相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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商品市況テクニカル分析(2月25日)

2011-02-28 23:59:12 | 読者の方からのご質問とその解説
商品市況テクニカル分析             2月25日各市場終了時点

2月25日各市場終値基準。
MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限
の順番で記載。

○ CRB(2月25日終値351.29)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:70.27、BB:348.75と333.89
2008年7月4日高値473.97から2009年2月24日安値200.16まで下落後の戻り局面が継続中。半値戻しの337.06を突破し、369.37、409.35あたりが次の目処。中東情勢緊迫化が長引き、リスク回避局面が長期化すれば株式相場との連鎖安から反落リスクも。

○ WTI(2月25日終値97.88)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:72.84、BB:99.59と80.39
2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面が継続中。半値戻しの89.835を突破し、61.8%戻しの103.39に対して、24日には103.41まで上昇。その上は120.161が控えるが、103.41の上抜けに失敗すれば上昇一服感が広がる可能性も。サウジの増産が上値を抑える要因、株式相場の下落に連れ安も。

○ 天然ガス(2月25日終値4.005)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:45.13、BB:4.4461と3.6599
2月24日高値4.879から24日安値3.775まで下落後のリバウンド局面。全般的には戻りの鈍い展開を予測。もう一度24日ザラ場安値3.775の下抜けを狙いに行くリスクも残る。

○ 金(2月25日終値1409.30)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:68.62、BB:1428.28と1318.89
巨大な上昇トレンドが継続しているが、11月以降は短期的に高値圏でレンジ推移となっている。現状の相場上昇基調が2010年12月7日の1431.10を超えられない場合は1350ていどまでの超製を入れる可能性もある。

○ トウモロコシ(2月25日終値4.70)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:41.29、BB:4.99と4.66
大きな絵(相場の森)では2006年12月29日の高値56.66から2009年3月6日の安値0.97までの大幅な下落後、緩やかな戻り(3度の上昇)を継続中。短期的な絵(相場の木)では1月14日の5.15からやや下向きバイアスがかかっており、4.60を下に切ってくると4.20前後までの調整の可能性も。
○ 大豆(2月25日終値4.31)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:45.91、BB:4.62と4.19
大きな絵(相場の森)では1999年11月19日の高値68.8815から2008年11月21日の安値1.35までの大幅な下落後、4ドル台を中心とした推移(2度の上昇)を継続中。短期的な絵(相場の木)では12月以降4.20~4.60を中心としたレンジ推移。短期的にはレンジ上限の4.60に向けた動きが優勢。


ドル・円テクニカル分析(2月23日)

2011-02-23 22:22:45 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

2月23日 東京市場終値(17時)82.71/72(‐0.19)   安値82.52  高値82.89

ドル円急反落。第二上値目標値83.60到達後の反落局面が継続。
小さな枠のP&Fでは2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回ったことによるドル買いシグナルの第一上値目標値83.30、第二上値目標値83.60と設定。さらに14日に83.19で引け、大きな枠のP&Fでも、東京市場終値で83.00以上を達成したことで、追加のドル買いシグナルが点灯したが、戻りは2月16日のザラ場高値83.98、東京市場終値では17日の83.73まで。その後は、下落基調が継続。83.20を下回り、ドル会シグナルは消滅。最初の関門83.50は突破したものの、上値が重い展開。

23日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.66近辺。上下の2σはそれぞれ84.07と81.26近辺となっている。MACDは9日からプラス領域(ドル買い)を継続しているが、売り転換が近い。RSIは48.30となっている。また、パラボリック・システムは9日からドル買いシグナルを継続。ストキャスティックスは17日からドル売りシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月16日東京市場終値83.73を上回り、83.80以上で引けると→上値目標値:84.60、85.80、87.60
下値:2月8日東京市場終値82.13を下回り、82.09以下で引けると→下値目標値:81.20、80.60 中長期目標値77.80、76.40


日経平均テクニカル分析(2月22日)

2011-02-22 23:55:21 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

2月22日終値:先物3月限:10650(-220)、 現物:10664.70(-192.83)

急反落。リビア醸成緊迫化でリスク回避。原油高も売り材料。輸出と金融中心に売り優勢。中長期的上値目標値10800到達による上昇一服感。
相場の森では、11月8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回ったことによる中長期買いシグナルが依然として継続中。さらに、11月11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破した流れも継続中。現物終値で10500を下回らない限り、戻りを試すバイアスは継続。中長期第三上値目標値の10800を達成し、反落具合を見極める状態。ただし、現物終値で10500を下回ると、上値を試す流れは一旦終了。
一方、今回のスピード調整が続き、現物終値で10500を下回る展開となった場合でも、切り返して10800を上抜けできれば11700~11900を試す可能性は残る。
相場の木では、21日の10870で一旦上値を試す流れは終了。上下のトリガーポイントは10880と10230.

