11月30日
寄付 高値 安値 終値 前日比
日経平均先物12月限 16150 16310 16150 16310 +210
日経平均株価(現物)16183.30 16274.33 16152.85 16274.33 +198.13
11月30日 本日の株式相場
続伸。現物終値も16100以上を回復し、下値リスク後退。短期的には上昇一服感が漂う可能性も中期的な戻りを試すトレンド入りへ。懸念材料はヘッドアンドショルダー形成段階にも見えること。
日経平均は続伸。米国株式相場の上昇を背景に先物中心限月の寄り付きは前日比50高い16150で始まった。前場は高寄りの影響から一進一退の展開。後場に入ると下値を試す動きとなり、16150まで下落した。しかし、その後は切り返し、上値を試す展開。引けにかけて一段高となり、現物、先物とも高値引けで本日の取引を終了した。先物は前日比210高い16310、現物は198.13高い16274.33。
相場の短期的な流れである相場の木を先物のP&Fチャートで見ると、相場は、20日に16010を下回り、売りシグナルが点灯。当初の第二下値目標値の15840を下回る15710まで下落し、15720で引けた。21日は15830まで戻りを見せたが、終値は15700となった。その後は22日に15910まで上昇し、15860で引けたが、第二下値目標値の15840より売られすぎた分の修正が入り、当初の下値目標値の15840近辺まで戻したものと考えていた。24日はザラ場で15700を下回り、第一下値目標値の15610に対して15630まで下落し、15730で引ける展開となった。そして27日は安寄りし、15700を再度ザラ場で下回ったことで第一下値目標値の16610まで下落したが、その後反発。15880で引け、15860を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値を15980、16100と計測していた。ただし、チャートの形状で主波動が下落の後に下値切り上げ型(21日終値15700、24日終値15730)となっており、15820を下回って売られる場合は経験則的に急反落リスクがあり、要注意と見ていた。相場は28日も安寄りし、15650まで下落したが、買い戻されて15870まで上昇し、15850で引けた。相場は29日に急反発。第二上値目標値の16100を上回る16130まで上昇し、16100で引けた。21日終値の15700からの底値圏での揉み合いで溜めたエネルギーは終値ベースで見て16100が上値目標値であったため、目標値到達による一旦の戻り達成と考えていたが、相場は本日も続伸。本日も高寄りで下に窓(16150~16130)を形成し、16310の高値引けとなった。相場は底入れしたものと考えられるが、短期的にはピッチが早く、上値目標値を大きく上回る上昇によってチャートが上に伸びきっており、一旦スピード調整を入れないと伸び悩む展開と予測する。他のテクニカル指標では、MACDがプラス領域に転換。上昇トレンド入りを示唆しているが、ストキャスティックスは割高感を示唆している。
また、相場の大局的流れである相場の森を日経平均現物のP&Fチャートで見ると、相場は30日に16351.85と大幅続落し、16500を下回ったことで上昇トレンドを一旦壊し、仕切り直しとなっていた。相場は本日、終値で16274.33と続伸。終値で16100を回復し、下値バイアスは後退した。現段階では15900を下回らない限り、戻りを試すトレンドが継続すると予測する。短期的には上昇一服感が漂う可能性があり、もたつくものの日経平均に対して先行性のあるTOPIXが力強い上昇をみせていることから新たな上昇トレンドに入った可能性が高い。懸念材料は、明日も窓を空けて高寄りした場合は所謂三空となり(三空に買いなし)、短期的な上昇一服感が強くなること。また、16400台で上昇が止められて、反落に転じた場合、ヘッドアンドショルダー形成段階にも見えることである。
相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
4月24日に現物終値で17000を下回り、下値目標値は15900前後(到達)
5月31日15467.33と23日15599.20を下回り、下値目標値は→:14700、14100(到達)
○上値:終値で16800を上回ると→上値目標値17700
○下値:終値で15500を下回ると→下値目標値14700、13800
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で15860を上回り、買いシグナル→:15980、16100(到達)
下値:先物終値で15730を下回ると→:15580、15440
