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あっという間に半年が過ぎまして

あれほどにぎやかだったエゾハルゼミの大合唱も、いつのまにか終演を迎え、

ウグイスの鳴き声「ホ~、ホケキョ!」が、開け放した窓から元気よく飛び込んで

くるようになりました。セミは数年間地中で過ごした後、地上に出て羽化すると

1カ月ほどでその寿命を終えます。キャンプ場内を歩いていたら、きつつきの森で

木にとまったまま最期を迎えたエゾハルゼミを見つけました。

暦はあれよあれよという間に6月の末。1年の折り返し地点を迎え、季節は春から

夏へ。命と自然と時間の移ろい、無常を感じる今日この頃です…。

 

まさに「あっ」という間に過ぎてしまったこの半年間。「あーすればよかった、

こーすればよかった」といろいろ考えているうちに、なんだかしんみりした気分に

なってしまいました…。

 

なので、気分を変えて、今回はそらぷちが全国の皆さんからたくさんの元気を

いただいているという話をお伝えして、このブログを読んでいただいている皆さん

にも元気になってもらうことにしましょうね!

 

そらぷちキッズキャンプには、さまざまな企業の皆さんから、たくさんのご支援を

いただいていますが、株式会社 黒ばら本舗さんでは「黒ばら 純椿油」の売り上げの

一部をそらぷちに寄付する、コラボ企画を実施いただいています。

 

サツドラさん、コープさっぽろさんの店舗での限定企画となっていまして、外箱に

手貼りしていただいている、このシールが目印!

 

髪や頭皮のお手入れだけでなく、洗顔やフェイスケア、乾燥肌や肌荒れなど全身の

美容オイルとしてもご使用いただける、椿油100%の商品となっています。

椿油が本来持っている髪や肌への浸透性と保湿力を損なうことがないよう、高温

加熱処理をしない、独自の生搾り製法によるピュアな椿油にこだわった逸品です。

寄付つきの商品は北海道内限定ですが、対象店舗が近くにない、北海道外に住んで

いるという方も、黒ばら本舗さんの純度100%の椿油をぜひ一度、お試しください!

 

国内のアウトドア用品の総合メーカー、株式会社モンベルさんでは、モンベルクラ

ブ・サポートカードのラインナップに「そらぷちキッズキャンプ サポートカード」

をご用意いただいています。

 

サポートカードは、購入者への通常ポイント(商品購入額の5~9%、1ポイント

は1円)はそのままに、これに加えて3%分がサポート団体に寄付されるという

仕組みになっていて、通常ポイントが5%のメンバーの場合、1,000円の商品購入で

50ポイントが購入者、30ポイントがそらぷちに寄付されるというもの。「もう既に

メンバーになっているよ」という方も、サポートカードへの変更が可能です。

 

モンベルクラブは年会費1,500円と有料ですが、モンベルショップでの商品購入時に

ポイントがつくのはもちろん、さまざまな優待・割引サービスが受けられます。

また、モンベルさんのオンラインショップでは、とってもお得なアウトレット品も

販売しているほか、商品購入の際には送料が無料になる特典もあるので、近くに

モンベルショップがないという方でも、お得にショッピングが楽しめます。

実際、地方に住んでいる私にとってはこの送料無料が一番うれしい特典で、ポイント

分と合わせれば、年会費の1,500円はすぐに元が取れちゃいます。

これからのシーズンに向けて、アウトドアウエアやギア、グッズなどを購入する予定

の方、おすすめですよ!!

 

そらぷちをあたたかく応援いただいている皆さんのご紹介をしていたら、なんだか

元気が出てきましたよー。

さぁ、これからが夏本番! 2022年の後半戦に向けて Let's Go !!

