相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ドル・円テクニカル分析(11月29日)

2012-11-29 22:32:06 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

USD/JPY(11月29日東京市場終値82.20(+0.33))、28日NY市場終値82.12(+0.04)

ドル円相場は2012年2月2日終値76.13を底に3月15日はザラ場で84.18、終値で83.74に上昇。その後は下落に転じ、6月4日に78.00に下落した。6月5日から反発基調に転じ、6月21日に79.62に上昇し、ドル買いシグナル。22日は第一上値目標値80.40に対して、80.36に続伸。しかし、25日から軟化。28日は79.42で引けた。29日からドルの買戻し基調となり、7月6日は79.88まで反発したが、。9日から軟化。7月10日に79.25で引け、ドル売りシグナル。大きな戻りもなく、ドルの上値の重い展開が続き、19日には第一下値目標値78.50に対して、78.60に下落し、79円割れ。23日は78.01に下落。その後は第二下値目標値の78.20前後での小動きが継続。8月2日に78.47に上昇し、1枠10銭の絵ではドル売りシグナルは一旦消滅。しかし、3日は78.26に反落するなど上値も重い状態が継続。その後も8日まで78.36前後の終値が継続したが、9日は78.53に上昇。しかし、10日は78.46に反落するなど上値の重い展開が継続。13日に78.24に下落後は反発に転じ、15日に78.94で引け、8月9日終値78.53を上回り、買いシグナル。20日には第一上値目標値79.40を上回る79.51に5日続伸となった(ザラ場では第二上値目標値79.70に対して79.66まで)。しかし、21日から軟化に転じ、23日は78.60に3日続落。戻りが鈍く、9月3日は78.35に下落。9月7日は78.93に反発したが、海外市場では予想を下回る雇用統計から78.24に押し戻されている。8月20日終値79.51からの差込が深く、戻り売りに押される展開を予測したが、引き続き78.35や78円を割り込むと下値拡大のリスクを予測したが、10日に78.28で引け、9月3日終値78.35を下回り、売りシグナル。第二下値目標値の77.10に対して、13日にはザラ場で77.13まで下落。終値では14日の77.65に5日続落。株式相場などリスク資産の上昇によるリスク選好からクロス円の上昇に連れ高したことや日銀の追加緩和を受け、19日には79.05に続伸。しかし、20日は78.21に急反落。下落基調が継続し、28日は77.58に下落。10月1日から反発に転じ、4日は78.61に4日続伸。11日に78.09に下落したが、12日以降は反発基調に転じ、16日は78.92に3連騰し、買いシグナル。25日には第四上値目標値の80.40に対して、ザラ場で80.38、終値で80.15に上昇した。26日の79.97から軟化に転じ、30日の79.47まで3日続落したが、31日は79.73に反発。10月25日終値80.15の上抜けを試す状態に入ってきた。
その後、11月1日は79.98、そして11月2日は80.34に3日続伸し、ドル買いシグナルが点灯。終値ベースで見て5月2日80.33、5月16日80.39、6月22日80.36と、80.30台で過去3回抑えられているゾーンをブレイクできるかも焦点であった。雇用統計において非農業部門雇用者数が前月比17万1000人増となり、予想中央値の12万5000人増を上回ったことからドルが上昇。海外市場で80.68まで上昇。しかし、労働力人口の増加に伴い、家計調査に基づく失業率は7.9%と、前月の7.8%から上昇したことで株式相場が軟化したこともあり、上昇後は伸び悩んだ。6日に80.07へ下落後、7日に80.28に反発したが、チャート上に変化はなく、8日の79.88から13日の79.30まで4日続落し、ドルの下落リスクが高まったが、14日の野田首相の衆議院解散示唆を受けて79.91に反発。15日は80.85で引け、過去上値の壁であった80.30台を突破し、ドル買いシグナル。16日は81.12と3日続伸。その後もドルの上昇基調を継続し、22日は終値で82.54まで上昇。第二中長期上値目標値の82.60をほぼ達成。ザラ場では11月22日に82.84まで上昇し、短期的なピークを示現した。28日に81.87に反落し、スピード調整を入れたが、本日29日は82.20(82.19/20)に反発し、22日終値の82.54の上抜けを狙う体制に入ってきた。次の中長期上値目標値は83.20であり、且つボリンジャーバンドの上限2σが83.24であることから、82.54を上抜けし、さらにザラ場高値である82.84も上抜ければ、83.20前後に上昇する可能性が出てきた。チャートの形状は良く、上方のメジャードムーブの可能性があり、上昇バイアスに弾みが出れば83.20ではなく、85円台の可能性がある。ただし、この上昇バイアスも明日以降、終値で82.40以上に上昇することが条件であることや、逆に反落して、81.87を下回る状態になる場合は要注意である。その場合は80.90や80.60まで急反落するリスクがあり、相場はまさに分岐点に来ている。昨日は米政府高官や経済紙の観測記事を背景に株式相場が日本時間12時半前後から急反発したことからリスク回避から一転してリスク選好の地合いとなり、外国為替相場も急速に円が反落した。しかし、これは経済指標の好転などの実態の伴わない情報操作の感が否めない。残存する金融市場のリスク要因(欧州債務問題や米国財政の崖問題など)を考えれば、早ければ12月中に株安とともに円急騰のリスクシナリオも依然として念頭に入れておいたほうがよいかもしれない。外国為替相場も正念場を迎えており、構造的に円安トレンドに移行するか、ドル余剰を背景とした大勢基調としての円高トレンドの中の小さな円反落なのかを見極める段階の中で、非常に難しい局面を迎えている。ドル円は、クロス円の水準も決めるため、全般的な対主要通貨での円の居所を予測するうえでも正念場にある。

MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:69.22、BB:83.24と78.82

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月22日東京市場終値82.54を上回り、82.60以上で引けると→上値目標値:83.40、85.00 中長期上値目標値 83.20、87.00
下値:11月28日東京市場終値81.87を下回り、81.79以下で引けると→下値目標値:80.90、80.60 


S&P500テクニカル分析(11月23日)

2012-11-25 22:17:31 | 各種テクニカル指標
S&P500テクニカル分析

S&P500(11月23日終値1409.15(+18.12))

