今日は、事業承継を見据えた企業支援でした。お会いした経営者は、あと5年で事業から引退したいとのことで、その後を、ご子息に譲りたいと考えています。
しかしながら、ご子息は、現在、別の企業で働いています、全く関係のない業界で働いているわけではないので、ご子息も、家業を意識しているのかもしれません。
ただ、経営者は、5年後のことをご子息に話しているわけではないので、今後、良い意味で、私をクッションにして、事業承継のための環境を整えていきたいです。
そして、その後（承継後）の企業経営についても、しっかりとサポートしていきたいです。それが、承継したいという思いを受け取った私の使命でもあると思っています。
今日は、長野県のある高校で、就職支援のお仕事でした。景気悪化の影響も受け、昨年に比べると厳しい就職環境のようです。しかしながら、訪れた地域は、長野県でも製造業がひしめく地域なので、全国平均よりも、求人状況が良いです。
今日の最後は、模擬面接でした。それまでの受講状況からは想像できないくらい、良い意味で想像以上の出来栄えでした。
それぞれが、自分の「強み」をしっかりと把握していて、それを自分のことばでしっかりと伝えていました。
彼らのような人材が企業に入り、日本のものづくりを支えていくことで、日本が元気になっていくのではないか、と明るい気持ちになった1日でした。
世間で言う三連休（17、18、19）は、いずれの日も、中小企業応援センターの支援活動でした。
従来の公的な支援機関では、原則、土日祝日に、専門家派遣等を行うことはありません。それは、支援機関の職員が休みだからです。
しかしながら、支援される側には、土日祝日というのは関係ありません。現在働いている創業企業者にとってみると、むしろ、土日祝日でないと、ゆっくり相談できないのが現状です。企業も同じで、土日祝日の方が、会社としては休みなので、経営者とゆっくり話をすることができます。
このように、土日祝日に関係なく、あくまでも、顧客の要望に応じて、柔軟な支援体制をとることができるのが、我々民間を主体とした支援機関の大きな強みです。
今年度も、魅力発信レポート作成専門家の募集がはじまりました。「知的資産経営」を普及させる一環として、中小機構が行っている事業ですが、この事業はとても勉強になります。
昨年も、作成支援に関わりましたが、「報酬をいただいて、勉強になる仕事」というのが、率直な感想でした。
財務諸表に表れない、中小企業の持つ真の強み、これを見える化し、経営の切り札として使っていきたいです。
今日は、農商工連携認定企業への定期訪問日でした。この企業は、品質へのこだわりを徹底させています。
それを象徴することのひとつに、商品を配送する車まで、ピカピカに磨き上げています。
また、事業所への入口が見えにくいとのことで、行政と交渉して歩道の植え込みを低くカットしてもらい、その代わり、自分たちで植え込みの手入れをしています。さらに、歩道の清掃もおこなっています。
ここまで徹底してできるのは、すばらし「経営理念」を持ち、それを全従業員が共有しているからです。まさに、模範企業です。
