熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

白樺湖

2018-10-30 18:25:35 | プライベート




今日は天気も良かったので白樺湖へハイキングに。


というのはマイケル冗談で、近くの「くろんど池」という所へランニングに。
ここはもう10年以上も前からトレーニングに使っているとっておきの場所なのだ。
雰囲気が似ているので勝手に「奈良の白樺湖」と呼んでいるのだが、池の周りをぐるりと山に囲まれていてその山中を通るハイキング道を走るのがちょうど良いトレーニングになるのだ。ただ虫が苦手な僕にとって、虫の多い春から秋にかけてはとても恐ろしくて走る気にはなれず暫く休止していたのだが、涼しくなってきたのでようやく安心して走ることが出来るだろうと勇んで出かけてみた。

しかしそれにしても体力の落ちていること、落ちていること!
春先頃には何てことなかったのにドップリ疲れ気味。まぁ、いくら常日頃山に登っているとは言ってもやはり仕事で登っているばかりではドンドン体力が落ちるということを強烈に痛感させられた次第だ。
普段ガイド山行に参加されるお客様に試供品のアミノバイタルを差し上げているのだがその際に「これって本当に効くんですかね~?」って質問されて「まぁ気安め程度かもしれませんけど良かったら飲んでみてくださいね~・・・」と言っている程度なのに、ランニングを終えて速攻で一番強力なタイプを飲んだくらいだからね~
これからより体力を必要とする冬山のシーズンを迎えるに当たって、また一から体力トレーニングのやり直しっすわ!











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昭和レトロ食堂探訪 南国ラーメン(徳島県吉野川市)

2018-10-29 10:36:16 | プライベート
ブルドッグを出てお腹も気持ちも満たされたので時々仮眠をしながらずっと下道の194号を走って東の徳島県をめざす。
下町の玉三郎(梅沢富美男)よろしく下道の玉三郎じゃい!

徳島県には今回是非とも行かねば!と予定していた食事処があったのだ。




「南国ラーメン」
実はこのお店、ちょうど2年前に同じく石鎚山ガイドの帰路に入ったことがあり、今回念願叶っての再訪なのであった。
その時のブログ記事→→→ 『旅路(石鎚山ガイド 帰路編)』

昭和レトロ食堂を数多く訪れている身であるが、そんな僕の中で最強伝説として君臨しているまさに「裏ミシュラン5つ星」ともいうべき文化財レベルの名店なのである。
店内に入るとテーブルに座ったままで店主の大将が爆睡中。何度呼んでも反応せずこのまま永遠に目を覚まさないのでは!?と思ってしまうほどの大爆睡!入口のサッシをガチャガチャ音させてようやく起こすことが出来て先ずは一安心。
深夜ということもあり他に客はなく、酒を飲んでいる内にウトウトしてしまったとのこと・・・
「ウトウトしながら寝てしまうのが一番気持ちええわぁ~」と大将の言。さすが期待に堪えてくれます!


2年前と何も変わっていないことに安心してしまったこれまた期待通りの店内。
前回訪問時のブログで「昭和のテーマパークレベル」と書いたのだが、今回再訪してみてこの店に限ってこの表現は申し訳ないと感じた。
そのまま全て何もかも「昭和」でしかないのだ。この究極の雰囲気を作り出しているのはお店の外観、内装、料理などが大きな要因ではあることは勿論なのだがそれよりも寧ろこの店主の心、精神、人格そのものの表れであると・・・
例えばこの店をテレビ番組の『大改造!!劇的ビフォーアフター』に出てくる「空間の魔術師」と言われるような一流建築士が現代風の建物に大改装したとしてもこの独特の雰囲気は一切変わることはないのではと、そう思えて仕方ない。


何はともあれ前回はラーメン屋なのに敢えてラーメン以外のメニューを注文したので今回は正統派にラーメンを頂くことに。
味噌ラーメン、餃子、おでん の結構なボリュームの品を注文。数時間前にしっかりとトンカツを食べた後だけに少々後悔しかけたがさすがメインの味噌ラーメンはとても好みの味だし、餃子はニラがたっぷり薄皮の如何にも「これぞ本来の餃子!」という味でなんてことなく完食。
それに何より大将とのマンツーマンでの時事ネタ会話が楽しくあっという間に1時間も話し込んでしまっていた。

ということで本当の意味で今回の四国の旅路を締めくくることが出来て大きな満足感で店を後にしたのであった。

御馳走さまでした~










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昭和レトロ食堂探訪 ブルドッグ(愛媛県西條市)

2018-10-29 09:58:57 | プライベート
石鎚山の仕事を無事に終了して、四国まで遠征気分で来ているので折角なのでプチグルメ旅をしながら帰路につくことに。

やはりお決まりの昭和レトロ食堂をとキョロキョロしながら国道11号を車を走らせること数分。
待ってました!とばかりに好み風の食事処を発見!


