日経平均の中長期的なトリガーポイントと上下目標値
3月28日終値:先物6月限12840、現物:12820.47
相場の森ではリバウンド一服感。12500を下回る場合は11787.51に対する二番底形成プロセスに入る。相場の木では買いシグナル点灯も、28日のCMEでは12685に反落。12630を下回る場合は12480~12220のゾーンへ反落し、逆ヘッドアンドショルダーの右肩形成段階か。
日経平均の中長期的な相場の森を見ると、相場は1月22日に12573.05まで下落。15030.51を下回ったことによる売りシグナルの当初の下値目標値の13600~13700のゾーンに対して売られすぎとなったが、1月25日に13629.16に反発。そして28日に13087.91に反落後、2月4日には13859.70まで反発。P&Fチャートの形状は下値切り上げ型を継続しながら、2月27日には終値で14031.30まで戻りを見せた。しかし、その後は3月3日に12992.18まで反落。一旦3月6日に13215.まで反発したものの、10日には12532.13に下落。12日に12861.13に反発したが、P&Fチャート上では下値確認とはならず(値幅が足りず)、2月14日時点で予測した13000を割り込んだ場合の下値目標値11600に対して、3月17日にはザラ場で11691.00、終値で11787.51まで下値を拡大した。今後終値で12100以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続し、下値目標値は10700と計測していた。
ただし、RSIや移動平均との乖離率などから売られすぎの状態で一旦リバウンドしてもおかしくない水準とコメントしたが、相場は28日以降、順調に回復基調を継続。28日には12820.47まで終値で戻してきた。11787.51からの戻りが1000円を超える大きい戻し幅であることから、反落しても11787,51を下回るリスクはやや小さいと考えられる。相場の森で見ると終値で12500を下回る場合は二番底形成プロセスに入った状態と考えられる。その場合、11787.51を下回り、11700以下で引ける場合、下値目標値として10900、10600を計測している。一方、買いシグナルは現段階では14100以上とならない限り点灯しない状態。この水準を上回ると上値目標値として14900を計測している。
また、短期的な相場の木を見ると、相場は28日に12840で引け、12770を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として12890、12950、そして上値拡大の場合は13000、13120を計測している。28日は12910まで上昇した。また、時系列の罫線チャートもそうであるが、相場は逆ヘッドアンドショルダーに近い形状にも見え、12900台~13000台に乗せてくれば、14000近辺を試しに行く形状となっている。一方、下値は終値で12630を下回ると12480、12420、そして下値拡大の場合は12340、12220を計測している。28日のシカゴCMEの日経平均先物は米国株安を反映して12685となっている。12630を下回る場合の下値目標値としての12480~12220は相場の森で指摘した12500以下の終値水準でもある。これは相場の森の視点でも二番底確認プロセスに行っている状態となり、目先は緩んでから切り返して再度上値を試すパターンの可能性も考えられる。その際、14000近辺が戻りの目処と予測しているが、これは2月27日の14031.30に並ぶ水準である。
その他のテクニカル指標ではMACDやパラボリックでも買い転換している状況であり、このことからも、反落しても大きな深押しはないと考えられる。したがって、今後の反落は上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩部分形成段階とも考えられる。難しいのは順番である。先に反落してから13000をテストするのか、13000までこのまま行くかである。後者の場合は月曜日に安寄りしても、切り返して上げていくケースである。
相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で14031.30を上回り、14100以上で引けると→上値目標値:14900
下値:現物終値で11787.51を下回り、11700以下で引けると→下値目標値:10900、10600
3月28日終値:先物6月限12840、現物:12820.47
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で12770を上回り、買いシグナル→:12890、12950、13000、13120
下値:先物終値で12630を下回ると→:12480、12420、12340、12220
3月28日終値:先物6月限12840、現物:12820.47
相場の森ではリバウンド一服感。12500を下回る場合は11787.51に対する二番底形成プロセスに入る。相場の木では買いシグナル点灯も、28日のCMEでは12685に反落。12630を下回る場合は12480~12220のゾーンへ反落し、逆ヘッドアンドショルダーの右肩形成段階か。
日経平均の中長期的な相場の森を見ると、相場は1月22日に12573.05まで下落。15030.51を下回ったことによる売りシグナルの当初の下値目標値の13600~13700のゾーンに対して売られすぎとなったが、1月25日に13629.16に反発。そして28日に13087.91に反落後、2月4日には13859.70まで反発。P&Fチャートの形状は下値切り上げ型を継続しながら、2月27日には終値で14031.30まで戻りを見せた。しかし、その後は3月3日に12992.18まで反落。一旦3月6日に13215.まで反発したものの、10日には12532.13に下落。12日に12861.13に反発したが、P&Fチャート上では下値確認とはならず(値幅が足りず)、2月14日時点で予測した13000を割り込んだ場合の下値目標値11600に対して、3月17日にはザラ場で11691.00、終値で11787.51まで下値を拡大した。今後終値で12100以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続し、下値目標値は10700と計測していた。
ただし、RSIや移動平均との乖離率などから売られすぎの状態で一旦リバウンドしてもおかしくない水準とコメントしたが、相場は28日以降、順調に回復基調を継続。28日には12820.47まで終値で戻してきた。11787.51からの戻りが1000円を超える大きい戻し幅であることから、反落しても11787,51を下回るリスクはやや小さいと考えられる。相場の森で見ると終値で12500を下回る場合は二番底形成プロセスに入った状態と考えられる。その場合、11787.51を下回り、11700以下で引ける場合、下値目標値として10900、10600を計測している。一方、買いシグナルは現段階では14100以上とならない限り点灯しない状態。この水準を上回ると上値目標値として14900を計測している。
また、短期的な相場の木を見ると、相場は28日に12840で引け、12770を上回ったことから買いシグナルが点灯。上値目標値として12890、12950、そして上値拡大の場合は13000、13120を計測している。28日は12910まで上昇した。また、時系列の罫線チャートもそうであるが、相場は逆ヘッドアンドショルダーに近い形状にも見え、12900台~13000台に乗せてくれば、14000近辺を試しに行く形状となっている。一方、下値は終値で12630を下回ると12480、12420、そして下値拡大の場合は12340、12220を計測している。28日のシカゴCMEの日経平均先物は米国株安を反映して12685となっている。12630を下回る場合の下値目標値としての12480~12220は相場の森で指摘した12500以下の終値水準でもある。これは相場の森の視点でも二番底確認プロセスに行っている状態となり、目先は緩んでから切り返して再度上値を試すパターンの可能性も考えられる。その際、14000近辺が戻りの目処と予測しているが、これは2月27日の14031.30に並ぶ水準である。
その他のテクニカル指標ではMACDやパラボリックでも買い転換している状況であり、このことからも、反落しても大きな深押しはないと考えられる。したがって、今後の反落は上記の逆ヘッドアンドショルダーの右肩部分形成段階とも考えられる。難しいのは順番である。先に反落してから13000をテストするのか、13000までこのまま行くかである。後者の場合は月曜日に安寄りしても、切り返して上げていくケースである。
相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で14031.30を上回り、14100以上で引けると→上値目標値:14900
下値:現物終値で11787.51を下回り、11700以下で引けると→下値目標値:10900、10600
3月28日終値:先物6月限12840、現物:12820.47
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で12770を上回り、買いシグナル→:12890、12950、13000、13120
下値:先物終値で12630を下回ると→:12480、12420、12340、12220