22日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は10579近辺。上下の2σはそれぞれ10947と10210近辺となっている。MACDは7日から買いシグナルを継続。RSIは54.81となっている。また、パラボリック・システムは6日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは本日22日から売りシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800←全て到達(現物終値10500以下で一旦消滅)
さらに中長期的には11700~11900の可能性は残る。
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10870を上回り、10880以上で引けると→:上値目標値11040、11280
下値:先物終値で10230を下回り、10220以下で引けると→:10060、9940


ドル・円テクニカル分析(2月17日)

2011-02-17 21:57:01 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

2月17日 東京市場終値(17時)83.53/54(‐0.19)   安値83.47  高値83.69

ドル円3日ぶりに小幅反落。第二上値目標値83.60に到達後の反落局面。
小さな枠のP&Fでは2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル点灯。上値目標値83.30、83.60、84.60.さらに14日に83.19で引け、大きな枠のP&Fでも、東京市場終値で83.00以上を達成したことで、本格的なドル買いシグナルが点灯。東京市場終値で83.49以下となると黄色信号が点灯するが、83.00を下回らない限り、ドルの戻りを試す展開は継続する。最初の関門83.50突破で一呼吸入れる展開。その後、第二の関門84.20の壁に挑む展開。ただし、強いドル上昇トレンドへの転換は86円台に乗せる必要がある。この86円台は2009年11月30日終値86.15(ドバイショック)と2010年9月17日終値85.82(日銀単独介入)を結んだ線であり、この86円台という水準をクリアしないとドル高転換とはいえない。ただし、84.20を突破すれば、84.60、85.80、そして最大で87.60まで上値を伸ばす可能性が出てくる。

17日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.56近辺。上下の2σはそれぞれ83.97と81.15近辺となっている。MACDは9日からプラス領域(ドル買い)を継続。RSIは59.46となっている。また、パラボリック・システムは9日からドル買いシグナルを継続。ストキャスティックスは4日からドル買いシグナルを継続していたが、本日17日にドル売りシグナルに転換。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル→上値目標値:83.30、83.60、84.60
さらに2月14日に83.19で引け、83.00以上となったことから→85.80、87.60
下値:2月8日東京市場終値82.13を下回り、82.09以下で引けると→下値目標値:81.20、80.60 中長期目標値77.80、76.40


ユーロ・ポンドテクニカル分析(2月15日)

2011-02-15 22:27:09 | 他通貨テクニカル分析
ユーロ・ポンドテクニカル分析

2月15日 東京市場終値(17時)0.8413(-0.0016)

ユーロ・ポンド続落。2月7日終値の0.8413に並び、ユーロ売りシグナル点灯が近い。ユーロの軟調さが目立つ展開。
ユーロ・ポンドにおける相場の森では、1999年1月4日東京市場終値0.7116から2000年4月28日終値の0.5781までユーロ安・ポンド高を継続。2000年10月24日終値の0.5765で二番底を形成後はユーロが上昇。2003年5月27日終値の0.7238から2007年1月23日終値の0.6545まで、大きく0.65~0.72台のレンジ相場が約4年間継続。そして2007年9月27日から上抜けし、2008年12月30日終値の0.9722までユーロが上昇した。
しかし、その後は2009年6月22日終値の0.8447、2009年10月13日終値の0.9369、2010年6月29日終値の0.8117と右肩下がりの大きなダウンチャネルを形成。2010年10月25日終値は0.8925まで上昇したが、2011年1月10日終値では0.8316まで下落。ダウントレンドのチャネルを継続している。大きな上昇波動の後の右下がりのレンジは経験則的には再度上値を試す可能性があり、長期的にはユーロ高・ポンド安と考えられるが、2009年から相場の木としては、ユーロ安・ポンド高のトレンドとなっている。
足元は1月26日に0.8661まで上昇後、1月27日に0.8695まで下落。28日に0.8636まで戻したが、26日に0.8661の上抜けに失敗。そして31日に0.8581で引け、27日終値0.8595を下回り、ユーロ売り・ポンド買いシグナルが点灯。下値目標値を0.8470と予測。尤も、下値余地もあまり大きくなく、最近のレンジ0.83~0.86台を大きく抜け出せない展開を予測していた。
相場は7日終値で0.8423まで下落後、10日終値0.8506まで反発した。しかし、その後、再度反落。本日は終値で0.8413まで下落した。上下のトリガーポイントは0.8510以上と0.8409以下。

