9月25日段階でのトリガーポイントと上下目標値
○ドル円は9月10日に東京市場終値で114.39を下回り、ドル売りシグナルが点灯。第一下値目標値の112.60に対して、10日のザラ場で112.60まで下落後、反発。終値は113.37となった。その後はドル円の買い戻し基調が継続し、19日終値の115.89まで上昇。しかし、サウジアラビアのドルペッグ制停止への思惑や米国の追加利下げ観測から再度ドル売りが主要通貨で強まる形となり、本日は114.72で引けている。これまではドル安と円安の共存がクロス円の上昇となっていたが、ドル円の下落がクロス円の下げに繋がり、さらにドル円も下落するリスクも内包している状況。明日以降、東京市場終値ベースで115.20以上の回復がないと下値拡大リスクは残る状況と考えている。現状は揉み合いでエネルギーを溜めている段階であるが、上下のトリガーポイントは116.00と113.19で上下の目標値は近いところで118.40と111.40と計測している。
ドル円:東京市場終値:114.72
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で116.00以上で引けると→:上値目標値118.40、120.00、121.80
下値:終値で113.19以下で引けると→:下値目標値111.40、109.60、107.80
○ユーロ円は9月13日に159.12で引け、155.78を上回り、ユーロ買いシグナルが点灯。14日の159.65への上昇後、一旦18日に159.32に小幅反落したが、再度切り返して20日には162.29まで上昇した。21日162.01、本日161.46と続落したが、チャートの形状はまだ悪くない。最高値を更新したユーロ・ドルの反落が大きくならなければ、ユーロ円の下値リスクは小さいと予測。ただし、ドルの対円での売りとドルの対欧州通貨での買い戻しによるクロス円の売りには注意を払いたい。上下のトリガーポイントは162.30と159.29で上下の目標値は近いところで163.10と158.10と計測している。
ユーロ円:東京市場終値:161.46
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で162.30以上で引けると→:上値目標値163.10、164.30
下値:終値で159.29以下で引けると→:下値目標値158.10
○ユーロ・ドルは9月10日に1.3791で引け、1.3670以上で引けたことからユーロ買いシグナルが点灯。上値目標値の1.3810に対して10日にザラ場で1.3800まで上昇。13日ひは終値で1.3902まで上昇。その後18日に目先はドルの買い戻しから上昇一服感がでやすいものの、中長期的にはユーロドルの上昇余1.3859まで反落したが、切り返して19日には1.3971で引けたことからユーロ買いシグナルが点灯。本日小幅反落したが、買いシグナルは継続中である。上値目標値は第一目標値1.3990、第二目標値1.4180であるが、ザラ場では既に24日に1.4130を示現している。1.41台は上昇一服感がでやすいものの、以前にも言及したように、中長期的には1.4570前後を上値のピークと予測している。
ユーロ・ドル:東京市場終値:1.4075
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で1.3910以上で引け、
ユーロ買いシグナル→:上値目標値1.3990、1.4180
下値:終値で1.3849以下で引けると→:下値目標値1.3730