2011年4月29日終値1363.61をピークとして8月8日終値1119.46まで下落後、10月3日終値1099.23で二番底を完成。10月28日には終値で1285.09まで回復。11月25日は終値で1158.67に反落したが、11月下旬から回復局面を継続し、4月2日に1419.04まで上昇。4月10日に1358.59に5日続落後、5月1日の1405.82まで戻りを試す基調となったが、5月18日には1295.22に6日続落。5月24日の1320.68まで4日続伸となったが、6月1日に1278.04に下落。6月4日以降は反発に転じ、6月8日は1325.66に回復。11日に1308.93に反落後、12日から反発基調に転じ、15日に1342.84で引け、買いシグナル。19日に1357.98に上昇したが、米経済指標悪化による景気失速懸念と予想の範囲にとどまったFOMCから21日に1325.52に急反落。22日は1335.02に反発したが、25日に1313.72に下落。26日以降は反発に転じ、29日は1362.16に上昇し、買いシグナル。1350を下回らない限り、1400を目指して戻りを試すバイアスが継続するが、買われすぎからスピード調整のリスクを予測した。7月3日の1374.02へ上昇後は反落。6日の予想を下回る米雇用統計から1354.68に続落。12日の1334.76へ下落後は19日に1376.51まで上昇。25日に1337.89に4日続落となったが、27日に1385.97に続伸。8月2日に1365.00に4日続落後、3日に1390.99に反発し、買いシグナル。8月10日には1405.87に6日続伸。17日には1418.16に上値を拡大したが、30日は1399.48に反落。しかし、9月6日に1432.12に急反発し、買いシグナル。7日は1437.92に続伸。13日のQE3の発表で急伸し、14日には第二上値目標値の1460に対して、1465.77に大幅4日続伸。26日に1433.32に下落後10月1日から反発基調となり、4日に1461.40に4日続伸。5日から軟化に転じ、12日には1428.59に下落したが、17日に1460.91に3日続伸。しかし、19日に1433.19に大幅続落。23日に1413.11で引け、売りシグナル。24日は1408.75に下値を拡大。11月1日に1427.59に反発したが、2日は予想を上回る雇用統計にも1414.20に急反落。6日に1428.39に反発したが、7日に1394.53に大幅反落し、売りシグナル。下落基調を継続し、15日は第二下値目標値の1350に対して、1353.33に下落。16日から反発に転じ、23日の1409.15まで5日続伸。短期的には相場の下値確認により、終値で1395を下回らない限り、11月6日終値1428.39の上抜けを試す展開を予測する。しかし、1395を下回る場合は逆に11月5日終値1353.33の下抜けを試す展開に発展する可能性を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:53.34、BB:1439.25と1349.08

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月6日終値1428.39を上回り、1430.00以上で引けると→:上値目標値1470、1485
下値:11月15日終値1353.33を下回り、1349.99以下で引けると→:下値目標値1305
中長期下値目標値1264、1234



豪ドル・円テクニカル分析(11月23日)

2012-11-25 22:06:58 | 豪ドル・円テクニカル分析
豪ドル・円テクニカル分析

AUD/JPY(11月23日NY市場終値86.194(+0.500))

2011年4月8日の89.542をピークに豪ドルの下落トレンドが継続、10月3日には73.013まで下落した。その後は株式相場の反発などから10月31日の82.313まで回復。しかし、再度軟化し、11月23日は74.901まで下落。11月25日以降は反発に転じ、3月19日は88.399まで上昇したが、その後は下落基調を継続し、5月14日には79.513と80円割れ。5月28日に78.302に反発後、30日に76.738で引け、売りシグナル。第一下値目標値75.60に対して、6月1日に75.683に下落した。その後6月4日以降は反発。6月20日に81.078に上昇後、25日は79.751に反落したが、26日以降は戻り基調となり、29日に81.698で引け、買いシグナル。7月5日に82.219に上昇。10日に80.949に下落後、11日に81.768に反発したが、12日に80.410に下落。19日には81.945に3日続伸したが、24日に79.916に3日続落。25日から反発基調を継続し、27日は82.269に上昇し、買いシグナル。7月5日以降のレンジ上限に位置し、82.40以上に上抜けできるか正念場であった。8月2日までもたついたが、8月3日に82.913に上昇し、レンジを上抜け。9日は83.120に上値を拡大。13日は82.369に反落したが、14日以降は反発に転じ、16日に83.399に上昇したが、上値も重く、22日は82.549に下落し、買いシグナルは消滅。23日は81.952に下落し、売りシグナル。24日は81.847に3日続落。9月5日は第二下値目標値の79.80に対して、79.907に下落。下値達成により、6日から反発し、7日は81.248に続伸。10日に80.908に反落したが、上昇基調に変化はなく、14日の82.700まで4日続伸。しかし、対ドルでの豪ドル相場が上値目標値1.0560に対して、14日の1.0551でピークアウトしたこともあり、17日から豪ドル円も反落に転じ、20日に81.656に4日続落。26日は80.628に下落幅を拡大。27日に81.034に反発したが、戻りが鈍く、10月8日は79.828に下落。11日に80.406に3連騰したが、12日は80.272に反落。15日から反発に転じ、22日に82.502まで戻りを拡大したが、23日は81.968に反落。24日に82.642に反発し、買いシグナル。25日は83.082に上昇。29日に82.449に続落したが、6日に83.851に上昇。その後、9日に82.555に3日続落。12日から反発に転じ、16日に84.073に3日続伸し、買いシグナル。23日には第二上値目標値の86.20に対して、86.194に8日続伸となった。NY市場終値で85.60を下回らない限り、豪ドルの戻りを試すバイアスの継続を予測。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:77.44、BB:85.917と81.459

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月16日に84.073で引け、11月6日NY市場終値83.851を上回り、買いシグナル→上値目標値:85.60、86.20、86.80
下値:11月9日NY市場終値82.555を下回り、82.399以下で引けると→:下値目標値:80.60、80.00 


カナダドル・円テクニカル分析(11月23日)

2012-11-24 22:10:53 | カナダドル・円テクニカル分析
カナダドル・円テクニカル分析

CAD/JPY(11月23日NY市場終値82.987(+0.284))