15日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は0.8505近辺。上下の2σはそれぞれ0.8650と0.8361近辺となっている。MACDは7日からマイナス領域(ユーロ売り)を継続。RSIは43.02となっている。また、パラボリック・システムは3日から売りシグナルを継続。ストキャスティックスは14日からユーロ売りシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月10日東京市場終値0.8506を上回り、0.8510以上で引けると→上値目標値:0.8590、0.8620
下値:2月7日東京市場終値0.8413を下回り、0.8409以下で引けると→下値目標値:0.8320、0.8280


ドル・円テクニカル分析(2月14日)

2011-02-14 22:34:38 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

2月14日 東京市場終値(17時)83.17/20(+0.56)   安値83.10  高値83.53

ドル円3日続伸。小さな枠のP&Fでは2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル点灯。上値目標値83.30、83.60、84.60.さらに本日14日、83.19で引け、大きな枠のP&Fでも、東京市場終値で83.00以上を達成したことで、本格的なドル買いシグナルが点灯。まずは83.50、そして84.20の二つの壁に挑む展開。ただし、強いドル上昇トレンドへの転換は86円台に乗せる必要がある。この86円台は2009年11月30日終値86.15(ドバイショック)と2010年9月17日終値85.82(日銀単独介入)を結んだ線であり、この86円台という水準をクリアしないとドル高転換とはいえない。

14日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.38近辺。上下の2σはそれぞれ83.48と81.29近辺となっている。MACDは9日からプラス領域(ドル買い)を継続。RSIは57.13となっている。また、パラボリック・システムは9日からドル買いシグナルを継続。ストキャスティックスは4日からドル買いシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル→上値目標値:83.30、83.60、84.60
さらに2月14日に83.19で引け、83.00以上となったことから→85.80、87.60
下値:2月8日東京市場終値82.13を下回り、82.09以下で引けると→下値目標値:81.20、80.60 中長期目標値77.80、76.40


日経平均テクニカル分析(2月14日)

2011-02-14 22:29:39 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

2月14日終値:先物3月限:10730(+110)、 現物:10725.54(+119.89)

3日ぶり反発。先物は短期的な上値目標値10720に到達。
相場の森では、11月8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回ったことによる中長期買いシグナルが依然継続中。さらに、11月11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破した流れも継続中。現物終値で10400を下回らない限り、戻りを試すバイアスは継続。中期第二上値目標値の10500を達成し、10800を目指す流れも、継続中。ただし、現物終値で10400を下回ると、上値を試す流れは一旦終了。
相場の木では、4日に10530で引け、1月27日終値10480を上回ったことによる買いシグナルの第一上値目標値10660、第二上値目標値10720に対して、本日14日に10730まで上昇。先物終値で10660以下とならない限り、上値を試すバイアスは継続。ただし、短期的な上値目標値達成でスピード調整を入れる可能性がある。

14日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は10473近辺。上下の2σはそれぞれ10729と10216近辺となっている。MACDは7日から買いシグナルを継続。RSIは64.01となっている。また、パラボリック・システムは6日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは本日14日から買いシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800(現物終値10400以下で一旦消滅)
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月4日に10530で引け、1月27日終値10480を上回り、買いシグナル→:上値目標値10660、10720(先物終値で10660となると買いシグナルは一旦消滅)
下値:先物終値で10230を下回り、10220以下で引けると→:10060、9940


ドル・円テクニカル分析(2月10日)

2011-02-10 23:53:59 | 読者の方からのご質問とその解説
ドル・円テクニカル分析

2月10日 東京市場終値(17時)82.61/64(+0.21)   安値82.34  高値82.72

ドル円小幅続伸。小さな枠のP&Fでは本日2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル点灯。上値目標値83.30、83.60、84.60.ただし、大きな枠のP&Fでは、本格的なドル買いシグナルは14日以降、東京市場終値で83.00以上が必要となる。対主要通貨でのドル高は株式相場の下落などリスク回避的な側面もあり、
クロス円が伸び悩めば、ドル円の戻りも鈍い可能性がある。

10日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.30近辺。上下の2σはそれぞれ83.17と81.43近辺となっている。MACDは9日からプラス領域(ドル買い)を継続。RSIは52.94となっている。また、パラボリック・システムは1月19日からドル売りシグナルを継続していたが、9日からドル買いシグナルに転換。ストキャスティックスは4日からドル買いシグナルに転換。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:2月10日に82.63で引け、2月7日東京市場終値82.47を上回り、ドル買いシグナル→上値目標値:83.30、83.60、84.60
下値:2月8日東京市場終値82.13を下回り、82.09以下で引けると→下値目標値:81.20、80.60 中長期目標値77.80、76.40



