茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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顧客の視点

2010年03月29日 | インポート

 昨日、ある動物園に行きました。そこで感じたことは、動物園のつくりが、顧客の視点になっているだろうか?ということです。

 動物園の顧客は、子ともに限らず、大人も顧客となりえますが、その動物園は、子供をターゲットとしている感じでした。しかしながら、動物を見るための柵が、子供の視点で作られていないのです。つまり、子供の目線に立つと、柵がじゃまになって、動物が非常に見にくいのです。安全性はもちろん大事ですが、それを踏まえたうえで、子供の視線でも、よく動物が見えるだろうか?と考えることが必要なのではないでしょうか?

 作り手の視点ではなく、顧客の視点、やはり非常に大事です。


尾道でのセミナー

2010年03月25日 | インポート

 昨日~今日は、尾道市内の卸団地でリテールサポートセミナーです。昨日は1日目でしたが、みなさん非常に熱心に受講されていました。

 セミナー会場となった卸団地は、協同組合を作っているのですが、組合としての存在意義をだすため、様々な事業に意欲的に取り組んでいます。

 全国の卸売業、組合は、厳しい状況にあり、今後の進むべき道を模索しているのが現状です。そのため、セミナーを通し、卸売業、組合はどうあるべきかという点につき、様々な気付きを得ることができました。


地域力連携拠点事業の成果

2010年03月18日 | インポート

 今日は、地域力連携拠点事業のパートナー会議でした。地域力連携拠点事業は、今年度限りなので、その成果を含めた総括の日でもありました。

 一番疑問に思いながら、明確な答えが出せなかったのは、事業の「成果指標」です。何をもって「成果があった」とするのか?相談回数、専門家派遣回数、経営革新認定件数、・・・。

 国費を投入している以上、定量的な指標が必要なのはもっともですが、1年間で、中小企業に成果を出せと言われても・・・、という部分もあります。

 最終的には、「顧客満足度」であることには間違いないのですが、それに行きつくまで、2年かかるのか、3年かかるのか、これは分かりません。そのため、中小企業支援事業は、単年度主義ではなく、中長期的なスパンで事業を考えてもらいたいと思います。


松山でのセミナー

2010年03月16日 | インポート

 今日は、松山市内で、リテールサポートセミナーの講師でした。松山駅前の桜はすでに咲いており、春を思わせる、非常に穏やかな1日でした。

 しかしながら、会場の皆さまは真剣そのもので、一番眠くなるお昼を食べたあとの時間帯であっても、誰一人寝ることなく、逆に、会場の熱気が講師に伝わってきました。

 これだけ多くの皆さまが真剣にリテールサポートについて考え、それを実行していこうとしている実態を見ると、日本経済に明るい兆しをもたらすような気がしました。

 厳しい状況であっても、何とか創意工夫をして現状を改革していく、この積み重ねが、地域経済を活性化させ、日本経済を活性化させていくことにつながるでしょう。


札幌でのセミナー

2010年03月13日 | インポート

 昨日は、札幌でリテールサポートセミナーの講師を務めました。平日の9時~18時という時間帯をまるまる使ってしまうスケジュールにも関わらず、ホテルの会議室に多くの方が駆けつけました。

 昨今の卸売業の厳しさを反映し、何とか生き残りをかけたいという強い思いの表れでしょうか?

 卸売業の顧客である小売店、特に、地域の中小小売店は激減をしております。これにより、地域商店街も疲弊するという「負のループ」に陥ってしまっています。

 地域経済を活性化させるためには、地域の中小小売店を活性化させる必要があり、そのために、卸売業のリテールサポートが求められています。

 リテールサポートをとおし、お互いがWIN-WINの関係になれることを目指したいです。