夕刊/金田ヒサ

THE RAMBLINGSのフロントマンが贈る漂流記

ルーツ・ミュージックへの帰還

2011-02-28 | Weblog
ランブリングスのリハ後に1人思案。

メンバーの技量は知っているが力量は本人しかわからない。

俺が広げたキャンバスに似合う色を挿してくれると待つばかりだ。

俺がイライラしたところで澱んだ絵になるのが見えいる。

過去の教訓ってやつさ。

かと言って本気の遊びを妥協で終わらせる気は毛頭ない。

時間ばかり無駄に経過させるのは危険である。

時には描くスピードが必要なのだ。

実はそこまで辛抱強く人間が出来ていないもので。

イメージの貧困が引き出しの無さから来るものであるなら

師匠たちの素晴らしい音源があるのだから学べばよい。

ルーツを振り返れって事だ。

言い方は悪いがパクればいいって事さ。

俺は音楽のオリジナリティなど深く追求してはいない。

誤解されると面倒なのだが俺が作りあげたい音楽で

既にオリジナルなど出来ないとわかっているんだよ。

先人や師匠たちがやり尽くしてくれたからね。

ルーツ・ミュージックをベースにした時から覚悟は出来てる。

向かうべきはそれを俺達がどう料理するかだけなのだ。

自分自身がその中で試行錯誤することや

感銘を受けたり嫉妬したりしながら骨が出来てくる。

俺が求めているのは自分自身の存在のオリジナリティーだ。

こっちのほうがどれだけ辛く厳しい旅かわからない。

どこかで古典落語と対峙する落語家と通ずる話にも思える。

自分の中で古典を消化させることが出来る噺家だけが

古典落語に個人のオリジナリティーを持ち込めるのではないかと。

俺はそう思うよ。

だからスタンダード・ナンバーの消化の仕方次第では

個人の音楽性がもっと広がる可能性は十分にあるハズだ。

パクるといってもパクれるのは表面のフレーズだけだろう。

本質はその奥にあるのだから。

つまり何をパクるかが最大のカギなんだと思う。

だからこそ。

躊躇せず入口から始めるのだ。

似合わぬ服なら似合うようにアレンジ出来るまで。

昔の某メンバーがギター・フレーズを三種類ほど

ザ・バンドからまんまパクって持ってきたことがあった。

無論一発却下。

そういう事ではないと伝えたが彼には伝わらなかった。

しばらくして彼は姿を消してしまった。

きっと感情剥き出しの俺の伝え方が悪かったのだろう。

今一度、奢りを捨てルーツ・ミュージックに帰還すべきだ。

俺達はきっとまだ何にもわかっちゃいないのだから。
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THE RAMBLINGS 585 rehearsal 2.27

2011-02-27 | Weblog
音楽は数学に例えられる事も少なくない。

無機、有機化学って事もあるかもな。

俺達の場合は四則の計算かな。

足したり引いたりが基本になってるから。

数学ってより算数だね。

何もないところから引く事は出来ない。

コレが今夜のリハーサルの感想。

足すだけ足してその中から残す価値のある音を見つける。

それが見つかった時に初めて余分な音を引けば良い。

そこからが掛け算の始まり。

大丈夫か?ついてきてるか?

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軽い印象

2011-02-26 | Weblog
何ヶ月振りに髪カットしたら随分と軽くなった。

カットの際にオネーサンが春に向けて色入れると

すごく軽い印象になりますよと言った。

恐らく白髪まじりのオッサンに白髪染めましょうと

ストレートに言う訳のも何なんでってとこなんだろう。

だから「軽い印象が許されるのは二十代まで」とやんわり拒否。

それでもオネーサンはまだ食い下がり続けるから

「男、五十路前で重きを探してんだよ」と俺。

それでもオネーサンは・・・・。

「え~意味良くわからないですけど色入れませんかぁ?」

面倒くせぇから・・・。

「白髪になるのにどれだけかかったと思ってんだ」と俺。

そこからカット終了まで会話もなく沈黙の時が流れた。

これで良いのダ。

職人は黙って仕事しろぃ(笑)。

だから髪切りって嫌いなんだ。
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ウィスキー・リバー

2011-02-26 | Weblog
遥か昔。

某ケーブルTV局のプロデューサーからランブリングスの

スタジオ・ライヴを収録したいとの話を頂戴した。

個人的には興味もなく全く乗り気ではなかったのだが

当時、世話になった人の仲介もあり承諾する事にした。

収録当日、小さいが新しいケーブルTV局に着くと

若くて元気なスタッフが忙しなく動きまわっていた。

俺達は1つしかないスタジオであっという間に

セッティングを済ませると控え室で出番待ちとなる。

俺はアコースティック・ギターしか持っていかず

ドラマー湯村はスネアとハットとバスドラのみ。

当時のベースだった洋ちゃんはいたのかな?