カナダドル円相場は2009年1月21日のザラ場安値68.405から2010年4月26日ザラ場高値94.486までの反発局面後、20111年10月4日のザラ場安値72.160を示現。その後2012年3月21日にザラ場高値84.968まで反発したが、6月1日のザラ場安値74.415に下落。現在は74.415(終値では74.937)からの反発局面にある。
6月4日から反発基調に転じ、8月3日には78.355に反発。7月11日以降の上値の壁であった78.20を超え、7日は78.846で引け、買いシグナル。9日には79.267に3日続伸。17日は80.434に上昇。しかし、20日から軟化に転じ、22日は79.264に3日続落。80円割れで買いシグナルは消滅。23日は78.972に4日続落。9月6日に80.245に上昇したが、12日は79.754に反落するなど戻りの鈍い展開が継続。18日に80.900に4日続伸したが、19日から軟化に転じ、24日には79.543に4日続落し、売りシグナル。26日は78.882に6日続落。27日から反発に転じ、10月5日は80.384に7連騰。しかし、10日は79.637に3日続落。17日に80.719に反発したが、19日には79.819に続落。25日に80.708に反発したが、30日は79.681に3日続落。11月6日は80.991に戻りを拡大。しかし、8日に79.443で引け、売りシグナル。13日に79.206に下落後は反発に転じ、15日は81.085に続伸し、買いシグナル。23日は82.987に戻りを拡大。8月17日以降のレンジの上限を突破しており、NY市場終値で82.40を下回らない限り、上値を試す展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:70.27、BB:83.050と78.360

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月15日に81.085で引け、11月6日NY市場終値80.991を上回り、買いシグナル→上値目標値:82.60、83.20、83.80 中長期上値目標値:85.408
下値:11月13日NY市場終値79.206を下回り、79.199以下で引けると→下値目標値:77.40、76.80、76.20


ポンド・円テクニカル分析(11月23日)

2012-11-24 22:03:21 | ポンド・円テクニカル分析
ポンド・円テクニカル分析

GBP/JPY(11月22日東京市場終値131.75(+1.25))、23日NY市場終値132.080(+0.652)

ポンド・円相場は、2011年3月18日のG7協調介入により続いた円安局面で4月8日に終値で139.78まで上昇後は下落トレンドを継続。9月22日終値118.17と10月4日118.14で二番底を形成。10月31日は日銀の円売り介入もあり、126.40まで反発したが、2012年1月16日は117.64に下落。その後は反発に転じ、中期上値目標値の132.20に対して、3月21日は132.87まで終値で上昇。4月2日の132.89と二番天井を形成後は4月16日に127.49に下落。4月26日に131.41に反発後は再度ポンドの下落トレンドが継続し、6月4日は119.86に下落。6月18日に124.19で引け、買いシグナルとなり、22日に125.44に上昇。28日に123.55に下落したが、7月3日に125.16に反発。しかし、その後は軟化に転じ、7月9日に123.34で引け、売りシグナル。13日には122.42に下落。18日に123.63に反発したが、上値も重く、24日は121.11に下落。30日は122.95に反発したが、31日から軟化に転じ、8月3日は121.51に4日続落。3日のNY市場では122.730で引けているが、まずは122.95を上抜けして123円台を回復できるかがポンドの下値確認と戻り拡大の条件と予測した。9日に終値で122.96に上昇したが、10日は122.26に反落するなど上値の重い展開が継続。しかし、13日以降反発に転じ、14日に123.42で引け、買いシグナル。17日に第一上値目標値124.60に対して、124.69に5日続伸。22日には第二上値目標値125.20に対して、125.21に8日続伸。しかし、短期的な上値達成感もあり、24日には124.68に続落し、買いシグナルは一旦消滅。31日は123.83に下落幅を拡大。しかし、9月3日から反発に転じ、7日は126.04に急進。ユーロポンドの上昇の影響から戻りが抑えられ、13日に125.13に下落したが、14日の125.72から反発に転じ、19日は128.57に3日続伸。しかし、20日は126.52に急反落。21日は126.99に反発したが、127.00以上を回復しないと再度戻りを試す可能性は小さいと予測した。26日は125.60に下値を拡大。125円台後半でもたついたが10月4日から反発し、5日に126.87に続伸。11日に125.06に下落後、12日から反発し、16日に127.09で引け、買いシグナル。18日に127.50に上昇後は24日までもたついたが、25日から上値を拡大。第三上値目標値129.80に対して、ザラ場では25日に129.652、終値では26日に128.81に上昇。29日127.98、30日127.52と続落したが、31日は128.28に反発し、10月26日終値128.81の上抜けを試す状態に移行。そして11月1日に129.02で引け、ポンド買いシグナル。2日は129.30に3日続伸となった。東京市場終値で、128.80を下回らない限り、ポンドの上値を試す展開を予測。第一上値目標値130.60、第二上値目標値131.20と予測する。2日の予想を上回る雇用統計でポンドドルは下落したが、ドル円の上昇で、ポンド円は2日の海外市場で129.606まで上昇。6日に127.98に続落後、7日に128.66に反発したが、8日に127.68で引け、売りシグナル。13日は第一下値目標値125.80に対して、125.87に4日続落。14日からドル円の上昇を主因に反発に転じ、16日に128.85で引け、買いシグナル。22日には131.75に戻りを拡大。23日の海外市場では132.080に上昇しており、中長期第二上値目標値132.86を目指して戻り余地を探る展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:71.35、BB:132.011と125.270

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月16日に128.85で引け、11月7日東京市場終値128.66を上回り、買いシグナル→上値目標値:130.40、131.00 中長期上値目標値131.36、132.86
下値:11月13日東京市場終値125.87を下回り、125.79以下で引けると→:下値目標値124.00、123.40 



ドル・円テクニカル分析(11月23日)

2012-11-24 21:52:58 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

USD/JPY(11月22日東京市場終値82.54(+0.47))、23日NY市場終値82.40(-0.08)