「ブルドッグ」
店名どおりブル公が主張しまくってます!


駐車場が小さいのでトラックの運ちゃん御用達のお店というより寧ろ、近所の常連のお客さんに愛されているお店のようだ。
高齢のご夫婦で切り盛りされていて、お客さんとはずっと長い間家族ぐるみの付き合いをされているようで超家族ネタで盛り上がっていた。

♪~時の過ぎゆくままにこの身をまかせ~♪ ジュリー!(ジェリー藤尾ではありません。沢田研二です!)」
昭和、平成、そして2019年にはまた新しい年号を迎えるが、そんな年号の変遷には全く左右されず昭和という時代と空間がただ時間と共にそのまま経過してきていて、そして今なお現在進行中なんだなぁ~という思いにさせられたのであった。


やはりお決まりのトンカツ+ライスを注文(この店は定食というメニューはないのです)
ミラノ風カツレツのようなトマトソースベースのソースかけのちょっと珍しいトンカツだがとてもジューシーなお肉とサクサク衣のとても美味しい一品だった。

🎵~ニッチもサッチもどうにもブルドッグ~🎵

御馳走さまでした~










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四国 石鎚山 東稜

2018-10-29 09:01:53 | ガイド山行/バリエーションルート登山
10/27~28は、四国石鎚山に紅葉とバリエーションルートを楽しむ山行をガイドしてきました。

普段中部地方の仕事が多いこともあり2年ぶりの四国の山はちょっとした遠征気分で楽しめました。
紅葉を合わせて楽しめるようにとのことからこの時期に設定していますが、中腹辺りがちょうど紅葉の最盛期で感嘆の声が出まくりの絶景を堪能出来ました。また今回の参加者はよく歩けるお二人さんということもあり、折角なので東稜を登った後は墓場尾根散策や墓場尾根の上部岩稜を登攀をして楽しみました。


初日は伊予西条駅で集合して先ずは足馴らしの軽登山として日本300名山の瓶ヶ森に向かいました。


標高1600m、四国の屋根を紅葉観賞しながらのドライブです。


吉野川源流の碑に立寄り


瓶ヶ森の登山中、笹ヶ峰方面を望みます。


同じく瓶ヶ森登山中、笹原の雄大な景色が広がる四国の山の特徴的景観です。美し過ぎる景色にしばしば立ち止まって見惚れてしまいます。


瓶ヶ森山頂(女山)をめざして・・・


瓶ヶ森山頂


翌日はメインの石鎚山東稜をめざしてまだ暗い内に出発。
途中日の出が始まり山肌を真っ赤に染め始めました。


一般登山道から分かれて東稜に入ります。


中間部からは段々と岩々してきました。


東稜のシンボル的岩峰の「南尖峰」が迫ります。


鋭いナイフリッジを進みます。




一旦、南尖峰に登ってほぼ東稜を終了、このまま山頂へ行くのは勿体ないのでちょっと寄り道することに・・・
先ずはグーンと下り切ってから墓場尾根の上部岩稜(2ピッチ)を登攀開始。
頭上には核心部の被った岩が突き出ています。


墓場尾根と樹氷群


上部岩稜2ピッチの内、1ピッチを登ってから途中で再度寄り道して墓場尾根の名前の由来の「墓場」に向かいました。墓場は柱状節理の珍しい岩が特徴の名所なのです。


墓場尾根から見上げる南尖峰は、名前のとおりピラミッド型のめちゃくちゃカッコイイ岩峰です。


墓場寄り道の後は再度上部岩稜に戻って後半の2ピッチ目を登攀。
圧倒的な高度感を足下に気持ち良い岩登り。


核心部の小ハングを越えて・・・


さらに絶景の最上部を登ります。




今回登った、墓場尾根上部岩稜(2ピッチ)を横から望みます(下写真の赤線が登ったライン)。

この後、最高峰天狗岳を経て、登山者で溢れかえる石鎚山山頂の弥生で休憩してから下山開始。


下山途中より石鎚山を振り返り見ます。

土小屋に順調に下山し終えて今回の山行を終了しました。

ご参加のお二人様、お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。









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アイスキャンディ設営作業

2018-10-24 11:53:09 | プライベート
昨日は赤岳鉱泉のアイスキャンディー設営作業に参加してきました。


美濃戸林道の壊れた橋は現在急ピッチで復旧工事が行われています。


日本中から約30名の山岳ガイドの皆が集まり協力して作業を行いました。


今年も良い土台が出来上がりました。冬には凍結した姿で多くの皆さまのご利用をお待ちしています。









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