湯村と2人だったような気もするんだけど。

そこら辺りの記憶がもはや曖昧なんだよね(笑)。

とにかく俺達はこの簡易セットで、しかも何を演奏するかも

全く決めていなかったから何やるよ?なんて調子だった。

今にして思えば不謹慎な無礼極まりないバンドだ(苦笑)。

結局、何も決まらないままリハーサルの声がかかり

俺達はスタジオ入りしたがカメリハの最中も

俺は何を演るかに頭を巡らせていたんだ。

で、突然、閃いた。

今ここで作ろう。

その時に出来たのが「Whiskey River」。

この曲は小さなケーブルTV局で偶然生まれたんだ

我ながら不思議だね。

あんなにスッと降りてきた曲は珍しいからさ。

そのまま一発で収録して終わり。

他も何曲か演ったと思うけど忘れてしまった。

気付いてる人はいないと思うんで書くけど

実はこの曲のタイトル表記は二種類あるんだよ。
「Whiskey River」と

「Whisky River」

作った当初は上で今は下のタイトル表記。

酒好きにはわかると思うけどいかがでしょう?

今回はウィスキー・リバーにまつわる話でありました。
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SWEET INSPIRATION/ DAN PENN&SPOONER OLDHAM

2011-02-25 | 師匠の仕事
久し振りの師匠の仕事。

ダン&スプーナーの仕事からすれば、ごく一部だけど

彼らが産んだ素晴らしい名曲達のコンピ・アルバム。

英エース・レコード編集のソングライター・シリーズ。

言うまでもなくプレイヤーのバッキングとボーカリスト達の

圧倒的な歌唱力にもやられること間違いなし。

歌う面々がもう凄い師匠ばかりで言葉はいらず。

黙って真正面から聴いていれば良いアルバムである。

初めて体感する方にはもってこいの一枚だと思う。

マッスル・ショールズ・スタジオの魔法のサウンドは

俺の中でいつの時代であろうと解けることはない。
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ブロック注射なるもの

2011-02-24 | Weblog
腰にブロック注射なるものを打った。

薬が切れれば痛みは戻るのだろうけど。

日常生活や仕事にまで影響を及ぼしている腰痛を

一時的にでも和らげさせる必要があったからさ。

まだメンテナンスしなければいけない部位もあるしね。

その中でも一番厄介なのは精神的なケアだろうと思う。

その点、俺は奇跡のバランスで保っているよ。

何度となく心が折れかかっては補修してきた。

もちろん1人では簡単に乗り切れない事ばかりだよ。

周囲に支えられている事がわかっているからこそ

傷つき剥がれていく心の皮を一枚ずつ重ねていけるようだ。

下手な医者より腕が良いぜ、サンキュー!