 

 

 

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花言葉を調べてみたら…

そらぷちガーデンでは、ルピナスが花を咲かせています。

調べてみると、ルピナスの花言葉は「想像力」「あなたは私の安らぎ」「いつも

幸せ」とあります。その一方で、肥料を旺盛に吸収する性質から「貪(どん)欲」

とも。色彩鮮やかで、かれんな見た目とは裏腹に、火曜サスペンス的な雰囲気も

漂ってきそうです。

「美しさを保つためには貪欲さも大切なの!」

ルピナスの声が一瞬、聞こえてきたような気もします…。

でも、「あなたは私の安らぎ」「いつも幸せ」と隣り合わせの「貪欲さ」。

なんだか、考えさせられますねぇ…。

 

ラベンダーの花も、薄紫に色づいてきました。

これから徐々に色を濃くしながら、7月中旬にはかわいらしい花を咲かせ、いやしの

香りを漂わせてくれることと思います。ちなみに、またまた花言葉を調べてみます

と「あなたを待っています」「清潔」「優美」「繊細」「期待」「幸せが来る」

「許し合う愛」「疑い」「不信」「沈黙」とあります。ルピナスに続き、徐々に

あやしい雰囲気…。いろんな妄想が働きます…。

むむむ ですねぇ~…。

 

駐車場の片隅ではヤマボウシ(山法師)も花ざかり。4枚の真っ白な花びらが

ゆらゆらと風に揺れ、さわやかな初夏を感じさせてくれます。

乗り掛かった舟ということで、花言葉を調べてみますと・・・ 「友情」!!

 

ルピナス、ラベンダー、ヤマボウシのように、色や形、大きさ、特性、

見た目も中身もそれぞれ違う、個性に富んだ、たくさんの子どもたちの笑顔の「花」

が、キャンプ場に咲き乱れる日が早く来ないかなぁ、な~んて考えてしまった初夏の

一日でした。

 

花言葉、けっこう楽しいかも !?

 

 

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気持ちのいいキャンプ+α(プラスアルファ)

2007年の森の案内所(事務棟)に始まったそらぷち施設の建設。宿泊棟、食事棟

など主要施設の工事が終わった2012年から、10年の月日が流れました。

たくさんの方のあたたかい気持ちが詰まった各施設。少しでも長く使い続けられる

よう、計画的な維持修繕がこれからの課題です。

 

現在はゲストハウスの外壁と屋根の塗装、案内所前のスロープの補修を行っていて、

今年度中に一部のボイラーも入れ替える予定です。

 

キャンプの最中に施設が壊れたり、設備が機能しなくなって、楽しみにしてくれて

いたせっかくのキャンプが台無しになってしまうのは、もちろん最優先に避けなけ

ればなりませんし、手をかけるのを後回しにすることでより大きなダメージを与え

てしまったり、費用がかさんでしまうのも避けねばなりません。

 

施設の維持修繕にはそれなりの費用がかかるので、管理する側とてはどうしても

後手後手になってしまいがちなものですが、そらぷちとしましては、いつでも

気持ちのいいキャンプを提供できるよう、適時、適切な施設の修繕・更新を行って

いかなければと考えております。

 

 

さてさて、話はガラリと変わりまして、キャンプ場内では育ち盛りの小さな

バッタくんたちが、あちらこちらで葉っぱをムシャムシャやっております。

 

では問題です! この写真の中に、何匹のバッタくんが写っているでしょうか?

答えは12匹 !! すごい人口(虫口?)密度です。

 

なので、元気よく育ったふきの葉っぱも、こんなに穴だらけ…。

 

でも、ふきやイタドリなどの植物がある程度大きくなった段階で、あたかも

「その成長を待ってました!」と言わんばかりに、バッタがいっせいに旺盛な食欲を

満たしているという何とも絶妙な流れに、緻密に計算された自然の摂理のようなもの

を感じてしまいます。自然って、やっぱりすごいですねぇ~!

 

自然の中の命の営み。

繊細だけど力強い。

そんな姿に私たちは圧倒され、心を動かされ、力をもらいます。

 

手入れの行き届いた施設で快適な気持ちのいいキャンプを、そしてキャンプ場がある

丸加高原の「自然のチカラ」「自然のスゴさ」を感じてもらえるようなキャンプを

お届けできるよう、6月末の今シーズン最初のキャンプに向けて鋭意準備中です!

 

 

 

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エゾハルゼミのBGMを聴きながら

キャンプ場の春はとってもにぎやか。

カエルのようでもあり、セミのようでもある、そんな鳴き声が場内に響きます。

その声の主はエゾハルゼミ。

 

森林に生息するセミで、ナツゼミのように市街地で見かけることは

ほとんどありません。

 

キャンプ場の所在地は北海道滝川市江部乙町の丸加高原。江部乙の市街地から

5kmほど離れた標高148mのところ、丸加山(標高305m)の中腹にあり、

ふもととの標高差は100mほどの丘陵地帯です。

 

標高286mにある展望台付近からの眺めはこ~んな感じ!

