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スノーギフト&Webゆき交流イベント実施

1月25~26日の2日間、キャンプ場と全国各地12の病院・施設(東京、千葉、栃木、茨城、神奈川、大阪、奈良、広島)をWeb中継で結ぶ相互交流イベント「森の中の『ゆき』をみてみよう(さわってみよう)」を実施し、約100人の子どもたちに真冬のキャンプ場の様子をお届けしました。
昨年に続き2回目となる今回も、キャンプ場に降ったばかりの雪を箱詰めして冷凍空輸で贈る「スノーギフト」の応募施設に参加いただき、ギフトはWeb中継の日時に合わせて到着するよう指定。雪に覆われたキャンプ場の様子を見てもらいながら、届いた雪にふれて遊んでもらおうという企画です。

贈った雪は厳しく冷え込んだ早朝、キャンプ場でそらぷちスタッフがサラサラの雪を箱詰めしたほか、北翔大学生涯スポーツ学部健康福祉学科の杉岡品子ゼミの学生さんにも、早朝のキャンパス内でお手伝いいただきました。

 

Web中継でキャンプ場の様子を楽しく伝えてくれたのは、フジテレビアナウンサーの黒瀬翔生さん。フジテレビさんにはそらぷち設立当初からさまざまなご支援をいただいており、昨年同様、今回の中継も全面的にバックアップいただきました。

 

中継で結んだのはツリーハウスがある「きつつきの森」。どれくらいの雪の深さかを見てもらうため、降り積もったままの雪原に足を踏み入れて説明したり、濡れたタオルをぐるぐる振り回して凍る様子を実演したりと、雪のキャンプ場を全身を使ってご紹介。ツリーハウス近くの雪面に残された動物の足跡クイズでは、こんなやり取りも。
「この足跡は何という動物のものでしょう?」
「クマ~!」
「クマは今、冬眠中です。北海道の冬はとーっても寒いから、暖かくなるまでクマは寝ているんですよ」
「へぇ~」
「正解は…キタキツネでした。ずーっと向こう、遠くまで続いていますね」
「長くてヘビみたーい」
ほかにも、ツリーハウスの中を探検したり、キャンプ場の中でよく見かけるエゾユキウサギやエゾリス、エゾシカなどの足跡のパネルを使ったクイズも楽しみました。

 

約30分間の中継の終盤、各施設に届いていたスノーギフトの箱が開けられると、子どもたちはもう夢中。握ってみたり、丸めてみたり、恐竜をつくってみたりと、サラサラの雪を思い思いに満喫。「はじめてさわったー」「思ってたよりも冷たーい」などなど、元気で楽しげな声が返ってきました。

今年もたくさんの方のお力添えにより、病気とたたかう子どもたちに笑顔と元気を届けることができました。中継に協力いただいたフジテレビの皆さん、宅配便の営業所から各病院・施設へ雪を運んでいただいた小野薬品工業株式会社の皆さん、そして参加いただいた各病院・施設の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

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