♪♪♪♪♪♪♪

ブログにライヴ・セットリストを載せようと思っていて

いつも忘れていたので前回のジョアン分を記しておきます。

2011.2.19.Joao+1 Legend Of Night vol.2

Duo THE RAMBLINGS

M1、どこ吹く風

M2、ヤクたたず

M3、いいコトばっか

M4、迷路

M5、最後の砦

M6、Whisky River

M7、Happy Birthday 木田

M8、ギフト 木田

M9、臆病風

M10、カラフル

M11、まちあわせ

M12、Acoustic Woman


共演企画 梅太郎 村田祐作

オペレーション AMA
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時に我ふりかえり

2011-02-23 | Weblog
サラリーマン時代に可愛がってもらった上司であり

今や社長であるSさんが64歳という若さで亡くなった。

先月、新年の挨拶をさせてもらったばかりなのに・・・。

数年前に癌を克服し元気に働いていた姿を見ていたので

突然の訃報にショックを受けている。

新入社員の頃に精をつけて元気に働いてくれと

ぶ厚いステーキをご馳走になったのが忘れられない。

俺は決して優秀な部下ではなかったが

どこかで理想のサラリーマン像をSさんに抱いていた。

自分が歳をとれば諸先輩方も自ずと歳をとっていくが

あまりにも早すぎるではないか。

いい気なもので人の死と直面した時に

己の人生を振り返り悔いのない生き方をしているかと

思ってしまうことに少なからず苛立ちを覚えるのだ。

いちいちそんな事を考えて生きていくのは性に合わない。

これも生きてるからほざけるのか。

フン、どこまでもくだらねぇ。
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お知らせ

2011-02-22 | Weblog
先日ライヴでお世話になった我々のアジトである

千葉市は西都賀にあるジャズ・バー「ジョアン+1」の

HPが完成「MUSIC&SAKEジョアン」で検索出来ます。

MAP、MENUにLIVE情報など参考にして下さい。

興味を持ったら少し勇気を出して扉を開けてみて。

気に入ってもらえると思うよ。

まだ俺達の次回ライヴは未定だけど今後もジョアンの

魅力ある空間を微力ながら演奏を通して紹介したいと思う。

マスターとママにはくれぐれも健康に気をつけて

1日でも長くジョアンを続けて欲しいと思ってます。

今にも危ないような話だな・・・申し訳ない(笑)。

ここ数年ランブリングスのライヴが少なく

ライヴを楽しみに待っていてくれる人達には申し訳なく思う。

求められることはバンドにとってはホント有り難い事です。

若い頃と違ってガツガツしてないのもあるんだけどさ。

メンバーの生活スケジュールを重視してる面と

ベーシストが固定出来ていないって問題も抱えてるからね。

それによってまだ納得出来るライヴ・サウンドが

完成していないってのがライヴに対して一番腰が重い理由。

585リハーサルはやってるけどレコーディングの為の

リハとライヴ・リハは全く別モノだからね。

勿論、レコーディングが無事終了すればライヴへと

自然な流れでシフトすることになると思うんだけど。

その時は信ちゃんと逸平にはライヴに参加してもらいたいしね。

それから先の将来の話は今は何とも上手く言えない。

このバンドを生で観たい聴きたいと欲してもらえる

アルバムに作り上げる事も585の意味の1つだと思う。

俺自身の中にも矛盾してるところが沢山あってさ

正直まだ考えたくもないってのが本音なんだわ。

面倒くさくなっちゃうだろ俺(笑)。

本当にアバウトなんだけど585が完成したら

何かが変わるかも知れないし

何も変わらないかも知れない。

何かを起こすのは俺達自身だってのは承知してる。

ご安心あれ。

今はどこかで俺が終わらないようにソロやデュオやったり

四人工で宮田や民谷と一緒にロックン・ロールしたりと

勝手気ままに走らせてもらってるんだけど

これが俺のガソリンになってるのは間違いないんだ。

ソロもデュオも四人工もランブリングスも

別々のものでありながら形態が違うだけで

音楽を奏でるってこと関しては何ら変わりない事なんだ。

また来月からボチボチやりたいように唄ってくよ。

唄えない苦しみと唄える喜びを知ってるからさ。

今の俺は音楽が出来るだけで最高なんだ。



写真 だよね?ジョニーさん。
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音旅

2011-02-21 | Weblog
前夜、木田と音の旅支度を整え土曜日のジョアンに向かう。

座長梅太郎とオペ担当のアマがセッティングを済ませ

俺達を招き入れてくれ、お客さんも多数足を運んでくれた。

ありがとう、感謝します。

2011年初のデュオ・ライヴはまずまずの感触。

何度となく二本のギターが反応する瞬間を感じたし

自分達の中でリズムをコントロールしながら

偏ることなくプレイ出来たことが収穫だった。

俺達なりの絵を描けたのではないかと思う。

何かを感じとってくれたのなら有り難い。

座長の梅太郎とサポートの村田祐作君は

リハや打合せをしっかりやったのがわかる

ステージをしっかり披露していたと思う。

お客さんも楽しんでいるのが客席にいてわかったよ。

個人的に良かっただけに2人のリズムに関しては

今後のヒントになればと打ち上げの席で思いを伝えた。

余計なお世話だっかも知れないが勘弁してくれ。

村田君、気持ち良いグルーヴを見つけてね。

あらためて梅太郎のスタイルはシンプルだが

古き良き時代の名残を持ち続けている。

ともすれば彼のスタイルはメロディーより歌詞の比重が

大きくなるリスクを抱えてしまう可能性が高いものだが

ライヴという瞬間に生身を晒すことで

歌詞だけではない感覚を与えることが出来ると思う。

(それは俺達にも言えることなのです。)