ドル円相場は2012年2月2日終値76.13を底に3月15日はザラ場で84.18、終値で83.74に上昇。その後は下落に転じ、6月4日に78.00に下落した。6月5日から反発基調に転じ、6月21日に79.62に上昇し、ドル買いシグナル。22日は第一上値目標値80.40に対して、80.36に続伸。しかし、25日から軟化。28日は79.42で引けた。29日からドルの買戻し基調となり、7月6日は79.88まで反発したが、。9日から軟化。7月10日に79.25で引け、ドル売りシグナル。大きな戻りもなく、ドルの上値の重い展開が続き、19日には第一下値目標値78.50に対して、78.60に下落し、79円割れ。23日は78.01に下落。その後は第二下値目標値の78.20前後での小動きが継続。8月2日に78.47に上昇し、1枠10銭の絵ではドル売りシグナルは一旦消滅。しかし、3日は78.26に反落するなど上値も重い状態が継続。その後も8日まで78.36前後の終値が継続したが、9日は78.53に上昇。しかし、10日は78.46に反落するなど上値の重い展開が継続。13日に78.24に下落後は反発に転じ、15日に78.94で引け、8月9日終値78.53を上回り、買いシグナル。20日には第一上値目標値79.40を上回る79.51に5日続伸となった(ザラ場では第二上値目標値79.70に対して79.66まで)。しかし、21日から軟化に転じ、23日は78.60に3日続落。戻りが鈍く、9月3日は78.35に下落。9月7日は78.93に反発したが、海外市場では予想を下回る雇用統計から78.24に押し戻されている。8月20日終値79.51からの差込が深く、戻り売りに押される展開を予測したが、引き続き78.35や78円を割り込むと下値拡大のリスクを予測したが、10日に78.28で引け、9月3日終値78.35を下回り、売りシグナル。第二下値目標値の77.10に対して、13日にはザラ場で77.13まで下落。終値では14日の77.65に5日続落。株式相場などリスク資産の上昇によるリスク選好からクロス円の上昇に連れ高したことや日銀の追加緩和を受け、19日には79.05に続伸。しかし、20日は78.21に急反落。下落基調が継続し、28日は77.58に下落。10月1日から反発に転じ、4日は78.61に4日続伸。11日に78.09に下落したが、12日以降は反発基調に転じ、16日は78.92に3連騰し、買いシグナル。25日には第四上値目標値の80.40に対して、ザラ場で80.38、終値で80.15に上昇した。26日の79.97から軟化に転じ、30日の79.47まで3日続落したが、31日は79.73に反発。10月25日終値80.15の上抜けを試す状態に入ってきた。
その後、11月1日は79.98、そして11月2日は80.34に3日続伸し、ドル買いシグナルが点灯。終値ベースで見て5月2日80.33、5月16日80.39、6月22日80.36と、80.30台で過去3回抑えられているゾーンをブレイクできるかも焦点であった。雇用統計において非農業部門雇用者数が前月比17万1000人増となり、予想中央値の12万5000人増を上回ったことからドルが上昇。海外市場で80.68まで上昇。しかし、労働力人口の増加に伴い、家計調査に基づく失業率は7.9%と、前月の7.8%から上昇したことで株式相場が軟化したこともあり、上昇後は伸び悩んだ。6日に80.07へ下落後、7日に80.28に反発したが、チャート上に変化はなく、8日の79.88から13日の79.30まで4日続落し、ドルの下落リスクが高まったが、14日の野田首相の衆議院解散示唆を受けて79.91に反発。15日は80.85で引け、過去上値の壁であった80.30台を突破し、ドル買いシグナル。16日は81.12と3日続伸。その後もドルの上昇基調を継続し、22日は終値で82.54まで上昇。次の中長期上値目標値は83.20であるが、チャートの形状は良く、スピード調整を入れて3月15日終値83.74突破を目指す展開に発展する可能性も考えられる。ただし、海外の株式相場の反発が一巡し、株式相場の反落によるリスク回避がドル高になっても、クロス円の下落がドル円にも反落バイアスをかける展開には引き続き注意が必要と考えられる。以前から指摘しているように86円台以上にドル円が上昇しない限り、巨視的な円高・ドル安トレンドに変化がないことから、当面の相場動向が注目される。ただし、ドル余剰の状態に変化はなく、次期政権や日銀法改正を視野に入れた日本サイドの材料だけでドル円の上昇トレンドが継続するかは疑問。米国景気失速懸念や新興国の景気減速など世界景気後退懸念、欧州債務問題の長期化など負の懸念材料も多く、中長期的な円高リスクを依然として維持する。

MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:75.79、BB:82.65と78.50

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月15日に80.85で引け、11月2日東京市場終値80.34を上回り、買いシグナル→上値目標値:81.20、81.50、81.80、82.00中長期上値目標値82.20、82.60、83.20
下値:11月13日東京市場終値79.30を下回り、79.29以下で引けると→下値目標値:78.40、78.10、77.80、77.50 


CRBテクニカル分析(11月16日)

2012-11-18 21:30:04 | 各種テクニカル指標
CRBテクニカル分析

CRB(11月16日終値293.56(+0.72))

2008年7月4日高値473.97から2009年2月24日安値200.16まで下落後の戻り局面が継続し、半値戻しの337.06を突破し、61.8%戻しの369.37に対して、2011年5月2日に370.72まで上昇したが、その後はダウントレンド入り。2012年6月22日にはザラ場で266.78まで下落した。終値では6月21日の267.16を底に反発に転じ、2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇した。しかし、9月17日から軟化に転じ、26日は303.74に下値を拡大。10月2日に311.49に反発後は、3日306.58→4日310.45→8日306.17→9日309.12と上値、下値とも縮小するレンジを形成。15日に304.55に下落後、18日に308.75に3日続伸したが、19日から軟化に転じ、22日に303.51で引け、売りシグナル。11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。6日に297.17にリバウンドを入れたが、7日に291.49に急反落し、再度売りシグナル。その後292~293台で一進一退。下方のメジャードムーブを形成しており、終値で294以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:41.23、BB:301.27と288.87

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月6日終値297.17を上回り、298.00以上で引けると→:上値目標値:306、309
下値:11月7日に291.49で引け、11月2日終値292.29を下回り、売りシグナル→:下値目標値:283、281 


S&P500テクニカル分析(11月16日)

2012-11-18 21:23:02 | 各種テクニカル指標
S&P500テクニカル分析

S&P500(11月16日終値1359.88(+6.55))

