一般ゲーマーのサカつく欧州記

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プロサッカークラブをつくろう! EU 1715 ドイツ編

2018-04-30 17:30:00 | 日記

 ドイツプライムカップ1回戦vsドルトムントは、序盤にピンチを迎えるもポストに助けられ、カウンターからマンシャフトも応戦。しかし、ドルトムントの前にゴールを割らせてもらえず、互角の勝負へ。前半を0-0で終えて、後半に入る。マンシャフトはドルトムントを倒して2回戦に進むことができるのか。

 50分、プレルが相手選手を倒してしまい、FKを与える。

ヴァント(やはり、経験不足なのかプレルも前シーズンまでは3部の選手。彼だと90分戦うのは心許ない。クルト、ここで選手交替だ)

 ヴァントの心の中を読めたのか、それとも同じ考えだったのか。ここでクルト監督はプレルからマルティン・ベックに交替。ベックはMF登録だが、右サイドバックもこなせる。

 51分、ロシツキーのFKは左に逸れる。

ヴァント(さすがに格下の我々に対して、少し焦りが出ているのか。僅かだが、蹴る足に力が入っている)

 そして、69分のことだった。ベーエが左から前へパスを出し、トレコフがドリブルで突破する。クロスを入れると、フライスがDF2人と競りながらもシュート。ボールはGKに当たるが、こぼれ球をカイザーが押し込んで、マンシャフトが先制した。

 意外な光景にどよめく者や驚く者。そして、ヴァントのように喜ぶ者もいた。

ヴァント「よし、みんな。このままいけば勝てるぞ」

 1点リードされて本気で来るはずのドルトムントだが、マンシャフトの選手たちには余裕すら見えた。

ーーー 試合前ミーティング ーーー

クルト監督「みんな、オーナーから話があるそうだから、心して聞いてくれ」

 監督の言葉に顔を見合わせる者や戸惑う者もいる。

ヴァント「よし、みんな、聞いてくれ。確かにドルトムントは素晴らしいクラブだ。だが、弱点がある」

 ヴァントの言葉に選手だけでなく、クルト監督も驚いた。

ヴァント「ドルトムントは3トップで、1トップのコレルはポストプレイヤーだ。チェコ代表にも選ばれる程だが、彼がどんなに良いボールを落としても、これと言って決められるストライカーがドルトムントにはいない。それがリーグ低迷の原因だ。ウチのDF陣なら対応できる。むしろ怖いのは中盤のロシツキーだろう。それでも、相手が上だが、辛抱すれば必ずチャンスは訪れる。そのチャンスで決めれば、十分にウチにも勝機があるし、相手が本気で攻めてきても、絶対的なストライカーはいないんだ。落ち着いていけば必ず勝てる」

 

 ヴァントの言う通りだった。コレルがボールを持ち込んでシュートを放っても、マンシャフトの選手たちは対応している。そして、アディショナルタイムが過ぎて、GKヴァイデンフェラーがボールを蹴り上げたところで試合終了のホイッスルが鳴った。

 この瞬間、マンシャフトの選手は、まるで優勝したかのような喜びだった。

 これを見たヴァントは喜びを含んだ苦笑をする。

「勝って喜ぶのはいいが、まだ1回戦を突破したばかりだぞ。あと4回勝たないと優勝ではないんだ。だが、今はこの勝利を喜ぶことにしよう」

ドイツプライムカップ1回戦

ドルトムント 0-1 マンシャフト

(得点) 69分 アンドレ・カイザー(マンシャフト)

(警告) 10分 ヌリ・サヒン(ドルトムント)

 シュート数では4-7とドルトムントより上だった。ヴァントの言うように、ストライカー不足がドルトムントの弱点なのかもしれない。

【基本情報】  来場者数 102212人

【収入】    勝利ボーナス 2000万

【合計】           2000万

【資本金】 13億7380万  400円