このまま我が道を進んで行ってもらいたいと思った夜でした。



翌日は疲労蓄積から首と腰に限界がきたようで

痛みで殆ど体を動かせずに静養日をとらせて貰った。

多少、痛みは和らいだ感はあるが治療が必要のようだ。

全くこればっかりは(苦笑)。

この体と付き合いながら次の音旅に向かいます。

またお会いしまょう。
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住めば都

2011-02-17 | Weblog
俺が都会の住人からすれば田舎と呼ばれる類の

土地に根をおろし早9年の歳月が経った。

これまで身に降りかかった忌々しい思い出を除けば

この土地の暮らしも、まんざらではないと思ってる。

(今だに苦しんでいる事はあるけどね。)

何より静かで、うっとおしい近所付き合いがないのが良い。

車さえあれば5分も走ればモノレール駅はあるし

小さな商店街もあるからあまり不便さは感じない。

ぶっちゃけ音楽隠遁生活するには正にもってこいだ。

正確にはもってこいだったと言った方が良いのかな。

(2006年に音楽隠遁生活から脱出し現在に至る。)

あとは山の中なんで季節を感じられるところも気に入ってる。

ライヴ後に帰宅するとあの喧騒は何だったのだ?

本当に俺はステージにいたのか?なんて思う。

バランスが良い住処ってことなのかも知れない。

俺も田舎暮らしが似合うお年寄り・・・もとい!

お年頃になったって事なんでしょう。
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わかんねぇだろうなぁ。

2011-02-16 | Weblog
本日は晴天なり。

これだけ暖かいと温度差にやられそうだな。

俺の周囲は、みんな風邪っぴきで体調不良者多し。

デュオ・ライヴまであと3日。

風邪ひかぬように、風邪もらわぬようにだ。

19日のセットメニューも何とか絵が見えてきたし

恒例の木田セットも楽曲決まったから練習しとかねぇとな。

あ~そうだ、そろそろ弦張り替えないとヤバいよな。

去年11月から張りっぱなしだから流石に切れるぞ。

最近は楽器屋に行く回数が激減してるから

弦やらピックやら消耗品が在庫切れの状態だ。

いちいち買いに行くのが億劫なんだよね。

駐車場やらエスカレーターやら面倒くせぇからさ。

もう一回くらいいけるか!?

で、大事なとこで切るんだよな(笑)。

ちゃんとメンテ兼ねて張り替えます。

当日はゲストとしてお呼ばれしてんだけど

ちゃんとワンステージ演るんで観に来てよ。

流石に後ろに梅太郎座長が控えてるから

長尺ステージって訳にはいかないだろうけど。

基本的にショートはやらないのボク。

昔ライヴハウスで経験したからもういい。

意味ないとは言わないけど力つかないからさ。

某ライヴハウスの店長さんに訊いたんだけど

今のバンドの連中って30分慣れしちゃってて

それしか演奏出来ないのが殆どなんだってね。

音楽的体力がつかないのも当たり前だわ。

「あの一線」を越える苦しみも快感もわかんねぇだろ?

何だか益々こじんまりしてんなオイ(笑)。

俺達のUZU時代は一晩に2ステージ演奏が当たり前でね。

One Night One Band で演れなきゃダメなんだと教わった。

ちゃんとバンドとしてその夜の責任をとるって事だよね。

今はそんなハコも少ないだろうから難しいかな。

小賢しいの4つ5つ集めてやらせんだろうから。

そんなんでライヴバンドが育つもんかいっ。

まぁ、よそ様の事はどうでもいいや。

俺はやりたいようにやる。

インディーズなんだからよ。

わかるかなぁ~?

わっかんねぇだろうなぁ~イェ~イ。(by松鶴家千とせ)
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マイルス・デイビスの言葉

2011-02-15 | Weblog
マイルス・デイビス。

ご存知世界の名ジャズ(フュージョン)・トランペッター。

昔、購入してあまりのボリュームに辟易して投げ出した

彼の自叙伝1、2と3年位前に購入したマイルスに訊けを再読。

少し行き詰まった時に目を通したりするんだよね。

俺みたいな奴でもマイルスのアルバムは何枚か所有してる。

中でもお気に入りのアルバムはカインド・オブ・ブルーと

ウォーキン、オン・ザ・コーナーにTUTU。

年代はバラバラなんだけど上記4枚はよく聴いたアルバムだ。

メンバーと共に変化と進化を繰り返していく様は言葉にならず。

あとは何てったって見た目が格好良いからなマイルス。

で、人間的にはどうだろうとかと下世話な興味があってさ(笑)。

肝心の本は、これまた文中のマイルスの言葉がスゲェんだよ。

音楽やってる人のみならず創作活動をしてる人は

いちいちぶん殴られたような気分にさせられると思う。



例えば・・・・。



良いミュージシャンは音楽の中に自分の居場所と役割を

自分で見つけなければならない。

それが出来ないなら故郷にでも帰ることだ。



ハハッ、キツいだろ?



