2月28日 本日の債券先物相場
債券先物3月限:終値135.99(前日比+0.13)
寄付135.85、高値136.02、安値135.71、終値135.99
小幅続伸。売られ過ぎから買い戻しの流れ継続。136.20台、136.70前後が抵抗線として立ちはだかる展開を予測。
28日の債券先物相場は小幅続伸。終値は前日比13銭高い135.99となった。
寄り付き後に135.71まで下げたものの、切り返す展開。後場中ごろまで一進一退の状況が続いたが、引けにかけて買い戻しの流れが強まり、136.02まで上昇。高値圏で本日の取引を終了した。
相場は16日に136.25以上で引け、買いシグナルが点灯。21日には終値ベースの上値目標値の136.80にほぼ匹敵する136.82まで上昇した。終値ベースの上値目標値に到達したことで、水準訂正的な調整を考えていたが、23日、24日と大幅に下落する展開となっていた。24日は135.87を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値は、第一目標値135.15、第二目標値134.95であったが、27日に135.29と下値の第一目標値135.15に近い水準まで下落した。しかし、その後は売られ過ぎの見方が強まり、急速に買い戻され、売りシグナルは一旦消滅した形となっている。今後、相場が再度下値確認に行き、135.60以下で引けると、下値目標値は135.20となる。また、中期的には134.95の下値ポテンシャルも考えられる。一方、上値については、現段階では136.85以上の引けにならないと買いシグナルは点灯しない形となっている。もし、ここを上回るようだと上値目標値は137.25となる。しかし、一気に上を抜いてくる可能性は低いと考えている。その途中の136.20台や、136.70前後が抵抗線となって立ちはだかるだろう。
(相場の森)
相場の大局的な流れである相場の森を見ると、相場は大きな三角保ち合いを形成する可能性を予測していた。中心限月の終値で見ると、下値は11月4日の136.05、12月12日の136.27、上値は11月30日の138.40、1月17日の138.15と下値切り上げ、上値切り下げ型の形状となっており、上下の幅を縮小しながら、次の中長期的目標値に向けてエネルギーを蓄積する展開にあると見ていた。しかし、相場は10日に下抜け。2005年11月4日の136.05も下回った。垂直計算による下値目標値134.95に加えて、2005年6月30日の141.20をヘッド、2月2日の139.94を左肩、9月2日の140.12を右肩とするやや右肩上がりのヘッドアンドショルダーのネックライン138円を切っており、下値目標値は134.70となる。前述の短期的下値目標値134.95とも水準が近く、相場が上昇しても終値で138.45以上にならない限り、中長期的には134円台後半が中長期的な下値になる可能性が残ると予測する。
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で136.85以上で引けると→:137.25
下値:先物終値で135.60以下で引けると→:135.20、134.95
的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
債券先物3月限:終値135.99(前日比+0.13)
寄付135.85、高値136.02、安値135.71、終値135.99
小幅続伸。売られ過ぎから買い戻しの流れ継続。136.20台、136.70前後が抵抗線として立ちはだかる展開を予測。
28日の債券先物相場は小幅続伸。終値は前日比13銭高い135.99となった。
寄り付き後に135.71まで下げたものの、切り返す展開。後場中ごろまで一進一退の状況が続いたが、引けにかけて買い戻しの流れが強まり、136.02まで上昇。高値圏で本日の取引を終了した。
相場は16日に136.25以上で引け、買いシグナルが点灯。21日には終値ベースの上値目標値の136.80にほぼ匹敵する136.82まで上昇した。終値ベースの上値目標値に到達したことで、水準訂正的な調整を考えていたが、23日、24日と大幅に下落する展開となっていた。24日は135.87を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値は、第一目標値135.15、第二目標値134.95であったが、27日に135.29と下値の第一目標値135.15に近い水準まで下落した。しかし、その後は売られ過ぎの見方が強まり、急速に買い戻され、売りシグナルは一旦消滅した形となっている。今後、相場が再度下値確認に行き、135.60以下で引けると、下値目標値は135.20となる。また、中期的には134.95の下値ポテンシャルも考えられる。一方、上値については、現段階では136.85以上の引けにならないと買いシグナルは点灯しない形となっている。もし、ここを上回るようだと上値目標値は137.25となる。しかし、一気に上を抜いてくる可能性は低いと考えている。その途中の136.20台や、136.70前後が抵抗線となって立ちはだかるだろう。
(相場の森)
相場の大局的な流れである相場の森を見ると、相場は大きな三角保ち合いを形成する可能性を予測していた。中心限月の終値で見ると、下値は11月4日の136.05、12月12日の136.27、上値は11月30日の138.40、1月17日の138.15と下値切り上げ、上値切り下げ型の形状となっており、上下の幅を縮小しながら、次の中長期的目標値に向けてエネルギーを蓄積する展開にあると見ていた。しかし、相場は10日に下抜け。2005年11月4日の136.05も下回った。垂直計算による下値目標値134.95に加えて、2005年6月30日の141.20をヘッド、2月2日の139.94を左肩、9月2日の140.12を右肩とするやや右肩上がりのヘッドアンドショルダーのネックライン138円を切っており、下値目標値は134.70となる。前述の短期的下値目標値134.95とも水準が近く、相場が上昇しても終値で138.45以上にならない限り、中長期的には134円台後半が中長期的な下値になる可能性が残ると予測する。
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で136.85以上で引けると→:137.25
下値:先物終値で135.60以下で引けると→:135.20、134.95
的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)