日経平均テクニカル分析(2月3日)

2011-02-03 21:25:31 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

2月3日終値:先物3月限:10440(-20)、 現物:10431.36(-26.00)

節分天井。3日ぶりに反落。輸出中心に売り優勢。13日のザラ場高値10620.57、終値10589.76で一旦の天井を付けた可能性は10500以上の終値を示現できない限り、残る。
相場の森では、11月8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回ったことによる中長期買いシグナルが依然継続中。さらに、11月11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破した流れも継続中。現物終値で10200を下回らない限り、戻りを試すバイアスは継続。中期第二上値目標値の10500も達成。ただし、現物終値で10200を下回ると、上値を試す流れは一旦終了。
相場の木では、20日に10440で引け、14日終値10500を下回ったことによる売りシグナルの第二下値目標値10260に対して、21日に終値で10280、ザラ場で10250まで下落。その後10480まで反発したが、31日に10230で引け、10280を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値を10100としたが、米国株式相場の急反発で売りシグナルは本日一旦消滅.
上下のトリガーポイントは10500以上と10220以下

3日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は10446近辺。上下の2σはそれぞれ10642と10250近辺となっている。MACDは14日から売りシグナルを継続。RSIは52.90となっている。また、パラボリック・システムは20日から売りシグナルを継続。ストキャスティックスは2日から買いシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800(現物終値10200以下で消滅)
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10480を上回り、10500以上で引けると→:上値目標値10660、10720
下値:先物終値で10230を下回り、10220以下で引けると→:10060、9940


ユーロ・ポンドテクニカル分析(2月3日)

2011-02-03 21:12:58 | 他通貨テクニカル分析
ユーロ・ポンドテクニカル分析

2月3日 東京市場終値(17時)0.8512(-0.0044)

ユーロ・ポンド4日続落。予測通り、下値目標値0.8470に対して、海外時間では0.8471まで下落。その後切り返し、0.8485/90
ユーロ・ポンドにおける相場の森では、1999年1月4日東京市場終値0.7116から2000年4月28日終値の0.5781までユーロ安・ポンド高を継続。2000年10月24日終値の0.5765で二番底を形成後はユーロが上昇。2003年5月27日終値の0.7238から2007年1月23日終値の0.6545まで、大きく0.65~0.72台のレンジ相場が約4年間継続。そして2007年9月27日から上抜けし、2008年12月30日終値の0.9722までユーロが上昇した。
しかし、その後は2009年6月22日終値の0.8447、2009年10月13日終値の0.9369、2010年6月29日終値の0.8117と右肩下がりの大きなダウンチャネルを形成。2010年10月25日終値は0.8925まで上昇したが、2011年1月10日終値では0.8316まで下落。ダウントレンドのチャネルを継続している。大きな上昇波動の後の右下がりのレンジは経験則的には再度上値を試す可能性があり、長期的にはユーロ高・ポンド安と考えられるが、2009年から相場の木としては、ユーロ安・ポンド高のトレンドとなっている。
足元は1月26日に0.8661まで上昇後、1月27日に0.8695まで下落。28日に0.8636まで戻したが、26日に0.8661の上抜けに失敗。そして31日に0.8581で引け、27日終値0.8595を下回り、ユーロ売り・ポンド買いシグナルが点灯。下値目標値を0.8470と予測。尤も、下値余地もあまり大きくなく、最近のレンジ0.83~0.86台を大きく抜け出せない展開を予測していた。
本日は終値で0.8512まで下落。海外時間では下値目標値0.8470に匹敵する0.8471まで下落。その後、20時56分現在0.8485/90で推移している

3日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は0.8471近辺。上下の2σはそれぞれ0.8685と0.8258近辺となっている。MACDは18日からプラス領域(ユーロ買い)を継続。RSIは48.09となっている。また、パラボリック・システムは1月21日からユーロ買いシグナルを継続していたが、本日3日に売りシグナルに転換。ストキャスティックスは26日からユーロ売りシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:1月28日東京市場終値0.8638を上回り、0.8640以上で引けると→上値目標値:0.8720、0.8780
下値:1月31日に0.8581で引け、1月27日東京市場終値0.8595を下回り、ユーロ売りシグナル→下値目標値:0.8470


ユーロ・ポンドテクニカル分析(2月2日)

2011-02-02 22:43:08 | 各種テクニカル指標
ユーロ・ポンドテクニカル分析

2月2日 東京市場終値(17時)0.8555(-0.0005)