2011年4月29日終値1363.61をピークとして8月8日終値1119.46まで下落後、10月3日終値1099.23で二番底を完成。10月28日には終値で1285.09まで回復。11月25日は終値で1158.67に反落したが、11月下旬から回復局面を継続し、4月2日に1419.04まで上昇。4月10日に1358.59に5日続落後、5月1日の1405.82まで戻りを試す基調となったが、5月18日には1295.22に6日続落。5月24日の1320.68まで4日続伸となったが、6月1日に1278.04に下落。6月4日以降は反発に転じ、6月8日は1325.66に回復。11日に1308.93に反落後、12日から反発基調に転じ、15日に1342.84で引け、買いシグナル。19日に1357.98に上昇したが、米経済指標悪化による景気失速懸念と予想の範囲にとどまったFOMCから21日に1325.52に急反落。22日は1335.02に反発したが、25日に1313.72に下落。26日以降は反発に転じ、29日は1362.16に上昇し、買いシグナル。1350を下回らない限り、1400を目指して戻りを試すバイアスが継続するが、買われすぎからスピード調整のリスクを予測した。7月3日の1374.02へ上昇後は反落。6日の予想を下回る米雇用統計から1354.68に続落。12日の1334.76へ下落後は19日に1376.51まで上昇。25日に1337.89に4日続落となったが、27日に1385.97に続伸。8月2日に1365.00に4日続落後、3日に1390.99に反発し、買いシグナル。8月10日には1405.87に6日続伸。17日には1418.16に上値を拡大したが、30日は1399.48に反落。しかし、9月6日に1432.12に急反発し、買いシグナル。7日は1437.92に続伸。13日のQE3の発表で急伸し、14日には第二上値目標値の1460に対して、1465.77に大幅4日続伸。26日に1433.32に下落後10月1日から反発基調となり、4日に1461.40に4日続伸。5日から軟化に転じ、12日には1428.59に下落したが、17日に1460.91に3日続伸。しかし、19日に1433.19に大幅続落。23日に1413.11で引け、売りシグナル。24日は1408.75に下値を拡大。11月1日に1427.59に反発したが、2日は予想を上回る雇用統計にも1414.20に急反落。6日に1428.39に反発したが、7日に1394.53に大幅反落し、売りシグナル。下落基調を継続し、15日は第二下値目標値の1350に対して、1353.33に下落。16日は反発したが、終値で1365以上を回復しない限り、下落トレンドの継続を予測する。

MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:31.09、BB:1458.79と1345.80

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月6日終値1428.39を上回り、1430.00以上で引けると→:上値目標値1470、1485
下値:11月7日に1394.53で引け、11月2日終値1414.20を下回り、売りシグナル→:下値目標値1365、1350、1335 中長期下値目標値1264、1234



DAXテクニカル分析(11月16日)

2012-11-18 21:18:30 | 各種テクニカル指標
DAXテクニカル分析

DAX(11月16日終値6950.53(-92.89))

2011年5月2日終値7527.64と7月7日終値7471.44で二番天井を形成。その後は調整局面入りし、9月12日にはザラ場で4965.80まで暴落。下値固めをしつつ、10月5日から回復基調となり、10月28日にはザラ場高値で6430.60まで回復。11月25日ザラ場安値5366.50から12月5日ザラ場高値6170.04まで反発後、12月20日安値5637.53まで下落したが、5800台を固めていた。2012年1月から上昇基調を強め、3月16日の7157.82まで上値を拡大。しかし、3月19日から下落基調に転じ、ヘッドアンドショルダーの下値目標値の6000前後に対して、6月5日に5969.40に下落。その後は回復基調に転換し、6月20日に6392.13に戻りを拡大したが、6400を明確に上抜けできなければ、反落リスクは残る展開を予測したように、6月25日は6132.39へ下落。しかし、その後も回復基調を継続し、7月3日は6578.21に上昇。7月9日の6387.57と7月24日の6390.41で下値を確認後は、7月25日から反発に転じ、30日に6774.06に4日続伸。8月2日に6606.09に3日続落後、3日に6865.66に急反発し、買いシグナル。8月7日は6967.95に上昇。その後は小幅ながら13日の6909.68と4日続落。14日に6974.39に反発後、15日に6946.80に反落したが、16日に6996.29に反発し、買いシグナル。21日に7089.32に上昇。23日に6949.57に反落したが、27日は7047.45に反発。しかし、21日終値の7089.32の上抜けに失敗し、30日は6895.49に下落。31日は6970.79に反発。9月3日に7014.83に続伸後、4日は6932.58に反落したが、5日以降は反発に転じ、6日に7167.33で引け、買いシグナル。7日は7214.50に3日続伸。12日に7343.53に上昇後、13日に7310.32に小幅反落したが、米国QE3発表後の米国株式相場の大幅上昇に連れ高し、14日は7412.13に急伸。18日に7347.69に続落後、21日に7451.62に戻り高値を更新したが、24日に7413.16に反落。25日に7425.11に反発後、26日に7276.51に急反落。27日に7290.02に反発したが、28日に7216.15に反落。10月1日に7326.73に反発後は一進一退が継続したが、5日に7397.87に急伸。しかし、7395の上値ポテンシャルに到達したことから、10日に7205.23に3日続落。11日に7281.70に反発したが、12日は7232.49に反落。15日から反発に転じ、18日の7437.23まで4日続伸。19日は5896.15に反落した。相場は直近のレンジの高値圏に位置し、7437.23を上回れば、更なる上値も期待できる一方、9月21日終値7451.62を上抜けできずに反落していることからまずは7350割れを目指した調整局面入りを予測した。さらに7232.49を下回った場合に計測した第二下値目標値の7170に対して、23日に7173.69に3日続落。26日に7231.85に3日続伸後、29日は7203.16に反落を入れたが、30日に7284.40に急反発。31日の7260.63への小幅反落後、11月2日に7363.85に続伸。5日に7326.47に反落後、6日に7377.76に反発したが、7日に7232.83に急反落し、売りシグナル。9日に7163.50に3日続落。16日は6950.53に大花3日続落し、中長期下値目標値の6906に接近してきた。まずは6906に向けて下値を探る展開を予測する。

MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:30.96、BB:7424.31と7007.05

相場の木:短期トリガーポイントと目標値上値:11月6日終値7377.76を上回り、7380.00以上で引けると→:上値目標値7420、7435
下値:11月7日に7232.83で引け、11月5日終値7326.47を下回り、売りシグナル→:下値目標値7191、7155 中長期下値目標値6906