寄付 高値 安値 終値 前日比
日経平均先物12月限 16150 16310 16150 16310 +210
日経平均株価(現物)16183.30 16274.33 16152.85 16274.33 +198.13
11月30日 本日の株式相場
続伸。現物終値も16100以上を回復し、下値リスク後退。短期的には上昇一服感が漂う可能性も中期的な戻りを試すトレンド入りへ。懸念材料はヘッドアンドショルダー形成段階にも見えること。
日経平均は続伸。米国株式相場の上昇を背景に先物中心限月の寄り付きは前日比50高い16150で始まった。前場は高寄りの影響から一進一退の展開。後場に入ると下値を試す動きとなり、16150まで下落した。しかし、その後は切り返し、上値を試す展開。引けにかけて一段高となり、現物、先物とも高値引けで本日の取引を終了した。先物は前日比210高い16310、現物は198.13高い16274.33。
相場の短期的な流れである相場の木を先物のP&Fチャートで見ると、相場は、20日に16010を下回り、売りシグナルが点灯。当初の第二下値目標値の15840を下回る15710まで下落し、15720で引けた。21日は15830まで戻りを見せたが、終値は15700となった。その後は22日に15910まで上昇し、15860で引けたが、第二下値目標値の15840より売られすぎた分の修正が入り、当初の下値目標値の15840近辺まで戻したものと考えていた。24日はザラ場で15700を下回り、第一下値目標値の15610に対して15630まで下落し、15730で引ける展開となった。そして27日は安寄りし、15700を再度ザラ場で下回ったことで第一下値目標値の16610まで下落したが、その後反発。15880で引け、15860を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値を15980、16100と計測していた。ただし、チャートの形状で主波動が下落の後に下値切り上げ型(21日終値15700、24日終値15730)となっており、15820を下回って売られる場合は経験則的に急反落リスクがあり、要注意と見ていた。相場は28日も安寄りし、15650まで下落したが、買い戻されて15870まで上昇し、15850で引けた。相場は29日に急反発。第二上値目標値の16100を上回る16130まで上昇し、16100で引けた。21日終値の15700からの底値圏での揉み合いで溜めたエネルギーは終値ベースで見て16100が上値目標値であったため、目標値到達による一旦の戻り達成と考えていたが、相場は本日も続伸。本日も高寄りで下に窓(16150~16130)を形成し、16310の高値引けとなった。相場は底入れしたものと考えられるが、短期的にはピッチが早く、上値目標値を大きく上回る上昇によってチャートが上に伸びきっており、一旦スピード調整を入れないと伸び悩む展開と予測する。他のテクニカル指標では、MACDがプラス領域に転換。上昇トレンド入りを示唆しているが、ストキャスティックスは割高感を示唆している。
また、相場の大局的流れである相場の森を日経平均現物のP&Fチャートで見ると、相場は30日に16351.85と大幅続落し、16500を下回ったことで上昇トレンドを一旦壊し、仕切り直しとなっていた。相場は本日、終値で16274.33と続伸。終値で16100を回復し、下値バイアスは後退した。現段階では15900を下回らない限り、戻りを試すトレンドが継続すると予測する。短期的には上昇一服感が漂う可能性があり、もたつくものの日経平均に対して先行性のあるTOPIXが力強い上昇をみせていることから新たな上昇トレンドに入った可能性が高い。懸念材料は、明日も窓を空けて高寄りした場合は所謂三空となり(三空に買いなし)、短期的な上昇一服感が強くなること。また、16400台で上昇が止められて、反落に転じた場合、ヘッドアンドショルダー形成段階にも見えることである。
相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
4月24日に現物終値で17000を下回り、下値目標値は15900前後(到達)
5月31日15467.33と23日15599.20を下回り、下値目標値は→:14700、14100(到達)
○上値:終値で16800を上回ると→上値目標値17700
○下値:終値で15500を下回ると→下値目標値14700、13800
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で15860を上回り、買いシグナル→:15980、16100(到達)
下値:先物終値で15730を下回ると→:15580、15440