 

このロケーションだからこそ楽しめる、春の定期演奏会。

青空が広がる晴れた日は、エゾハルゼミの大合唱がキャンプ場を包み込みます。

 

そんな丸加高原には広大な畑や草原のほか、さまざまな野生生物が暮らす豊かな

森も広がっていて、四季折々の自然の営み、生き物たちの息吹が感じられます。

 

ちなみに、野生生物ではありませんが、写真の真ん中あたりにある白と黒の一団は、

放牧されている牛くんたちです。のどかに草をはんでおりまーす。

 

エゾハルゼミのBGMにのって、キャンプ場ではほかの虫たちも元気に活動開始!

 

尺を取りながら(?)葉っぱの上をお散歩中のしゃくとりむし。

 

赤のボディに黒の水玉模様をあしらい、おしゃれをしてお出かけ中のてんとうむし。

 

隠れ蓑(みの)をまとい、木と同化して人目(虫目? 鳥目?)につかないよう

ゆっくり進む変身上手、忍者みのむし(右下)。ちなみに、左上はセミの抜け殻。

 

葉っぱのベッドでお昼寝中。おなかいっぱい(はらぺこじゃない)の あおむし。

 

見晴らしの丘では、野うさぎくんが ぴーん と聞き耳を立てて ちょこん と正座。

エゾハルゼミの大合唱に聴き入っています   (^o^)/

  

 

そんな中、スタッフはそらぷちガーデン用資材の加工作業。

BGMの効果はてきめん、作業をする手の動きが、いつにも増してなめらか&軽やか

に動いているように見えます !!

 

 板のカット作業は動きが滑らかになりすぎると危険です。きくりん、気をつけて!

 

   コンパネに防腐剤を塗布。のんのん、ローラーの動きが軽快ですね~!

 

早いものでもう6月、1年の半分が過ぎようとしています。そして、月が変わる

ころには、エゾハルゼミに代わってナツゼミが鳴き始め、キャンプ場は夏本番を

迎えます。

 

 

 

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シリアスファンのある毎日

6月1日から始まりました

「真剣に楽しむ『シリアスファン』プロジェクト 植物を育てる編」。

入院中や通院中、在宅闘病中のお子さんと、そのきょうだいを対象に参加を

受け付けているところですが、開始早々から栽培キットの送付にお申し込み

いただきまして、本日(6月9日)までの約1週間で、5家族に10セットを

お送りしています。

 

発送にあたっては、

  病室や自宅で、ミニトマトちゃんの成長を真剣に楽しんでね!

  ミニトマトちゃん、元気に育つんだよ~

と、念(!!)を込めながら、梱包などの作業を行っております。

 

5月13日に栽培を開始した、キャンプ場のミニトマト「そらちゃん」と

「ぷっちーちゃん」は、3週間ほどで葉っぱが6枚になり、今ではこんなに

大きくなりました。

 

まいた4つの種のうち3つが芽を出しましたが、日当たりを考慮して1つは

間引いたので、現在は2つの株「そら・ぷっちー」が成長を続けています。

 

ちなみにですが、葉っぱが6枚というのは、コールマンさん提供のキャンプ用品

プレゼントに応募する条件となっていまして、葉っぱが6枚以上になった写真と、

今後の栽培に向けた意気込みをメールで送っていただくと、もれなくギフトを

ゲットできるという内容になっております。

 

根っこも元気に、ぐんぐん伸びておりますよ~。

 

さてさて、突然登場した「そらちゃん」と「ぷっちーちゃん」という名前は、

キャンプ場で栽培を担当している、恥ずかしがり屋の私(広報PR担当)が

人知れず、ひそかに名付けたもの。

  名前を付けているなんて知られたら…

  声に出して名前を呼んでいる姿を見られたら…

そんな事態になってしまったら、私は恥ずかしさのあまり、穴を掘って

逃げ込む(!!)ことになるに違いありません…。

 

なので、毎日、心の中で「そら、ぷっちー、おはよう」「今日は天気がいいね」

などと、がらにもない呼び掛けをしながら育てているのですが、私が付けた

この愛称も、私の心の中での呼び掛けも、キャンプ場のスタッフの中で知る者は

誰一人としておりません…。

 

  う~ん、これぞ シリアスファンですねぇ~!  ちがうか … (-_-)

 

でも、

真剣に、純粋に、マジメに 楽しむ

そうすることができる、そうしちゃう、そうせずにはいられない「何か」

がある毎日。 いいなって思いますよね !?