カナダドル・円テクニカル分析(11月16日)

2012-11-18 21:09:32 | カナダドル・円テクニカル分析
カナダドル・円テクニカル分析

CAD/JPY(11月16日NY市場終値81.213(+0.128))

カナダドル円相場は2009年1月21日のザラ場安値68.405から2010年4月26日ザラ場高値94.486までの反発局面後、20111年10月4日のザラ場安値72.160を示現。その後2012年3月21日にザラ場高値84.968まで反発したが、6月1日のザラ場安値74.415に下落。現在は74.415(終値では74.937)からの反発局面にある。
6月4日から反発基調に転じ、8月3日には78.355に反発。7月11日以降の上値の壁であった78.20を超え、7日は78.846で引け、買いシグナル。9日には79.267に3日続伸。17日は80.434に上昇。しかし、20日から軟化に転じ、22日は79.264に3日続落。80円割れで買いシグナルは消滅。23日は78.972に4日続落。9月6日に80.245に上昇したが、12日は79.754に反落するなど戻りの鈍い展開が継続。18日に80.900に4日続伸したが、19日から軟化に転じ、24日には79.543に4日続落し、売りシグナル。26日は78.882に6日続落。27日から反発に転じ、10月5日は80.384に7連騰。しかし、10日は79.637に3日続落。17日に80.719に反発したが、19日には79.819に続落。25日に80.708に反発したが、30日は79.681に3日続落。11月6日は80.991に戻りを拡大。しかし、8日に79.443で引け、売りシグナル。13日に79.206に下落後は反発に転じ、15日は81.085に続伸し、買いシグナル。16日は81.213に3日続伸となった。8月17日以降のレンジの上限を突破しており、NY市場終値で80.80を下回らない限り、上値を試す展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:60.18、BB:81.378と79.011

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月15日に81.085で引け、11月6日NY市場終値80.991を上回り、買いシグナル→上値目標値:82.60、83.20、83.80 中長期上値目標値:85.408、89.991(80.799以下で引けると、買いシグナルは消滅
下値:11月13日NY市場終値79.206を下回り、79.199以下で引けると→下値目標値:77.40、76.80、76.20



豪ドル・円テクニカル分析(11月16日)

2012-11-18 21:02:38 | 豪ドル・円テクニカル分析
豪ドル・円テクニカル分析

AUD/JPY(11月16日NY市場終値84.073(+0.209))

豪ドル・円相場は、2011年4月8日の89.542をピークに豪ドルの下落トレンドが継続、10月3日には73.013まで下落した。その後は株式相場の反発などから10月31日の82.313まで回復。しかし、再度軟化し、11月23日は74.901まで下落。11月25日以降は反発に転じ、3月19日は88.399まで上昇したが、その後は下落基調を継続し、5月14日には79.513と80円割れ。5月28日に78.302に反発後、30日に76.738で引け、売りシグナル。第一下値目標値75.60に対して、6月1日に75.683に下落した。その後6月4日以降は反発。6月20日に81.078に上昇後、25日は79.751に反落したが、26日以降は戻り基調となり、29日に81.698で引け、買いシグナル。7月5日に82.219に上昇。10日に80.949に下落後、11日に81.768に反発したが、12日に80.410に下落。19日には81.945に3日続伸したが、24日に79.916に3日続落。25日から反発基調を継続し、27日は82.269に上昇し、買いシグナル。7月5日以降のレンジ上限に位置し、82.40以上に上抜けできるか正念場であった。8月2日までもたついたが、8月3日に82.913に上昇し、レンジを上抜け。9日は83.120に上値を拡大。13日は82.369に反落したが、14日以降は反発に転じ、16日に83.399に上昇したが、上値も重く、22日は82.549に下落し、買いシグナルは消滅。23日は81.952に下落し、売りシグナル。24日は81.847に3日続落。9月5日は第二下値目標値の79.80に対して、79.907に下落。下値達成により、6日から反発し、7日は81.248に続伸。10日に80.908に反落したが、上昇基調に変化はなく、14日の82.700まで4日続伸。しかし、対ドルでの豪ドル相場が上値目標値1.0560に対して、14日の1.0551でピークアウトしたこともあり、17日から豪ドル円も反落に転じ、20日に81.656に4日続落。26日は80.628に下落幅を拡大。27日に81.034に反発したが、戻りが鈍く、10月8日は79.828に下落。11日に80.406に3連騰したが、12日は80.272に反落。15日から反発に転じ、22日に82.502まで戻りを拡大したが、23日は81.968に反落。24日に82.642に反発し、買いシグナル。25日は83.082に上昇。29日に82.449に続落したが、6日に83.851に上昇。その後、9日に82.555に3日続落。12日から反発に転じ、16日に84.073に3日続伸し、買いシグナル。NY市場終値で83.60を下回らない限り、豪ドルの戻りを試すバイアスの継続を予測。ただし、6月1日終値値75.683からの中長期上値目標値83.62を上回っていること、相場の下落基調を背景に対ドルで豪ドルが反落していることなどがリスク要因。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:65.46、BB:84.019と81.935

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月16日に84.073で引け、11月6日NY市場終値83.851を上回り、買いシグナル→上値目標値:85.60、86.20(83.59以下で引けると、買いシグナルは消滅
下値:11月9日NY市場終値82.555を下回り、82.399以下で引けると→:下値目標値:80.60、80.00


 

ポンド・円テクニカル分析(11月16日)

2012-11-17 20:58:32 | ポンド・円テクニカル分析
ポンド・円テクニカル分析

GBP/JPY(11月16日東京市場終値128.85(+0.75))、16日NY市場終値129.156(+0.369)