ユーロ、対ポンドでは小幅ながら3日続落。
ユーロ・ポンドの相場の森では、1999年1月4日東京市場終値0.7116から2000年4月28日終値の0.5781までユーロ安・ポンド高を継続。2000年10月24日終値の0.5765で二番底を形成後はユーロが上昇。2003年5月27日終値の0.7238から2007年1月23日終値の0.6545まで、大きく0.65~0.72台のレンジ相場が焼く4年間継続。しょして2007年9月27日から上抜けし、2008年12月30日終値の0.9722までユーロが上昇した。
しかし、その後は2009年6月22日終値の0.8447、2009年10月13日終値の0.9369、2010年6月29日終値の0.8117と右肩下がりの大きなダウンチャネルを形成。2010年10月25日終値は0.8925まで上昇したが、2011年1月10日終値では0.8316まで下落。ダウントレンドのチャネルを継続している。大きな上昇波動の後の右下がりのレンジは経験則的には再度上値を試す可能性があり、長期的にはユーロ高・ポンド安と考えられるが、2009年から相場の木としては、ユーロ安・ポンド高のトレンドとなっている。
足元は1月26日に0.8661まで上昇後、1月27日に0.8695まで下落。28日に0.8636まで戻したが、26日に0.8661の上抜けに失敗。31日に0.8581で引け、27日終値0.8595を下回り、ユーロ売り・ポンド買いシグナルが点灯。下値目標値を0.8470と予測している。尤も、下値余地もあまり大きくなく、最近のレンジ0.83~0.86台を大きく抜け出せない展開を予測している。

2日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は0.8467近辺。上下の2σはそれぞれ0.8683と0.8252近辺となっている。MACDは18日からプラス領域(ユーロ買い)を継続。RSIは52.32となっている。また、パラボリック・システムは1月21日からゆーロ買いシグナルを継続。ストキャスティックスは26日からユーロ売りシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:1月28日東京市場終値0.8638を上回り、0.8640以上で引けると→上値目標値:0.8720、0.8780
下値:1月31日に0.8581で引け、1月27日東京市場終値0.8595を下回り、ユーロ売りシグナル→下値目標値:0.8470


ドル・円テクニカル分析(2月2日)

2011-02-02 21:49:37 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

2月2日 東京市場終値(17時)81.47/49(-0.32)   安値81.35  高値81.60

ドル円4日続落。11月11日に82.23で引け、10月27日終値81.99を上回ったことによる大きな枠での第二弾のドル買いシグナルの上値目標値84.20に対して、11月29日にザラ場で84.41、終値で11月30日84.03まで上昇後の上値達成感からの反落も12月7日終値82.62で終了。12月13日に84.21で引け、2日84.15を上回り、ドル買いシグナルが再点灯したが、14日に終値で83.38に反落。16日終値で84.24まで戻したが、17日は83.93に反落。それ以降、7日続落でドルの上値の重い展開が継続。24日に82.97で引け、12月14日東京市場終値83.38を下回り、ドル売りシグナルが点灯。第三下値目標値80.80に対して、1月3日ザラ場で80.93、終値では12月30日81.51まで下落。その後は反発。小さな枠では、1月6日に83.13で引け、東京市場終値82.28を上回り、ドル買いシグナルが点灯。上値目標値83.40に対して、7日に終値で83.48まで上昇。しかし、その後14日に終値で82.51に反落。17日に82.91に反発したが、19日に82.06で引け、14日終値82.51を下回り、ドル売りシグナルが点灯。20日にはザラ場で81.85まで下落。その後、24日終値82.84、26日82.15と上下したが、31日に82.04で引け、15日東京市場終値82.15を下回り、ドル売りシグナル点灯。東京市場終値で少なくとも81.70、本格的には82.00以上を回復しない限り、ドルの下値を試すバイアスは継続。第一下値目標値81.20、第二下値目標値80.60、そして中期的には77.80まで垂直的に下落するリスクが燻る。

2日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.53近辺。上下の2σはそれぞれ83.61と81.46近辺となっている。MACDは28日からマイナス領域(ドル売り)を継続。RSIは39.67となっている。また、パラボリック・システムは1月19日からドル売りシグナルを継続。ストキャスティックスは28日からドル売りシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:1月27日東京市場終値82.86を上回り、82.90以上で引けると→上値目標値:83.70、84.70
下値:1月31日に82.05で引け、1月15日東京市場終値82.15を下回り、ドル売りシグナル→下値目標値:81.20、80.60 中長期目標値77.80、76.40