニック・マクシェーン(リバプール)
41分 キング(リバプール)
ヤロンが6失点するのを見たのは、これが初めてだった。これまでは3~4失点が彼の最多失点だったように思える。