 

そんな「真剣」で、「純粋」で、「マジメ」な瞬間の積み重ねが

人生の豊かさ、人間としての厚みになるんだよなぁ…

なぁ~んて考えてしまった、今日この頃なのでした。

 

あぁ、シリアスファン。。。

 

 

 

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そらぷち自慢の 〇〇 をご紹介 ♪♪

春から初夏への移ろい・・・。

つい数週間前までは枝がむき出しで殺風景だった木々には葉っぱが繁り始め、

エゾハルゼミが元気に鳴き始めました。

緑の濃さが増し、虫などの鳴き声のボリュームが上がっていくにつれ、北国の

短い夏に向かって、いきものがみんなエネルギー全開で突き進んでいるようで、

1年で最も生命力を感じられる季節です。

 

そらぷち自慢のツリーハウスがあるきつつきの森も新緑に包まれ、ワイルド感

たっぷり、とってもいい感じになってきました。

 

そらぷちでは現在、キャンプは1家族ずつの受け入れとさせていただいています。

ひとりでも多くの子どもたちに、丸加高原に来てほしいという想い。

しかし、今もなお続くコロナ禍・・・。

たくさんの子どもたちの笑顔あふれる、にぎやかなキャンプ場に戻れる日を期待

しつつ、こういう時だからこそやるべきことは何なのか、そんなことを考えながら

の新たなキャンプシーズン突入となっています。

 

さてさて、5月末に予定されていた今シーズン最初のキャンプは、6月末に持ち

越しとなりました。与えられた時間を有効に使い、受け入れ態勢に万全を期した

いと思っております。

 

夏のキャンプ期間中は、場内にセラピーホース(馬)が滞在して、キャンパーに

「癒し」を与えてくれています。今年も例年同様、お馬さんたちに来てもらう

予定で、先日、私たちスタッフの現場予行演習のため派遣元のNPO法人北海道

障がい者乗馬センター(札幌市中央区盤渓)から、テリーくんと小次郎ジュニア

くんにキャンプ場に来てもらいました。

 

こちらがテリー。

 

そして、こちらが小次郎ジュニア。

 

テリーは何度もそらぷちに来ているベテランさんですが、小次郎ジュニアは今回が

初めての来場です。キャンプ場では、夜にゆっくり休む馬房や活躍してもらう馬場

に慣れるのはもちろん、人を載せた馬車をひくなど実際のお仕事にもチャレンジ。

ちょっとビビりな面もありますが、テリーと一緒に無事2泊3日の滞在スケジュール

を終了しました。

 

      颯爽(さっそう)と馬車をひく小次郎ジュニア。ピュ~

 

            馬場で仲良く草をはんでます♪

 

        遠くを見つめ、物思いにふける小次郎ジュニア

 

こんなかわいいお馬さんたちとふれ合えるのも、そらぷち自慢のキャンプ

プログラムの一つとなっています。

 

 

もう一つの自慢はお風呂。

そらぷちには大きな「もりのおふろ」と、少しこぢんまりとした「そらの

おふろ」の2つがあります。大きな窓からは、遠く暑寒別の山並みが

見渡せるほか、夕暮れどきには真っ赤に染まる夕焼け空が望めます。

 

先日、来るべきキャンプに向けて、今シーズン初の湯張りをしました。

浴槽にお湯がたまったころには、青空にいい感じの雲がプカプカ。。。

湯面には、そんなのどかな光景が映りこんでいました。

 

外から見るとこんな感じ。

窓が大きいのがわかると思います。

 

車いすでの乗り入れが必要だったり、体に装着した医療機器などの関係上、自宅の

お風呂では狭かったり、細菌などの感染予防のため温泉施設や公衆浴場を利用

できないなど、さまざまな理由でお子さんと一緒にお風呂に入ったことがない

というご家族もおられ、衛生面でも安心で、貸し切り状態で入れる大きなお風呂は、

キャンプに来られる皆さんの楽しみの一つとなっています。

 

今年は、この2つのお風呂がどんな楽しいひとときを演出してくれるのかな !?

そんなわくわくするシーンを思い描きながらキャンプに備えます ‼

 

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