何かが残せないとするなら、そいつは何の為に生きてるんだ?

そいつがそこにいる意味はどこにあるんだ?



こりゃあ、もっとキツい(苦笑)。

でも俺にとっちゃ心臓に向けてのニトロのような言葉だ。

音楽に対する情熱と愛を感じさせてくれるからね。

帝王だか何だか知らないけど1人の音楽家として

プレイヤーとしてマイルス・デイビスと云う人間は死ぬまで

凄まじいエネルギーを充電しては放電してきたんだと

あらためて思う俺なのでありました。
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リスペクト

2011-02-14 | Weblog
週末は西都賀ジョアン+1にて梅太郎企画に出演します。

Duo THE RAMBLINGS名義で2011年の初ライヴ。

(出番はいつもより早い20時からなのでお間違いなく。)

ライヴ5日前になってようやくリハに入れる状態に。

リハと言っても俺達は構成確認程度のものなんだけど。

相方の木田はアコギから離れてた様子なんで

そこら含めチョイと音出ししようと思ってます。

毎回振り出しに戻るようなマネは出来ないし

去年の瞬間を1つでも越えて行かなきゃならないしね。

早々にライヴの機会を与えてもらったから

だらだらしないで1曲目からトライしていきます(笑)。

今、俺は仕事で川崎まで車を走らせています。

インターFMでグラミー賞の模様を聴きながらね。

お目当てはミック・ジャガーさん。

ラファエル・サディークを引き連れグラミー初登場。

ソロモン・バーグに捧げる追悼のステージ。

お得意の「Everybody needs somebody to Love」。

自分は何にもノミネートされてないのにさ。

やってくれるよなぁ~ホント。

会場の盛り上がりも半端じゃないもん(笑)。

さすがお祭り野郎ミック・ジャガーさん。

師匠へのリスペクトを忘れないあたりは流石でした。
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不味いハンバーガー

2011-02-13 | Weblog
某ファースト・フード店のハンバーガーを食す。

不味い。

コレを美味いという人達が溢れているのか。

俺はグルメと言われる類の人間ではない。

それにしても不味い。

あらためて親に感謝しなければならん。

不味いものを不味いと認識出来るのは

ガキの頃からちゃんとした食事をさせてもらった証だ。

ある程度の味覚が備わったのはそういう事なんだと思う。

音楽にも同じ事が言えるんじゃないかな。

聴いてきたものによって耳や感性が育つ。

周りに不味い音楽しかなければそれが当たり前になる。

残念だけどな。

高級品じゃなくともマトモなものは沢山あるのに

見逃したり見失ってるだけだと思うけどね。
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しんしんと冷える夜に

2011-02-12 | Weblog
寒さ厳しき折、いかがお過ごしですか?

関東地方も所によっては積雪があって大変な模様。

雪慣れしてないから3センチ積もればパニックだ。

俺も社用車にスタッドレス履かせようとしたが品切れ。

チェーンまでキレイに品切れになってたのには唖然。

結局は天気予報が滑って積雪も殆ど無く一安心。

でも今夜あたりまだ油断禁物って感じだな。

雪については今月あと一山ありそうな気配だ。

路面凍結も厄介だから気をつけないとな。

過去に車スピンさせて廃車にしてるからな。

みなさんもご注意あれ。

しんしんと冷える夜、自宅にて。

マネージャーが録音してCD-Rにやいてくれた

逸平セットの585リハーサル音源を聴いた。

湯村と逸平のリズム隊がどんな表現をしたいのか

音源から深くその意志を感じとる事も大切な作業だ。

リズム隊は受け身なんかじゃない訳だからね。

大抵バンドのフロント連中はやりたい放題やって

後はリズム隊にヨロシクって押し付けるんだ(笑)。

それに面倒見の良いリズム隊はグルーヴしないと思う。

世話焼きすぎて気を使ってかったるいノリしか出ない。

だから今回はベースとドラムが格好良いアルバムにしたい。

以前カセットの音質が良いって書いたけど

本当に良い音で入ってるライヴ録音とかあるわ。

演奏は拙いんだけどね、酔っ払ってたりするから俺達。

なんなら585のブートをカセットで出そうかな?

それくらい音が良いもん。

しかもノーマルね、ノーマル・テープ。

演ってる音楽にもよるから一概には言えないけどさ。

今や2011年、カセットの音どころか

存在さえ知らないリスナーが殆どなんだろうな。

興味あったら聴いてみるといいよ。
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