茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

支援者としての立ち位置

2014年07月09日 | インポート
 今年度も、つくば市による「知的資産経営モデル企業」の支援がはじまります。
 そこで、支援者としての立ち位置について、あらためて考えてみました。
 世間では、コンサルタントが「指導する」という言葉を使っていますが、私は、「指導」という言葉を使ったことがありません。あくまでも、「支援」という言葉です。
 「指導」と「支援」、どこが違うのか?
 「指導」は、「こちらが答えを示し、その通りやってもらう」、「支援」は、「答えを出すプロセスを助け、経営者と共に、答えを見つけ出していく」ということだと理解しています。
 企業の主人公は、誰か?
 それは、社長であり、社員です。
 そのため、社長や社員が幸せになる答えが正解であり、支援者の答えが正解ではないのです。
 世の中には、エラそうに「指導してやる」といった態度の同業者も多く見受けられ、非常に情けない思いをすることがあります。
 「知的資産経営」は、企業の「知恵を活かした経営」のことです。
 企業の保有する「知恵」に敬意を払い、社長や社員自身も見落としている「知恵」の発見をお手伝いすること、社長や社員の笑顔を見ること、これを支援者としての立ち位置とて確認をして、今年度も、モデル企業支援に臨んでいきたいです。