ポンド・円相場は、2011年3月18日のG7協調介入により続いた円安局面で4月8日に終値で139.78まで上昇後は下落トレンドを継続。9月22日終値118.17と10月4日118.14で二番底を形成。10月31日は日銀の円売り介入もあり、126.40まで反発したが、2012年1月16日は117.64に下落。その後は反発に転じ、中期上値目標値の132.20に対して、3月21日は132.87まで終値で上昇。4月2日の132.89と二番天井を形成後は4月16日に127.49に下落。4月26日に131.41に反発後は再度ポンドの下落トレンドが継続し、6月4日は119.86に下落。6月18日に124.19で引け、買いシグナルとなり、22日に125.44に上昇。28日に123.55に下落したが、7月3日に125.16に反発。しかし、その後は軟化に転じ、7月9日に123.34で引け、売りシグナル。13日には122.42に下落。18日に123.63に反発したが、上値も重く、24日は121.11に下落。30日は122.95に反発したが、31日から軟化に転じ、8月3日は121.51に4日続落。3日のNY市場では122.730で引けているが、まずは122.95を上抜けして123円台を回復できるかがポンドの下値確認と戻り拡大の条件と予測した。9日に終値で122.96に上昇したが、10日は122.26に反落するなど上値の重い展開が継続。しかし、13日以降反発に転じ、14日に123.42で引け、買いシグナル。17日に第一上値目標値124.60に対して、124.69に5日続伸。22日には第二上値目標値125.20に対して、125.21に8日続伸。しかし、短期的な上値達成感もあり、24日には124.68に続落し、買いシグナルは一旦消滅。31日は123.83に下落幅を拡大。しかし、9月3日から反発に転じ、7日は126.04に急進。ユーロポンドの上昇の影響から戻りが抑えられ、13日に125.13に下落したが、14日の125.72から反発に転じ、19日は128.57に3日続伸。しかし、20日は126.52に急反落。21日は126.99に反発したが、127.00以上を回復しないと再度戻りを試す可能性は小さいと予測した。26日は125.60に下値を拡大。125円台後半でもたついたが10月4日から反発し、5日に126.87に続伸。11日に125.06に下落後、12日から反発し、16日に127.09で引け、買いシグナル。18日に127.50に上昇後は24日までもたついたが、25日から上値を拡大。第三上値目標値129.80に対して、ザラ場では25日に129.652、終値では26日に128.81に上昇。29日127.98、30日127.52と続落したが、31日は128.28に反発し、10月26日終値128.81の上抜けを試す状態に移行。そして11月1日に129.02で引け、ポンド買いシグナル。2日は129.30に3日続伸となった。東京市場終値で、128.80を下回らない限り、ポンドの上値を試す展開を予測。第一上値目標値130.60、第二上値目標値131.20と予測する。2日の予想を上回る雇用統計でポンドドルは下落したが、ドル円の上昇で、ポンド円は2日の海外市場で129.606まで上昇。6日に127.98に続落後、7日に128.66に反発したが、8日に127.68で引け、売りシグナル。13日は第一下値目標値125.80に対して、125.87に4日続落。14日からドル円の上昇を主因に反発に転じ、16日に128.85で引け、買いシグナル。東京市場終値で128.40を下回らない限り、戻り余地を探る展開を予測する。

MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:60.58、BB:129.915と126.001

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月16日に128.85で引け、11月7日東京市場終値128.66を上回り、買いシグナル→上値目標値:130.40、131.00 中長期上値目標値131.36、132.86(128.39以下で引けると、買いシグナルは消滅
下値:11月13日東京市場終値125.87を下回り、125.79以下で引けると→:下値目標値124.00、123.40 


ドル・円テクニカル分析(11月16日)

2012-11-17 09:28:58 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

USD/JPY(11月16日東京市場終値81.12(+0.27))、16日NY市場終値81.32(+0.15)

ドル円相場は2012年2月2日終値76.13を底に3月15日はザラ場で84.18、終値で83.74に上昇。その後は下落に転じ、6月4日に78.00に下落した。6月5日から反発基調に転じ、6月21日に79.62に上昇し、ドル買いシグナル。22日は第一上値目標値80.40に対して、80.36に続伸。しかし、25日から軟化。28日は79.42で引けた。29日からドルの買戻し基調となり、7月6日は79.88まで反発したが、。9日から軟化。7月10日に79.25で引け、ドル売りシグナル。大きな戻りもなく、ドルの上値の重い展開が続き、19日には第一下値目標値78.50に対して、78.60に下落し、79円割れ。23日は78.01に下落。その後は第二下値目標値の78.20前後での小動きが継続。8月2日に78.47に上昇し、1枠10銭の絵ではドル売りシグナルは一旦消滅。しかし、3日は78.26に反落するなど上値も重い状態が継続。その後も8日まで78.36前後の終値が継続したが、9日は78.53に上昇。しかし、10日は78.46に反落するなど上値の重い展開が継続。13日に78.24に下落後は反発に転じ、15日に78.94で引け、8月9日終値78.53を上回り、買いシグナル。20日には第一上値目標値79.40を上回る79.51に5日続伸となった(ザラ場では第二上値目標値79.70に対して79.66まで)。しかし、21日から軟化に転じ、23日は78.60に3日続落。戻りが鈍く、9月3日は78.35に下落。9月7日は78.93に反発したが、海外市場では予想を下回る雇用統計から78.24に押し戻されている。8月20日終値79.51からの差込が深く、戻り売りに押される展開を予測したが、引き続き78.35や78円を割り込むと下値拡大のリスクを予測したが、10日に78.28で引け、9月3日終値78.35を下回り、売りシグナル。第二下値目標値の77.10に対して、13日にはザラ場で77.13まで下落。終値では14日の77.65に5日続落。株式相場などリスク資産の上昇によるリスク選好からクロス円の上昇に連れ高したことや日銀の追加緩和を受け、19日には79.05に続伸。しかし、20日は78.21に急反落。下落基調が継続し、28日は77.58に下落。10月1日から反発に転じ、4日は78.61に4日続伸。11日に78.09に下落したが、12日以降は反発基調に転じ、16日は78.92に3連騰し、買いシグナル。25日には第四上値目標値の80.40に対して、ザラ場で80.38、終値で80.15に上昇した。26日の79.97から軟化に転じ、30日の79.47まで3日続落したが、31日は79.73に反発。10月25日終値80.15の上抜けを試す状態に入ってきた。
その後、11月1日は79.98、そして11月2日は80.34に3日続伸し、ドル買いシグナルが点灯。終値ベースで見て5月2日80.33、5月16日80.39、6月22日80.36と、80.30台で過去3回抑えられているゾーンをブレイクできるかも焦点であった。雇用統計において非農業部門雇用者数が前月比17万1000人増となり、予想中央値の12万5000人増を上回ったことからドルが上昇。海外市場で80.68まで上昇。しかし、労働力人口の増加に伴い、家計調査に基づく失業率は7.9%と、前月の7.8%から上昇したことで株式相場が軟化したこともあり、上昇後は伸び悩んだ。6日に80.07へ下落後、7日に80.28に反発したが、チャート上に変化はなく、8日の79.88から13日の79.30まで4日続落し、ドルの下落リスクが高まったが、14日に野田首相の衆議院解散示唆を受けて79.91に反発。15日は80.85で引け、過去上値の壁であった80.30台を突破し、ドル買いシグナル。16日は81.12と3日続伸。海外の株式相場が調整色を継続しており、株安によるリスク回避がドル高になっても、クロス円の下落がドル円にも反落バイアスをかける展開に注意が必要であるが、東京市場終値で80.89(80.59)以下で引けない限り、ドル円の戻りを試す展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:70.36、BB:81.05と79.00

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月15日に80.85で引け、11月2日東京市場終値80.34を上回り、ドル買いシグナル→上値目標値:81.20、81.50、81.80、82.00 中長期上値目標値82.20、82.60、83.20(80.89以下で引けると、買いシグナルは消滅
下値:11月13日東京市場終値79.30を下回り、79.29以下で引けると→下値目標値:78.40、78.10、77.80、77.50 



カナダドル・円テクニカル分析(11月9日)

2012-11-11 20:38:53 | カナダドル・円テクニカル分析
カナダドル・円テクニカル分析

CAD/JPY(11月9日NY市場終値79.354(-0.089))

カナダドル円相場は2009年1月21日のザラ場安値68.405から2010年4月26日ザラ場高値94.486までの反発局面後、20111年10月4日のザラ場安値72.160を示現。その後2012年3月21日にザラ場高値84.968まで反発したが、6月1日のザラ場安値74.415に下落。現在は74.415(終値では74.937)からの反発局面にある。
6月4日から反発基調に転じ、8月3日には78.355に反発。7月11日以降の上値の壁であった78.20を超え、7日は78.846で引け、買いシグナル。9日には79.267に3日続伸。17日は80.434に上昇。しかし、20日から軟化に転じ、22日は79.264に3日続落。80円割れで買いシグナルは消滅。23日は78.972に4日続落。9月6日に80.245に上昇したが、12日は79.754に反落するなど戻りの鈍い展開が継続。18日に80.900に4日続伸したが、19日から軟化に転じ、24日には79.543に4日続落し、売りシグナル。26日は78.882に6日続落。27日から反発に転じ、10月5日は80.384に7連騰。しかし、10日は79.637に3日続落。17日に80.719に反発したが、19日には79.819に続落。25日に80.708に反発したが、30日は79.681に3日続落。11月6日は80.991に戻りを拡大。しかし、8日に79.443で引け、売りシグナル。9日は79.354に3日続落。8月17日移行のレンジの下限に戻り、下値リスクが増大。NY市場終値で79.80以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測する。

MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:42.49、BB:81.121と79.287

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:10月25日NY市場終値80.708を上回り、80.80以上で引けると→上値目標値:82.40
下値:11月8日に79.443で引け、10月30日NY市場終値79.681を下回り、売りシグナル→下値目標値:77.80、77.20、76.60(79.80以上のNY市場終値で売りシグナルは消滅


豪ドル・円テクニカル分析(11月9日)

2012-11-11 19:21:35 | 豪ドル・円テクニカル分析
豪ドル・円テクニカル分析

AUD/JPY(11月9日NY市場終値82.555(-0.136))

2011年4月8日の89.542をピークに豪ドルの下落トレンドが継続、10月3日には73.013まで下落した。その後は株式相場の反発などから10月31日の82.313まで回復。しかし、再度軟化し、11月23日は74.901まで下落。11月25日以降は反発に転じ、3月19日は88.399まで上昇したが、その後は下落基調を継続し、5月14日には79.513と80円割れ。5月28日に78.302に反発後、30日に76.738で引け、売りシグナル。第一下値目標値75.60に対して、6月1日に75.683に下落した。その後6月4日以降は反発。6月20日に81.078に上昇後、25日は79.751に反落したが、26日以降は戻り基調となり、29日に81.698で引け、買いシグナル。7月5日に82.219に上昇。10日に80.949に下落後、11日に81.768に反発したが、12日に80.410に下落。19日には81.945に3日続伸したが、24日に79.916に3日続落。25日から反発基調を継続し、27日は82.269に上昇し、買いシグナル。7月5日以降のレンジ上限に位置し、82.40以上に上抜けできるか正念場であった。8月2日までもたついたが、8月3日に82.913に上昇し、レンジを上抜け。9日は83.120に上値を拡大。13日は82.369に反落したが、14日以降は反発に転じ、16日に83.399に上昇したが、上値も重く、22日は82.549に下落し、買いシグナルは消滅。23日は81.952に下落し、売りシグナル。24日は81.847に3日続落。9月5日は第二下値目標値の79.80に対して、79.907に下落。下値達成により、6日から反発し、7日は81.248に続伸。10日に80.908に反落したが、上昇基調に変化はなく、14日の82.700まで4日続伸。しかし、対ドルでの豪ドル相場が上値目標値1.0560に対して、14日の1.0551でピークアウトしたこともあり、17日から豪ドル円も反落に転じ、20日に81.656に4日続落。26日は80.628に下落幅を拡大。27日に81.034に反発したが、戻りが鈍く、10月8日は79.828に下落。11日に80.406に3連騰したが、12日は80.272に反落。15日から反発に転じ、22日に82.502まで戻りを拡大したが、23日は81.968に反落。24日に82.642に反発し、買いシグナル。25日は83.082に上昇。29日に82.449に続落したが、6日に83.851に上昇。その後、9日に82.555に3日続落。NY市場終値で83.00以上を回復しない限り、豪ドルの下落バイアスの継続を予測。株式相場の下落を背景に対ドルで豪ドルが反落していることやクロス円が軟調な展開となっていることもリスク要因。

MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:52.76、BB:84.000と81.031

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月6日NY市場終値83.851を上回り、84.00以上で引けると→上値目標値:85.60
下値:10月29日NY市場終値82.449を下回り、82.399以下で引けると→:下値目標値:80.60、80.00